シャローム!
通読は続いているでしょうか?
今週はテモテへの手紙第一、第二、テトスへの手紙、ピレモンへの手紙、そしてヘブル人への手紙の通読となります。
テモテへの手紙 第一はパウロがテモテに宛てた手紙です。教会のリーダーとして、異端に対抗し、信者たちを正しく導くための教えを与えます。祈り、健全な教え、長老や執事の選び方、女性の役割、信仰における忠実さを強調します。また、信仰生活における敬虔さと、キリスト教徒としての生活規範を提供しています。
テモテへの手紙 第二はパウロが獄中からテモテに送った手紙になります。彼はテモテに、迫害に耐え、福音を守り続けるように奨励します。福音宣教の重要性、忍耐、信仰における忠実さ、偽教師に対する警告、信仰の継承が主なテーマです。パウロは自分の死が近いことを認識し、信仰の戦いを最後まで走り抜くように励まします。
テトスへの手紙はパウロがテトスに宛てた手紙です。教会のリーダーとして、クレタの教会での指導を促します。長老の任命基準、教会の秩序、健全な教え、そして信者としての模範的な生活のあり方が述べられています。特に、キリスト教徒としての良い行いと、信仰に根ざした生活が強調されています。
ピレモンへの手紙はパウロがピレモンに宛てた手紙。逃亡奴隷オネシモの赦しと受け入れを求める内容です。パウロは、オネシモを兄弟として扱うようにピレモンに訴え、キリストにある愛と赦しの重要性を強調します。短い手紙ですが、キリスト教的な赦しの原則が強く反映されています。
そしてヘブル人への手紙はキリストが旧約の律法や預言者たちを超えた、より優れた存在であることを強調します。キリストの大祭司としての役割、彼の犠牲による完全な贖い、信仰による救いが主なテーマです。読者に、信仰を堅持し、試練の中でも信仰を守るよう励まします。
今週も聖霊の助けによって、聖書の中にある真理を見つめ、通読を進めていきましょう。
●Day 344:テモテへの手紙 第一 1章-3章
●Day 345:テモテへの手紙 第一 4章-6章
●Day 346:テモテへの手紙 第二 1章-4章
●Day 347:テトスへの手紙 1章-3章・ピレモンへの手紙
●Day 348:ヘブル人への手紙 1章-3章
●Day 349:ヘブル人への手紙 4章-6章
●Day 350:ヘブル人への手紙 7章-9章