聖書通読クラブ Day 347

聖書通読クラブ Day 347【テトスへの手紙 1章-3章、ピレモンへの手紙】

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シャローム!

今日の一日でテトス、そしてピレモンへの手紙を読み終えます。テトスでは牧会する上で気をつけること、だまされないようにすること、また、それぞれの人に対しての指導などが書かれています。
また、ピレモンでは和解と赦しに関してが書かれています。私たちにも身近で、非常に有益な内容となっているのではないかと思います。今日も聖霊様に導かれ、通読をしていきましょう。

今日の通読箇所:テトスへの手紙 1章-3章、ピレモンへの手紙

■アウトライン

●だまされるな:1章
  ・永遠のいのちの望み:1-4節
  ・長老たちの任命:5-9節
  ・神を知っているといいながら:10-16節

●それぞれの人に対して:2章
  ・健全な教えにふさわしい話し:1-14節
  ・十分な権威を持って:15節

●実を結ぶ者となる:3章
  ・すべての良いわざを進んでする者:1-11節
  ・実を結ばない者にならないため:12-14節
  ・結びの挨拶:15節

●和解と赦し:ピレモン1章
  ・冒頭の挨拶:1-3節
  ・信仰と愛について聞いている:4-7節
  ・オネシモ:8-20節
  ・従順を確信する:21-22節
  ・結びの挨拶:23-25節

(1)通読のために心を整える

心を静めて、知恵と啓示の御霊をお迎えしましょう。

(2)通読

今日の通読箇所をまず音読しましょう。

(3)自分なりの受け取ったことをノートに書き記す

コラムを読む前に、自分なりに受け取ったことをノートにまとめてみましょう。

(4)コラムを読む

コラムを読み、質問の答えを考えてみましょう。

■コラム

【1章】だまされるな

・永遠のいのちの望み:1-4節
テトスの手紙もパウロの牧会書簡のひとつです。テトスはパウロの信仰の子どものような存在です。彼はコリントにパウロの手紙を持っていった者です。また、エルサレムの教会にも醵金しました。ギリシャ人であり、彼に割礼を強いる者に対しても一歩も譲りませんでした。
テトスは問題を持っている教会に派遣され、そこを建て直す使命を受けました。
パウロは冒頭で、自分の使徒としての使命、選ばれた事を語っています。これは永遠の昔から約束されていることです。その約束は永遠のいのちの望みです。
神はご自分の定められた時に、みことばを宣教によって明らかにされました。定められたときとは、イエス様が受肉され、この地に来て下さったときです。明らかにされるのはみことばの宣教によってなのです。パウロはその宣教を神の命令によってゆだねられました。そして、そのゆだねられたものを今度は信仰の子ども、テトスへと委ねられていきます。

・長老たちの任命:5-9節
パウロがテトスを残した理由があります。それは何でしょうか?5節を見ましょう。残っている仕事の整理と、長老の任命です。
そのために、必要な資質は何でしょうか?6-9節を見ましょう。まず、家庭を良く治めている人です。そして、自分を制することができる人です。さらに、人に愛を現す事ができる人です。そして何より、9節のようにみことばをしっかり守ることが大切です。その理由はなにでしょか?9節後半を見ましょう。

・神を知っているといいながら:10-16節
パウロは教会に対して反抗的な者、空論に走る者、人を惑わす者が多くいると言っています。特に割礼を受けたもの、つまりユダヤ人です。彼らをどうしろと言っていますか?彼らはなぜその様な事をするのでしょうか?彼らの目的は金儲けです。不正な利を得るためだと書かれています。今の時代の陰謀論者も、もっともらしいことを言い、人々をだましますが、その目的は金儲けです。だまされてはいけません。
そのような人にはきびしく戒め、信仰を健全にしなければなりません。15節には、きよさと汚れが書かれています。汚れたものの特長は何でしょうか?16節を見てみましょう。

【2章】それぞれの人に対して

・健全な教えにふさわしい話し:1-14節
その様な中でも、テトスには健全な教えにふさわしい話しをすることが勧められています。非常に具体的な事が書かれていますので、見ていきましょう。
まず老人たちにはどのように教えますか?2節を見ましょう。
年をとった婦人たちにはどうでしょうか?3節を見ましょう。そうすればどうなりますか?4-5節を見ましょう。それによって、神のことばがそしられないためです。
それでは、若い人々はどうでしょうか。6節を見ましょう。また同時に自分の背中で教えていく必要があります。みことば通りの品性を身につけ、彼らと接するなら、敵対する者も何もいえなくなります。
奴隷に対してはどうでしょうか?5つのことが書かれています。その目的は何でしょうか?10節後半を見ましょう。
私たち信じる者も主の奴隷です。すべての人を救う神の恵みが現れました。そのことが私たちに二つのことを捨てさせます。12節を見ましょう。また、どのように生活する必要がありますか?三つのことを12節後半から見つけましょう。
これは祝福された望みです。それは具体的にはどのような望みでしょうか。それはイエス様の栄光ある現れ、主の再臨です。
14節にはイエス様の来られた目的が書かれています。それはなにでしょうか?これが恵みです。また、きよめられるのは誰のためでしょうか?

