聖書通読クラブ Week 17

聖書通読クラブ Week 17

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シャローム!

寒い日々が続いておりますが、体調は守られていますでしょうか?
なかなか聖書を読むことができなかった方は、今までのことは忘れて、今日から新しく読み始めていきましょう。
今週は歴代誌第一を読み終えていきます。

今週の通読の中では、ダビデが神の箱をお迎えする箇所が出てきます。
神の箱とは何でしょうか?この器具は単なる古代の器具ではなく、イスラエルの信仰生活の中心を象徴する大切な器具です。

まず第一義的に、神の箱は神の臨在の象徴であることです。箱の中には十戒が刻まれた契約の板、芽を出したアロンの杖、そしてマナの壺などを納める場所であり、当時の礼拝では箱が神の「御座」「居所」のように扱われていました。
荒野においては、神の箱が移動すれば「神がともに移動する」ことを意味し、箱が安置される場所は神の臨在の中心地となっています。
歴代誌でダビデが箱をエルサレムに迎え入れ、レビ人を正しく整えて礼拝を行ったことが強調されるのは、まさに共同体が「神の臨在」を生活の中心に据え直す行為だったからなのです。

次に、神の箱は契約のしるしであることを見たいと思います。
箱に納められた十戒は、神とイスラエルの約束の核心を目に見える形で物質的に表しています。箱は「神が約束を忘れない、我々が約束に従うべきことを思い起こさせる」働きを持っています。だから箱を礼拝の中心に置くことは、共同体としてのアイデンティティ—「我々は契約の民である」という自覚—を再確認する行為でした。

また、神の箱は礼拝と秩序の焦点でもあります。歴代誌は祭司・レビ人の役割や礼拝の整え方が詳しく書かれていますが、その意図するところは、神の箱を正しく扱い、神に相応しい形で礼拝することにあります(ウザの事件や不適切な取り扱いの警告も思い出されますね)。
つまり神の箱は「どのように神と会うか」「どんな心構えで礼拝するか」を具体化する器具でもあります。

さらに霊的な視点で、イエス様の十字架を通して見ると、神の箱は救いの型として見ることができます。
神の箱の上にある「贖いの蓋」は、罪の償いの場を象徴することから、新約ではキリストの贖いと関係づけられます。神の箱が「神の臨在」と「贖い」を同時に表すことは、神が臨在のうちに民を回復するという救いの構図と結びつきます。
この蓋の上にいけにえの血が注がれ、そこから神は語られます。すなわち、ただ一度のまことのいけにえであるイエス様が流された血(いのち)を通して、私たちは神の声を聞くことができるのです。

現代において、神の箱は失われたままです。しかし、今という恵みの時代は、イエス様ご自身が神の箱となり、神の宮である私たちの最も聖なる場所に住まわってくださっています。
この神の御臨在を、絶えず私たちの内に歓迎し続けていきましょう。
今週の通読を通して、神の力強い臨在を悟り、体験していくことができますように。

【今週の通読】
●Day 115:歴代誌 第一 10章-12章
●Day 116:歴代誌 第一 13章-15章
●Day 117:歴代誌 第一 16章-18章
●Day 118:歴代誌 第一 19章-21章
●Day 119:歴代誌 第一 22章-24章
●Day 120:歴代誌 第一 25章-27章
●Day 121:歴代誌 第一 28章-29章

※通読の日付(Day●●)の箇所が誤っていました。お詫びして訂正します。

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