聖書通読クラブ Day 99【列王記 第一 7章〜9章】

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シャローム!

ソロモンは神の宮を完成し、自分の住む宮殿も完成させます。軍備を拡張し、工事のための監督も備えます。ソロモン王国はあらゆる面で完璧といえるほど祝福されていました。
ソロモンの絶頂期を見ることができます。彼はどのようにこの大きな事業を成し遂げていったのでしょうか。そして、どのように絶頂期を迎えていくのでしょうか。

今日もみことばに教えられていきましょう。

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今日の通読箇所:列王記 第一 7章~9章

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■アウトライン

ソロモンの礼拝

●ソロモン神殿の周辺:7章
  ・レバノンの森の宮殿:1-2節
  ・柱と戸口:3-5節
  ・広間:6節
  ・さばきの広間:7節
  ・住む家:8節
  ・石:9-12節
  ・ヒラムの召喚:13-14節
  ・ヤキンとボアズ:15-22節
  ・鋳物の海:23-26節
  ・十個の青銅の台座:27-37節
  ・十個の洗盤:38-39節
  ・ヒラムの仕事:40-47節
  ・宮の用具:48-50節
  ・工事の完成:51節

●ソロモンの祈り:8章
  ・イスラエルの長老の招集:1-11節
  ・ソロモンの祝福:12-21節
  ・ソロモンの祈り:22-26節
  ・わたしの名をそこに置く:27-30節
  ・正しい報い:31-32節
  ・罪の赦し:33-34節
  ・雨:35-36節
  ・主の報いの理由:37-40節
  ・異邦人が祈るとき:41-43節
  ・敵に立ち向かうとき:44-45節
  ・罪の悔い改め:46-53節
  ・民への祝福:54-61節
  ・主の宮の奉献:62-64節
  ・祭り:65-66節

●ソロモンへの謁見:9章
  ・主の顕現:1-9節
  ・ヒラムのささげたもの:10-14節
  ・役務者の事業:15-22節
  ・工事監督:23節
  ・パロの娘:24節
  ・いけにえと香:25節
  ・船団:26-28節

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(1)通読のために心を整える

心を静めて、知恵と啓示の御霊をお迎えしましょう。

(2)通読

今日の通読箇所をまず音読しましょう。

(3)自分なりの受け取ったことをノートに書き記す

コラムを読む前に、自分なりに受け取ったことをノートにまとめてみましょう。

(4)コラムを読む

コラムを読み、質問の答えを考えてみましょう。

■コラム

【7章】ソロモン神殿の周辺

・レバノンの森の宮殿:1-2節
ソロモンは神殿の建築には7年を使いましたが、自分の住む宮殿には13年と、倍近くの時間をかけています。
ダビデは自分の住んでいるところが豪華だったのに比べ、主の箱が野ざらしで簡単な天幕にあることを申し訳なく思いました。
しかし、ソロモンは時間の長さだけで見るなら、自分の暮らしを大切にしているように思えます。
「レバノンの宮殿」とは、レバノンにあるわけではなく、材料がレバノンから運ばれたのでこのように呼ばれています。
今回もソロモンの宮殿のイラストを作成しましたので、そちらを見ながら読み進めてください。

・柱と戸口:3-5節
・広間:6節
・さばきの広間:7節
・住む家:8節
・石:9-12節

・ヒラムの召喚:13-14節
青銅の職人、ヒラムが呼ばれます。彼の父はツロの人、母がイスラエルの人でした。モーセの幕屋を建築したベツァルエルやオホリアブのようです。
 
・ヤキンとボアズ:15-22節
ソロモンの神殿の特徴はこの二本の柱でしょう。律法の書には書かれていないので、単なる装飾だと思われます。
一方はヤキン。「彼は建設する」と言う名前です。もう一方はボアズ「力を持って」です。