・十分な権威を持って:15節
パウロは自分の持っていた牧会のノウハウを惜しみなく、具体的に教えました。牧会者はこれをどのような態度で行う必要があるでしょうか?年が若くとも、主からの権威を与えられた者はこのような態度で牧会をする必要があります。

【3章】実を結ぶ者となる

・すべての良いわざを進んでする者:1-11節
敵対する者にはこのような事を持って注意を与えます。同時に、支配者や権威者にはどのような態度を教える必要がありますか?人の上に立つ者は皆に仕える者でなければなりません。そのために必要な品性は従順、良いわざを進んでする者となることです。
同時に、口のことばにも気を配る必要があります。また、リーダーの強い性質を表に出すのではなく、むしろキリストにある柔和な心で、すべての人に優しい態度を示すように教える必要があります。それが真のリーダーです。力でねじ伏せて従わせるのではなく、「あの人にはついていきたい」と思わせるのがリーダーです。
以前の私たちはどのような者だったでしょうか?3節を見ましょう。しかし、イエス様が来られたとき、それがどのように変えられましたか?主が先に愛を示して下さいました。また、私たちが救われたのは自分の行った義ではなく神ご自身のあわれみのゆえに、聖霊様による神聖と更新と洗いを持ってのことでした。
神聖とはイエス様のいのちである御血潮、更新は御霊による更新、洗いは水、すなわちみことばの洗いです。
神様はこの聖霊様をどなたによって私たちに豊かに注いでくださいましたか?少しではないのです。豊かに注いでくださいました。どうしてそのようにして下さったのでしょうか?7節を見ましょう。
神の恵みを本当に知るなら、私たちは良いわざに励むようになるでしょう。なぜなら神は私たちをあらかじめ良い行いをするように創造してくださったからです。(エペソ2:10)
しかし、繰り返し書かれていることですが、これに注意しなければなりません。9節を見ましょう。これらは無益で、むだなものだと書かれています。
また、特に気をつけなければならないのは10節にあるように、分派を起こす者です。このようなものは一、二度戒め、従わないようだったら除名するように書かれています。このような者の特長は何でしょうか?11節を見ましょう。

・実を結ばない者にならないため:12-14節
パウロはテトスのかわりにアルテマスかニコポリを送るつもりのようです。彼らが到着すると、テトスはパウロのとこに戻ってこられます。また、ゼナスとアポロという人にも気を配っています。
そして、無駄で無益なことばかりしている人たちの中において、正しく歩むことを念を押しています。私たちには目標があります。そこに向かって一心に走っているので、無駄な時間を過ごす暇はないのです。それはどうしてでしょうか?私たちが実を結ぶためです。無駄な議論をしている者たちは、自分たちには達成感はあるでしょうが、神の目にはなにも実を結んでいないのです。私たちは実を結ぶ者として成長させられていきましょう。

・結びの挨拶:15節
パウロはここでも、信仰の友にあいさつを送っています。恵みがみなさますべてと共にありますように。

【ピレモン1章】和解と赦し

・冒頭の挨拶:1-3節
このピレモンの手紙も、今までと同様に牧会書簡に入ります。ピレモンはコロサイで家の教会を運営していました。パウロは晩年、ローマで捕らえられていたとき、自費で家を借りて番兵付きで暮らしていました。ここでパウロはエペソ、コロサイ、ピレモンの手紙を書きました。
この手紙をテキコという人物に持たせて、アジヤを巡らせました。その時にオネシモという人も一緒にアジヤに送りました。オネシモはピレモンの奴隷だったようです。ところがオネシモは主人のピレモンの家から何かを盗み、ローマへ逃亡生活を続けていました。そこで主の不思議な導きでパウロに出会い、そこでパウロによって福音が伝えられます。
そこでパウロはピレモン個人にオネシモに関しての手紙を書きました。オネシモを兄弟として受け入れて欲しいという願いと、とりなしをしています。

・信仰と愛について聞いている:4-7節
パウロはピレモンの事も覚えて祈っています。また、ピレモンは神に対しても、人々に対しても愛と信仰を持って接していました。この事が良い評判になるほど、彼はこの事を実践していました。第一の戒め、第二の戒めの実践です。キリストの内にこそ、良いものがあります。そのキリストがピレモンの中に、私たち信じる者の中にいてくださいます。この事をよく知ることで、信仰が生きて働くのです。
パウロはピレモンの愛の実践から、多くの喜びと慰めを受け取っています。その理由と証拠は何でしょうか?7節後半を見ましょう。後ほど見ますが、ピレモンを信仰に導いたのはパウロです。ですから、ピレモンの成長を見て、パウロは喜び、励まされています。

