聖書通読クラブ Day 257【エゼキエル書 40章-42章】

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シャローム!

今までエルサレムの荒廃、そして回復期に入り、土地の回復、人と生活、安全保障の回復などを見てきました。
しかし、大切なものの回復がまだです。それが神殿です。今日の箇所からいよいよエゼキエル書の終盤に入っていきます。主は徐々に神殿を去って行かれました。それでも、主はご自分の住まいを探し続けておられました。主がエゼキエルに見せて下さった神殿はどのような者でしょうか。今日もみことばを見ていきましょう。

今日の通読箇所:エゼキエル書 40章-42章

■アウトライン

●神殿の外側:40章
  ・見せるために連れてきた:1-4節
  ・神殿の外側:5-16節
  ・外庭の石だたみ:17-19節
  ・北向きの門:20-23節
  ・南向きの門:24-32節
  ・東向きの門:33-34節
  ・北の門:35-37節
  ・全焼のいけにえをすすぎ清める所:38-43節
  ・内庭:44-47節
  ・玄関の間:48-49節

●神殿の聖所:41章
  ・神殿の本堂:1-4節
  ・神殿の壁:5-11節
  ・西側の聖域の建物:12-14節
  ・神殿の裏にある聖域に面した建物:15-20節
  ・主の前にある机:21-26節

●神殿の外庭と壁の中の部屋:42章
  ・北の方の外庭:1-9節
  ・南側の庭の厚い壁の中の部屋:10-12節
  ・北と南の部屋は聖なる部屋:13-14節
  ・神殿の周囲を測る:15-20節

(1)通読のために心を整える

心を静めて、知恵と啓示の御霊をお迎えしましょう。

(2)通読

今日の通読箇所をまず音読しましょう。

(3)自分なりの受け取ったことをノートに書き記す

コラムを読む前に、自分なりに受け取ったことをノートにまとめてみましょう。

(4)コラムを読む

コラムを読み、質問の答えを考えてみましょう。

■コラム

【40章】神殿の外側

・見せるために連れてきた:1-4節
この時は捕囚となって25年目の年の初めの十日とあります。紀元前573年の過越の祭の季節です。この時に主はエゼキエルに神殿の幻を見せ、いけにえをささげなさいと命じられています。
エゼキエルはまだバビロンのケバル川のほとりにいましたが、主がエゼキエルをエルサレムにまで連れて行きます。使徒の働きでもピリポがエチオピヤの宦官に福音を伝えた後、主がピリポを取り去られたとあります。主はこのような事もなして下さるお方です。
エゼキエルは非常に高い山に降ろされます。エルサレムにそのような山があるのでしょうか。おそらく、イエス様が再臨されたとき、非常に大きな地震が起こって地形が変わり、非常に高い山となるのでは無いかと思います。ですから、これから見ていく神殿は主の再臨後に建てられる神殿の幻です。
そこには青銅のような輝きの測量のための御使いがいました。神様は時に非常に緻密なお方です。この手にある麻ひもは長い距離を計測するためであり、測りざおは比較的小さな所を測る道具です。これをエゼキエルはイスラエルの家に告げなければなりません。

・神殿の外側:5-16節
最初に神殿の外側を巡っている壁を見ていきます。長さの単位はキュビトで書かれていますが、青年男性の指先から肘までの距離と覚えておけば、おおよその大きさがつかめると思います。それに一手幅を足しています。手幅は親指から小指の長さ、手のひらの横の幅です。センチに直すと約53cmほどです。測りざおは6キュビトなので3.18mほどの長さになります。
外庭に入っていく門が書かれています。主の栄光が出入りする大切な東の門です。そこには敷居があります。控え室が左右に三つずつあります。また玄関もあります。そこの左右に控え室がありますが、それは門衛のためのものでした。詳しくは図を見ていただくと、よくわかるのではないかと思います。
エゼキエルの見た神殿の幻〜門〜

・外庭の石だたみ:17-19節
神殿の中に入ります。門の左右には部屋があります。石だたみの上にあり、南北と東側、あわせて30の部屋があります。こちらも下記の図をご覧下さい。
エゼキエルが見た神殿の幻〜神殿の全体〜

・北向きの門:20-23節
今までに見た東向きの門と全く同じものが北向きの門にあります。

・南向きの門:24-32節
南向きの門も東、北向きと同様であることがわかります。
そして、内庭へと移動します。外庭から内庭に通ずる門も外側の門と同じです。南北と東にあります。
ひとつの違いは石段です。外側の門は7段なのに対して、こちらは8段となっています。