・鋳物の海:23-26節
モーセの幕屋では洗盤がありましたが、ここでは「海」と呼ばれています。相当大きな水瓶でした。

・十個の青銅の台座:27-37節
・十個の洗盤:38-39節

神殿の周りに十の台座、その上に十の洗盤が置かれました。モーセの幕屋では一つでしたが、なぜ海とこの十の洗盤があるのでしょうか。
おそらく、海は祭司が身をきよめるため、十の洗盤は大量に献げられるいけにえを洗ったりするためだと考えられます。(2歴4:6)

・ヒラムの仕事:40-47節
数え切れないほどの青銅が用いられました。ソロモンの豊かさを現しています。
そして、青銅の品々は粘土が豊富に採れるスコテとツァレタンの間で製造されました。

・宮の用具:48-50節
神殿の建物が建設され、中で使われる道具が造られます。パンの机も燭台も10個つくられます。
興味深いことは、モーセの幕屋は中心部から造られましたが、ソロモン神殿は逆の外側から造られている事です。

・工事の完成:51節
こうして、主の宮のすべての工事が完了します。

【8章】ソロモンの祈り

・イスラエルの長老の招集:1-11節
イスラエルが集まり、かぞえきれないほどのいけにえが献げられます。そして、神殿の中で最も大切な主の契約の箱が至聖所のケルビムの翼の下に入れられます。
ダビデの幕屋から神殿へと移行しました。
もし、これが人の思いつきだったらこれで終わったでしょう。しかし、10節を見ると、雲が主の宮に満ちています。主が受け入れ、答えてくださっています。祭司はそこで立って仕えることができませんでした。このような礼拝を毎回体験したいです。
原語の栄光とは別の意味で「重い」と言う意味があります。主の臨在は重いものです。それゆえ、そこに立っていることはできません。

・ソロモンの祝福:12-21節
そこでソロモンは不思議なことを言っていることに気づきますか?「主は、暗やみの中に住む、と仰せられました」とあります。主は光ではないでしょうか?なぜ主は暗闇の中に住まわれるのでしょうか?
理由は出エジプト記の19:16にあるように、主がシナイ山の上に降りて来られたとき、密雲に包まれたからです。
また、主は暗闇をも支配しておられます。創世記のはじめでは暗闇の中に「光があれ」と言われました。
私たちの内側も主を知らないときは茫漠とした状態でした。わきまえのない暗闇です。そこに主の光が届くとき、私たちは悟りを得ます。
そしてソロモンは王として民を祝福します。モーセが告げたことがこの時、ようやく実現しました。神の神殿がついに建てられたのです。

・ソロモンの祈り:22-26節
ソロモンは主に祈ります。神への感謝とダビデに約束してくださったことを守ってくださるように祈ります。
主は口だけではなく、契約するだけでもなく、必ず守り、実行してくださるお方です。

・わたしの名をそこに置く:27-30節
ソロモンは続けて祈ります。神様はすべての創造主です。ですから、人の造った小さな神殿に主が住まわれるというのはおかしな事です。天も天の天も主をお入れすることができないと言っています。
しかし、神様は人を愛する故に、この神殿に住まわってくださいます。ここで注意しておかなければならないのは、教会に行かなければ神様に出会うことができないと考えるのは違うと言うことです。
神様はどこにでもおられます。今は私たちが主の宮とされています。ですから私たちがイエス様の死と葬りと復活を信じるなら、神様は私たちの中に住んでくださいます。
そして、興味深いのはこの祈りの最後が赦しを求めていることです。私たちはどこまで行っても罪赦された者です。この祈りがとても大切です。「我らの罪をも赦したまえ」

・正しい報い:31-32節
主だけがまことのさばき主です。イスラエルの民の問題をさばくのは祭司や王ですが、それでも難しい問題は主がさばいてくださいます。

・罪の赦し:33-34節
万が一罪を犯すとき、また、戦いに負けるとき、悔い改めることができるよう祈ります。

・雨:35-36節
雨は祝福のしるしでもあります。水の少ない中東では雨はいのちのみなもとです。雨が降らないことと罪は密接な関係にあります。
自分の罪を認め、主に正しく歩むべき道を教えられるとき、雨が降ります。そして、私たちの内なる人の地は良い地、耕しやすい地になり、そこにみことばの種が蒔かれます。、

