聖書通読クラブ Day 98【列王記 第一 4章~6章】

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シャローム!

ソロモンは知恵を用いて文字通りシャローム(平和)の王国を築いていきます。適切な人員を配置し、知恵を用いて外交をし、知恵を用いて神殿を建設していきます。
この神殿は何度か建て直されますが、イエス様の時代にまで至る神様のご臨在をあらわす場所となります。
この神殿はどのような形なのでしょうか。今回は図を作成しましたので、これを参考に読み進めてみてください。

今日もみことばに教えられていきましょう。

今日の通読箇所:列王記 第一 4章~6章

■アウトライン

ソロモン神殿

●ソロモンの資産:4章
  ・ソロモン王朝の高官:1-6節
  ・12人の守護:7-21節
  ・ソロモンの豊かさ:22-28節
  ・ソロモンの知恵:29-34節

●ヒラムとの契約:5章
  ・ヒラムへの申し出:1-6節
  ・木材の提供と平和条約:7-12節
  ・役務者:13-18節

●ソロモン神殿完成:6章
  ・神殿の概要:1-10節
  ・主のことば:11-13節
  ・神殿の完成:14-22節
  ・内堂:23-28節
  ・扉と壁:29-32節
  ・戸口:33-36節
  ・完成までの七年:37-38節

(1)通読のために心を整える

心を静めて、知恵と啓示の御霊をお迎えしましょう。

(2)通読

今日の通読箇所をまず音読しましょう。

(3)自分なりの受け取ったことをノートに書き記す

コラムを読む前に、自分なりに受け取ったことをノートにまとめてみましょう。

(4)コラムを読む

コラムを読み、質問の答えを考えてみましょう。

■コラム

【4章】ソロモンの資産

・ソロモン王朝の高官:1-6節
ソロモンは知恵によって国を一つにまとめます。ダビデの時代には南ユダ、北イスラエルの対立が見られましたが、1節ではソロモンはどの王となったと書かれているでしょうか?
そして、ソロモンは重要なポストの人事を発表します。まず最も重要な人物は神殿で仕える者です。そこにアザルヤを配置しました。
書記は軍務や貿易、行政などあらゆる国家に関わる重要な記録を担当する者です。誠実さと公正さと正確さが求められます。ここにエリホレフとアヒヤを投入します。
参議はヨシャパテです。ダビデを支えた腕利きです。参議は王のお世話、相談役、そして王の日課を記録します。
軍団長はベナヤ、政務長官はアザルヤです。政務長官は7節以降の守護の者たちをとりまとめる役割です。
そして宮内長官はアヒシャル。これは今の宮内庁と同じような働きで、王室全般の庶務を担当します。最後は役務長官アドニラムです。役務長官は国の公共事業のために人々を派遣する調整をし、労役を課して執行します。

・12人の守護:7-21節
ソロモンは上のリーダーたちに加えて、12人の守護をおきました。その目的は難のためでしょうか。1節後半を見てみましょう。
また、12と言えばイスラエルの部族の数ですが、ここをよく見てみるとユダ族が抜けています。どうしてでしょうか。
その理由は、ユダ族は徴税が免除されていたからです。今でも、イスラエルではラビ(教師)たちは、確か税金が免除か優遇されていたはずです。
ところがこのユダ部族だけ徴税を免れたことが、後に大きく影響してきます。
20節を見てください。王の名前、平和が国民全体にまで行き渡っています。これは出エジプトの時に金の子牛の前で食べて踊って不品行を行っていた時の楽しみとは別です。平和をかみしめ、感謝が溢れる毎日を過ごすことができる楽しみです。
敵は攻めてきません。食料も十分にあります。彼らは申命記28章の前半の祝福を体験しています。
そして、ソロモンは国境を更に広げ、周辺諸国からみつぎものを持ってきてもらっていました。強力な国とは戦うのではなく、仲良くしておいた方がいいという長年戦いが続く中東の歴史から生み出された文化です。

・ソロモンの豊かさ:22-28節
ソロモンは非常に多くの食材を王宮で消費していました。ここに描かれているのは一日分です。小麦約7,000リットル、大麦は約14,000リットルです。それだけ多くの人が王宮で仕えていました。
この豊かさの理由は平和です。平和をつくる者は幸いです。その者は神の子どもと呼ばれます。(マタイ5:9)
そのような中、民は安心して平和に暮らします。王の統治力の素晴らしさを知ることができます。
また、12の守護たちもきっちりと自分の任務を果たしています。
国防のために多くの馬を用意しました。それは大切なことです。しかし、申命記17:16には何と書かれているでしょうか?多くの馬を持ってはいけないと書かれています。不穏な空気を感じます。

・ソロモンの知恵:29-34節
ソロモンの知恵はただの知恵ではありません。「非常に豊かな知恵と英知」とあります。上からの知恵です。もともと子どもの頃から知恵があったソロモンが神様に知恵を求めました。持っている者はさらに与えられて豊かになり、持たない者は持っている物までもとりあげられます。(マタイ13:12)
知恵があると心も豊かになります。問題への対処が明確にわかるからです。その知恵は海外にも知れ渡ります。
30節ではエジプトの知恵に勝っていたとありますが、当時はエジプトは学問の最先端を行っていました。つまり、ソロモンは世界一の知恵を持っていたと言うことになります。
彼が残した詩篇、そして箴言、伝道者の書(コヘレトの言葉)、雅歌がありますが、それは後ほど、その書簡で触れます。
その知恵は多岐に及び、植物や動物、獣や鳥、はうもの魚などにも及びました。
神様が創造された物を神の知恵で探求しています。その知恵を一目見たいと多くの国から沢山のおみやげをもって王たちが訪れます。
まるでイエス様が誕生されたときに博士たちがやってくる様子のようです。

