聖書通読クラブ Week 37

聖書通読クラブ Week 37

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シャローム!

通読は続いていますか?
イザヤ書22〜42章は、裁きから慰めへと移り変わりながら、神の主権と救いの設計図が描かれています。

22章では「幻の谷」であるエルサレムの高慢が嘆かれ、宮廷官シェブナは退けられ、忠実なエリヤキムが鍵を託されます。
23章は海上交易で栄えたツロが没落し、七十年後に回復する預言です。

24〜27章は“小黙示録”とも呼ばれ、全地が荒廃した後、シオンで宴が開かれ、死がのみ込まれ、復活の希望が語られます。レビヤタンの滅びは終末的勝利の象徴です。

28〜33章では六つの「わざわい」が宣言されます。酔いしれるエフライム、形式的なエルサレム、エジプト同盟に頼るユダが戒められ、公義と平和の都が備えられると語られます。アッシリアは主ご自身によって撃退されます。

34〜35章は対照的です。エドムを中心とする諸国は荒れ果てる一方、荒野は花開き、「聖なる大路」を通って贖われた民が喜びのうちに帰還します。

36〜39章は歴史挿話です。ヒゼキヤはラブシャケの脅しに祈りで応え、主の使いがアッシリア軍を撃滅します。彼は病から癒やされますが、バビロン使節への軽率な応対によって捕囚が予告されます。

40〜42章では調子が一変し、「慰めよ、わが民を」という宣言で始まります。天地創造の主は鷲のような力を与え、荒野に道を整え、虚しい偶像を断罪されます。
42章では「主のしもべ」が初めて登場し、折れた葦を折らずに諸国へ公義をもたらします。イスラエルは耳を塞ぐ民として戒められつつ、新しい賛歌に招かれます。
今週も聖霊の助けを求めながら、聖書の真理を見つめ、通読を続けていきましょう。

●Day 251:イザヤ書 22章-24章
●Day 252:イザヤ書 25章-27章
●Day 253:イザヤ書 28章-30章
●Day 254:イザヤ書 31章-33章
●Day 255:イザヤ書 34章-36章
●Day 256:イザヤ書 37章-39章
●Day 257:イザヤ書 40章-42章

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