・主の報いの理由:37-40節
聖書では飢饉や害虫などの災いも神様からの警告と考えられています。神様はそのような強硬手段を用いてでも、民の心を主に向けさせてくださいます。
主はすべての心を知っておられます。すべての生き方にしたがって報いてくださいます。
そのすべての目的は難でしょうか。それは40節にある「いつも主を恐れるため」です。

・異邦人が祈るとき:41-43節
ここに私たちの希望があります。旧約聖書はイスラエルの人々の契約の書物です。しかし、イエス・キリストの十字架によってその契約は異邦人にまで及びました。ハレルヤ!
ところが旧約聖書もよく読むと、異邦人にも開かれたものであることがわかります。主はアブラハムを通して「イスラエルが祝福されるように」とは言われず「すべての民族が」と言っています。
恵みの時代である今はなおさら、私たちはこの聖書の約束を自分のものとして受け取り、神様に感謝しようではありませんか。
それに加え、みなが主の御名が呼び求められなくてはならないことを知るようになることが書かれています。まるで大宣教命令のようです。

・敵に立ち向かうとき:44-45節
イスラエルの民が戦いに出て、宮に来ることができなくても、エルサレムの方向を向いて祈るとき、その祈りを聞いてくださいと祈っています。
だからといって、私たちがいつも西の方向を向いて祈る必要はありません。私たちは霊の目によっていつも神様を見上げて祈る必要があります。

・罪の悔い改め:46-53節
このみことばを重く受け止めましょう。「罪を犯さない人間はひとりもいない」のです。彼らが捉えられ、遠くの国に連れて行かれると書かれていますが、はたしてこれがバビロン捕囚という形で実現してしまいます。
どのようにしてそこから出てこられるのでしょうか。鍵は悔い改めです。失敗することはある意味仕方ありません。大切なのはその罪を認め、みずから反省して悔い改める事です。そして、心を尽くし、精神を尽くして主に立ち返る事です。
悔い改めましょう。今こそ悔い改める時です。昨日悔い改めましたか?それは昨日の悔い改めです。今日、主が示してくださる道へと進んでいきましょう。

・民への祝福:54-61節
長い心からの祈りを主にささげたソロモンは立ち上がり、再び民を祝福しています。
エジプトを出てようやく、敵のない地に安住することができます。
ここでソロモンは三つの祈りをしていますがそれが何かわかりますか?
主が共におられること、彼らが主に心を向けること、主が祈りと願いを聞いてくださることです。これをとりなしの3ステップとして祈ってみましょう。
そして61節、これが本当に私のただひとつの願いでもあります。主と心を全く一つにし、主のおきてに歩む事です。

・主の宮の奉献:62-64節
これだけの神殿が奉献されました。お祝いもとても盛大なものです。神殿が建てられたことでイスラエルの心がひとつになって喜んでいます。

・祭り:65-66節
イスラエルの民も共に祭りに加わり、すべての恵みを喜び、心楽しく天幕に帰りました。おそらく、この恵みと喜びでは家庭の中でも残り香のように豊かにただよい、その家庭を祝福されたことでしょう。

【9章】ソロモンへの謁見

・主の顕現:1-9節
ソロモンが造りたいと望んでいたものが完成したとあります。おそらく、ソロモンが王になって25年くらいたったと考えられます。
その時、突然主がソロモンに現れてくださいました。
3節を見ると、主が祈りに答えてくださっています。主ご自信がこの宮を聖別してくださいました。この事で、この神殿はただの建物ではなくなりました。主の住まわれる宮です。主のご臨在の留まる場所となります。
また、主の戒めを守るものに与えられる報いが書かれています。それはどのようなものでしょうか。
しかし、これは無条件では与えられません。この条件を守る者に与えられる報いです。
6節からは、主のいましめを守らない者の事が書かれています。
その者はどうなると書かれているでしょうか。主は宮を投げ捨て、廃墟とされると書かれています。この事を自分事として捉え、祈りましょう。