・オネシモ:8-20節
パウロはピレモンを導いたのでピレモンから見れば上に立つ者ですが、パウロはピレモンのことを兄弟と呼び、成長した同労者として彼のことを呼んでいます。本来なら、ピレモンに対して命令することができるのですが、そうではなく、愛によってお願いしています。何をお願いするのでしょうか?それはオネシモという人物に関してです。
パウロは年を経て、ローマにいます。彼は捕らえられていますが、それを「キリスト・イエスの囚人」と言っています。その期間にパウロはオネシモと出会い、彼に福音を伝えました。そのことを「獄中で生んだわが子オネシモ」と言っています。このオネシモという名前は「役に立つ」という名前です。ところが、ピレモンにとっては役に立たないしもべでした。オネシモはピレモンの奴隷であり、その時に主人のピレモンから何かを盗み、ローマに逃亡したところパウロとで会い、イエス様と出会いました。それで、パウロはオネシモの名前を用いて「以前はオネシモでなかったのですが、今はあなたにとってオネシモです」とことばあそびのようにして伝えています。
このオネシモをピレモンのところに送り返すと言っています。その際、オネシモが不利にならないよう、彼のことを「私の心そのもの」と言っています。
パウロはローマで捕らえられているので、動きが制限されていました。ですから、様々な人の助けが必要でした。本当はオネシモにそばにいて欲しかったと考えていました。
パウロはピレモンに、オネシモのことを赦してやって欲しいと願っています。と言いますのも、この時代は奴隷が主人のところから逃げるなら、奴隷は死刑になります。普通に考えたら、主人のものを盗み、逃亡した奴隷は到底赦すことができないのですが、それを強制ではなく、自発的な親切を持って受け入れてくれと願っています。
オネシモは逃亡という形でピレモンのところを離れましたが、それはかえって彼を永久にとらえるためだと言っています。神は全てを働かせて益としてくださる方です。事実、オネシモが逃亡したことで彼はペテロと出会い、イエス様を受け入れました。
それで、パウロはピレモンに「愛する兄弟として受け入れてくれ」と願っています。キリストにあって一つだからです。
もしかしたら、パウロは逃亡していたオネシモに自分自身を重ね、恵みによって救われたことを思い起こしているのかもしれません。
18節からは、オネシモがピレモンに損害を与えたなら、その請求は法ロにしてくれと言っています。しかし、19節でピレモンに対して「あなたが今のようになれたのは誰のおかげだと思っている?」と聞いています。ここまで言われて、請求することは難しいのでは無いかと思います。いずれにしても、ピレモンがオネシモを受け入れることでパウロは元気づけられます。

・従順を確信する:21-22節
パウロはピレモンを信頼してこの手紙を書いています。彼とオネシモとの間にどういうことがあったかは、詳しくはわかりませんが、それでも信じたオネシモを赦し、受け入れてくれることを確信してこの手紙を送っています。従順の定義の一つに、「言われたこと以上のことをします」というものがあります。まさにピレモンはその様な器でした。
また、パウロは信仰を持って今のとらわれから解放されると信じています。それで、宿を用意してくれと言っています。しかし、彼の祈りも必要でしたので、とりなしの祈りも求めています。

・結びの挨拶:23-25節
エパフラスと言う人はパウロと共に囚人になっています。彼はコロサイで牧会者として仕えていました。彼も福音のゆえに捕らえられました。
そして、同労者たちを列挙しています。このマルコはマルコの福音書を記したマルコ、バルナバのいとこでもあります。第一回宣教旅行で、パウロとバルナバから離れてエルサレムに戻ったことで、パウロはマルコと一緒に行けないと言い、別行動を取りました。しかし、この時には同労者として名前を挙げています。彼らもキリストによって和解が成立したのです。パウロはこのように、ピレモンとオネシモのような関係を自分とマルコの関係と重ねているのかも知れません。先にパウロはこのことを実践して模範を示しました。このように、つながれていても多くの人との関わりを持ち、パウロは宣教を続けていたのです。
主イエス・キリストの恵みが、みなさんの霊と共にありますように。


(5)ノートに記す

文中の質問、また以下の質問の回答をノートに記しましょう。
 ・【観察】今日の通読箇所の内容を簡潔にまとめましょう。
 ・【観察】神様はどのようなお方ですか?神様のご性質や神様がどのように働かれるかを書きましょう。
 ・【観察】ここからどんな真理や教訓を学べますか?
 ・【適用】自分の生活にどのようにあてはめることができますか?
 ・【感謝】受けた恵みや感謝はありますか?
 ・【祈り】実行できるように祈りましょう。

(6)祈り

実行できるように、主に切に求めて祈りましょう。

(7)分かち合う

ページの一番下にある「コメントを残す」というところに、受けた恵みを分かち合いましょう。

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