シャローム!
年が改まり、仕事始めや始業式を迎えた方も多いのではないかと思います。
今週の通読はサムエル記 第二を読み終え、列王記 第一に入っていきます。
ここで取り上げられる中心的な人物はソロモンでした。ソロモン王はどのような人物だったのか、改めて確認したいと思います。
知恵の王
ソロモンは神様から「何が欲しいか」と求められたときに物質的なものではなく、神からの知恵を求めました。(列王記 第一3章)その結果、同じ家で暮らす二人の母が
一方の子どもが殺されたことに対して、見事なジャッジを下しました。また、その知恵は全世界に広がり、シェバの女王も謁見に来たほどです。さらに、その知恵によって箴言、伝道者の書、雅歌を書き記しました。
国際的な名声と繁栄
神の知恵によって国を治めたソロモンは、外交も優れたものでした。交易や贈り物、同名によって富を増し加え、シェバの女王やヒラムなどとの交流を活発に行い、イスラエルの繁栄を増し加えていきました。
神殿を建設した王
父であるダビデの意思を引き継ぎ、ダビデの悲願だった神殿をエルサレムに建設しました。神殿で行われたのはもちろん礼拝です。これ以降、イスラエルはこの神殿を中心に信仰が建てあげられていきます。神殿の至聖所には神の臨在の箱が置かれました。すなわち、この場所がイスラエルの民の中心となったのです。
詩人、編纂者としての側面
先ほども述べましたが、ソロモンは箴言、伝道者の書、雅歌、そして詩篇の一部を記しました。これらはまとめて「知恵文学」と呼ばれます。
優秀な政治家
王として国を導いていくリーダーシップを持っていました。未だかつて誰も行ってこなかった大規模な神殿の土木工事や建設事業、徴税や兵役制度、政治的な側面では中央集権化を進めていき、揺るがない王国を制度面からも築いていきました。
晩年に訪れる堕落
ソロモンは神の戒めを守りながら、一方では妥協し、多くの外国の妻をめとっていました。そのことが彼の晩年に影を落とします。異国の妻たちが持ってきた偶像礼拝の影響を受け、晩年には神に背き、その結果、後継者の問題が発端として、ソロモンの死後に王国が分裂することに影響を与えました。
このように、列王記を通してソロモンの強さと弱さの両方の側面を見ることができます。しかし、彼の残した業績は小さなものではありません。それは彼一人で成し遂げたものではなく、父であるソロモンの神に対する絶大な信仰と行動力によって周到に準備された土台の上に建てあげられたものでした。
現代の日本は核家族化が進み、教会の中でも世代間の関係が希薄になってきている側面もあるかもしれません。
このようなコミュニケーション不足はサタンの格好の足場になり、お互いに疑いの種を植え付けます。
私たちは神の家族として、各世代に与えられている使命を全うし、次の世代のためにできることを行い、神の国を拡大させていきたいと願います。
今週の通読の中にも神様の豊かな油注ぎがありますように。
【今週の通読】
●Day 080:サムエル記 第二 16章-18章
●Day 081:サムエル記 第二 19章-21章
●Day 082:サムエル記 第二 22章-24章
●Day 083:列王記 第一 1章-3章
●Day 084:列王記 第一 4章-6章
●Day 085:列王記 第一 7章-9章
●Day 086:列王記 第一 10章-12章