・ヒラムのささげたもの:10-14節
ソロモンとヒラムは契約を結んでいました。ヒラムはソロモンに資材を送り、ソロモンはヒラムに賃金と食料を与えることです。
それに加えて、ここではソロモンに金120タラントを送っています。おろらく200億円くらいの価値だと思います。ソロモンはその見返りとして12の町をヒラムに与えますが、ヒラムはそれを気に入りません。なので、この町々はカブル(いったいなんですかという意味)と呼ばれました。
ソロモンは計算高い側面もありましたので、ヒラムにそこそこの場所を与えようとしました。ヒラムもその事に気づいたのではないかと思います。
ひとつ興味深いことは、このカブルという町にガリラヤが含まれていました。ヒラムの目には価値のない場所ですが、そこがやがて救い主の現れる場所となります。

・役務者の事業:15-22節
ソロモンは主の宮、自分の住まいを建て、その後軍備を拡充していきます。この時代に戦いはありませんでしたが、いつ敵に襲われるかわからないのがこの時代の中東です。万が一に備えます。
このように実際的に備えることがとても大切です。しかし、ダビデはまず礼拝者を整えました。一方ソロモンは軍事を拡充していきます。ソロモンは完全に神により頼んでいないという側面を見ることができます。
健康や経済や様々なことに忙しくなることも大切ですが、その源である神様を第一にしていないのであれば、それは神様に喜ばれることではありません。第一のものを第一とする、本当にシンプルですがとても重要な事です。

・工事監督:23節
また、工事監督は550人もいました。城壁や宮、道路など、様々な箇所をきれに整えていたことでしょう。

・パロの娘:24節
ソロモンはパロの娘をとても大切にしていました。美しかったのかもしれませんが、外交の目的もあったのではないかと思います。
イスラエルの王とエジプトの王の娘が夫婦であることもすこし疑問ですが、パロの娘の家も神の家のすぐ隣でした。神の宮とエジプトが近くにあります。
確かにダビデも異邦人の妻を持っていましたが、それとは違う感じを覚えます。なんともすっきりしないというか、モヤモヤする感覚があります。
これが混ぜ物の特徴です。もっともらしいのですが、後味がわるい感じです。今は混ぜ物の時代です。講壇からみことばでないことがさも神様の御心のように語られる時代です。それぞれがしっかりとみことばと関係をもって、見分け、とりなし祈っていきたいものです。

・いけにえと香:25節
ソロモンはパロの娘を妻としながら、いけにえを献げています。礼拝しています。このことが私たちを余計に混乱させます。
主からの霊はシンプルです。混乱したり、迷ったりするのは神からの霊ではないことが多いのです。

・船団:26-28節
ここでもヒラムがからんできます。ヒラムは海路も制していました。木材を運ぶのも海路だからです。
ヒラムのしもべとソロモンのしもべは共にオフィルに行き、そこで金を発掘しソロモンに持ってきました。
なんだか少し不穏な空気が流れているように感じます。最初は華々しく素晴らしいソロモンですが、この後どうなっていくのでしょうか。

ソロモンの宮殿 | 聖書通読クラブ

(5)ノートに記す

文中の質問、また以下の質問の回答をノートに記しましょう。
 ・【観察】今日の通読箇所の内容を簡潔にまとめましょう。
 ・【観察】神様はどのようなお方ですか?神様のご性質や神様がどのように働かれるかを書きましょう。
 ・【観察】ここからどんな真理や教訓を学べますか?
 ・【適用】自分の生活にどのようにあてはめることができますか?
 ・【感謝】受けた恵みや感謝はありますか?
 ・【祈り】実行できるように祈りましょう。

(6)祈り

実行できるように、主に切に求めて祈りましょう。

(7)分かち合う

ページの一番下にある「コメントを残す」というところに、受けた恵みを分かち合いましょう。

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