【5章】ヒラムとの契約

・ヒラムへの申し出:1-6節
ツロという場所は地中海の防衛記の要として豊かに栄えていました。この場所の特産は杉です。レバノン杉という高級木材です。かつてダビデは2サムエル5章で、この杉で王宮を建てました。

・木材の提供と平和条約:7-12節
そこでソロモンはツロの王、ヒラムに使者を送ります。神殿を建設するために木材と人材を提供してもらうためです。
ヒラムはイスラエルの民ではありませんでしたが、それでも彼の協力がなければ神殿は建設できませんでした。異邦人の提供する素材で神殿が造られています。
主がソロモンにくださった知恵を持って、ソロモンはツロの王ヒラムとウインウインの関係を結びます。平和のうちに結ばれる契約が誰も損をすることがなく、関わるすべての人に益があります。

・役務者:13-18節
ソロモンは人事でも神の知恵を用います。三万人もの役務者を上手に管理します。その方法はどのような物でしょうか?14節を見てみましょう。経営者の方はここにヒントがあるかもしれません。
そして、神殿建築はそのほかにも沢山の人が必要でした。ここに書かれている仕事と人数を見てください。どれほどの大事業だったかがわかります。
そして、特筆すべき事は、この仕事がイスラエルと異邦人が共同で行っていると言うことです。神殿はイスラエルの人々のためだけではありません。その大庭は異邦人のための祈りの場です。
イスラエルと異邦人、ふたつのものが一つとされています。その目的は何でしょうか。神殿の建設です。
私たちも今、この地上で信仰をもって歩んでいます。イスラエルの人々もイエス様に立ち返る者が多くおこされています。
この二つが一つとされていきます。そして、天のエルサレム、天の神殿が完成されていきます。

【6章】ソロモン神殿完成

・神殿の概要:1-10節
さあ、ついに神の神殿の建設に取りかかります。イスラエルの民がエジプトの地を出て480年目です。
神様の住まいは最初エデンの園でした。それから祭壇を通してご臨在を現されました。続いて荒野では幕屋の中から御声を発せられました。今度は神殿です。これから何度か建て替えられますが、イエス様が来られるまでこの神殿が中心となっていきます。
以下にアウトラインとソロモン神殿とモーセの幕屋の図を掲載しますので、照らし合わせながら読んでみましょう。
  
・主のことば:11-13節
・神殿の完成:14-22節
・内堂:23-28節
・扉と壁:29-32節
・戸口:33-36節
・完成までの七年:37-38節

ソロモン神殿とモーセの幕屋の見取り図 |  聖書通読クラブ

(5)ノートに記す

文中の質問、また以下の質問の回答をノートに記しましょう。
 ・【観察】今日の通読箇所の内容を簡潔にまとめましょう。
 ・【観察】神様はどのようなお方ですか?神様のご性質や神様がどのように働かれるかを書きましょう。
 ・【観察】ここからどんな真理や教訓を学べますか?
 ・【適用】自分の生活にどのようにあてはめることができますか?
 ・【感謝】受けた恵みや感謝はありますか?
 ・【祈り】実行できるように祈りましょう。

(6)祈り

実行できるように、主に切に求めて祈りましょう。

(7)分かち合う

ページの一番下にある「コメントを残す」というところに、受けた恵みを分かち合いましょう。

2件のコメント

  1. 成功している時、神様を忘れることが多いです。
    全ての人と平和を保てるように祈ります。

  2. エペソ人への手紙
    21 このキリストにあって、建物の全体が組み合わされて成長し、主にある聖なる宮となります。
    22 あなたがたも、このキリストにあって、ともに築き上げられ、御霊によって神の御住まいとなるのです。

    今地上で、あらかじめ整えられ成長し、かの日には、慌てふためくことなく、私自身も生ける石として霊の家に築き上げられ主の宮に寸分違わず静寂をもって組み合わされますように。

    今 この地上においても、神に喜ばれる霊のいけにえをイエス・キリストを通して捧げる、聖なる祭司となりますように助け導いてください。

    ソロモンの社会的、物質的栄華すら一時の幸にすぎないことを肝に銘じて、主が来られてから後悔することがないよう、主と同じ形に姿を変えられていく方を選び、永遠の栄光と幸福を選び取ることができますように。

    Ⅰペテロの手紙9節
    しかし、あなたがたは選ばれた種族、王である祭司、聖なる国民、神のものとされた民です。それは、あなたがたを闇の中から、ご自分の驚くべき光の中に召してくださった方の栄誉を、あなたがたが告げ知らせるためです。

    感謝します。
    琴線に触れるみ言葉は、人それぞれですが、私は、このみ言葉を読む度に心に響き、奮い立つ思いです。
    私たちの一番大切な仕事は王であり祭司でしたね。

    神様、こんな私を忘れずに見出してくださって名指しで呼んでくださったことありがとうございます。

    いつも主と共にいて、一番大切なことを大切にすることができますように。

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