聖書通読クラブ Week 39

聖書通読クラブ Week 39

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シャローム!

通読は続いていますか?
今週の通読はホセア書、ヨエル書、アモス書になります。

ホセア書は、預言者ホセアと不忠な妻ゴメルの結婚物語を通して、偶像礼拝に走る北王国イスラエルの裏切りと、なおも追いかける神の愛を描いています。子どもたちに付けられた「ロ・ルハマ」「ロ・アンミ」などの象徴的な名は裁きを示しますが、最後には「わが民」と呼び直される約束が掲げられます。神は義と愛の両方を示し、不倫の妻を迎え入れる夫の姿で契約に立ち返るよう訴えています。

ヨエル書は、国を襲ったいなごの大群と干ばつを「主の日」の前触れとして描き、悔い改めを促します。断食と集会をもって心を裂くことが求められ、悔い改める民には、穀物と油の回復、聖霊注ぎという祝福が約束されます。「すべての肉なる者の上にわたしの霊を注ぐ」との預言は、ペンテコステで成就し、終末的救いの扉を開くものです。

アモス書は、ユダ出身の羊飼いアモスが北王国に赴き、周辺諸国からイスラエルまで八つの「災い」を宣告します。豪奢と宗教儀式に酔う上層部を「巴シャンの雌牛」と呼び、社会正義を踏みにじる罪を厳しく糾弾します。「正義を川のように、恵みを尽きない流れのように」流れさせよとの叫びは、礼拝よりも倫理を重んじる神の心を示します。裁きは避けられませんが、終章ではダビデの倒れた仮庵が建て直され、諸国が主のもとに集う回復の希望が語られます。

三書はそれぞれ、神の愛(ホセア)、悔い改めと霊の刷新(ヨエル)、社会正義と終末の回復(アモス)という異なる角度から、罪を暴きつつも回復を備える主のメッセージを伝えています。

今週も聖霊の助けを求めながら、聖書の真理を見つめ、通読を続けていきましょう。

●Day 265:ホセア書 5章-7章
●Day 266:ホセア書 8章-10章
●Day 267:ホセア書 11章-14章
●Day 268:ヨエル書 1章-3章
●Day 269:アモス書 1章-3章
●Day 270:アモス書 4章-6章
●Day 271:アモス書 7章-9章

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