・東向きの門:33-34節
こちらも外側の門と同じ作りになっています。

・北の門:35-37節
内庭の北の門も同様です。違いは北向きの門の近くにいけにえのための台があったことです。

・全焼のいけにえをすすぎ清める所:38-43節
門の両脇に4つの台があります。これはいけにえのための台です。祭司はここから入り、内庭の中央の台でいけにえをささげます。しかし、ここに書かれている神殿がイエス様の再臨後の神殿であるなら、どうしていえにえがささげられるのでしょうか?イエス様は十字架で自らがいけにえとなられ、それからいけにえの制度はそこで終わりました。今の時代のいけにえは私たちがじぶんのいのちをもささげて主を讃美することがいけにえです。では、この神殿でささげられるいけにえは何でしょうか。正直、今の私にはわかりません。ひとつだけ言えることは、旧約聖書の時代に逆戻りしているわけではなく、再臨後のいけにえのすがたがあるのだということです。

・内庭:44-47節
内庭には二つの部屋がありますが、これは歌を歌う者たちの部屋です。東向きの門から聖所に入るとき、絶えずこの場所でささげられる讃美を通って中に入ります。
また、中央には祭壇があります。下記の図を見ていただくとわかりますが、とてもシステマチックにできていることがわかります。デザイナーの私としては、とてもそそられる構図です。
エゼキエルの見た神殿の幻〜神殿のサイズ〜

・玄関の間:48-49節
ここからエゼキエルは本堂、すなわち聖所へと導かれていきます。入り口に玄関があり、ここにも玄関と階段があります。つまり、一番高い場所になっているのが聖所です。

【41章】神殿の聖所

・神殿の本堂:1-4節
本堂を拡大して見ます。長さは40キュビト、幅は20キュビトあります。縦横比は2:1です。モーセの幕屋の比率と同じです。その奥には至聖所の入り口があります。とても興味深いのは、聖所の中の器具が一切無いことです。聖所の器具は全てイエス様を啓示するものでした。ここではイエス様ご自身が御座に着かれます。ですから、もう神殿の器具は必要ありません。
また、門に注目してみると、興味深いことを発見できます。最初の門の幅は14キュビトあります。(40:48)そして、本堂の入り口は10キュビトです。(41:3)さらに、至聖所の門は6キュビトです。だんだんと狭くなっていることがわかるでしょうか。門で狭いというと、山上の垂訓を思い出します。「狭い門から入りなさい。滅びに至る門は大きく、その道は広いからです。そして、そこから入っていく者が多いのです。」(マタイ7:13)
エゼキエルが見た神殿の幻〜聖所〜

・神殿の壁:5-11節
ソロモン神殿でも見られた構図ですが、神殿の南北に脇間があります。三階建てになっています。おそらく、主へのささげ物などが蓄えられるのではないでしょうか。
この部屋は30あります。外庭の周囲の部屋も30です。レビ人の働きも30歳からで、イエス様も公生涯の働きを30歳からはじめておられます。30には特別な意味があるのかも知れません。

・西側の聖域の建物:12-14節
西側には大きな建物があり、聖域とされています。

・神殿の裏にある聖域に面した建物:15-20節
ここからは装飾についてが書かれています。模様はすべてケルビムとなつめやしの木の彫刻です。なつめやしは実が実るまで非常に長い時間を要しますが、一度実が実るようになると長い期間、非常に多くの実を結び続けます。約束の地の乳と蜜とは、なつめやしを指すとも言われています。
また、エゼキエルがこの幻を見ているのは過越の日になります。イエス様は過越の小羊として十字架にかかってくださいました。その際、エルサレムにロバに乗って入城されるとき、人々はしゅろ(なつめやし)の枝を持ってきて「ホサナ!」と叫びました。その出来事を思い起こさせます。

・主の前にある机:21-26節
ここに書かれていることは、モーセの幕屋で言うなら香の壇のあった場所です。ここにはシンプルな木の机だけがあります。先ほどお伝えしたとおり、主が御座におられますので、器具は必要ありません。しかし、この机を見る度に、香の壇、つまり祈りを思い出させるために、あえて机だけを置かれているのかも知れません。

【42章】神殿の外庭と壁の中の部屋

・北の方の外庭:1-9節
本堂の北には、三階建ての部屋があります。その建物は二重になっています。下記の図を見てみましょう。
エゼキエルが見た神殿の幻〜3階建ての部屋〜

・南側の庭の厚い壁の中の部屋:10-12節
本堂の両側、南北にもそれぞれ北と同様の部屋があります。

・北と南の部屋は聖なる部屋:13-14節
これらの部屋は何のための部屋でしょうか。それは聖なるものを食べる部屋です。祭司たちが食事をすることは自分の腹を満たすこと以上に、主への礼拝です。わかりやすく言えば、聖餐式のような形です。

・神殿の周囲を測る:15-20節
最後に神殿の壁全体の距離を測ります。500さおあります。つまり、約1.6kmの正方形です。この目的は何でしょうか。聖なるものと俗なるものの区別のためです。これが聖という事の定義です。主はすべての人を愛しておられますが、聖なる者と汚れた者は明確に区別されます。黙示録の最後を見ても、汚れた者は都に入ることができないと書かれています。この都に入る報いをいただくためにも、毎日通読と祈りを欠かさず続けていきましょう。

また、こちらの映像を見ると、より神殿の理解が深まるのではないかと思います。6分ほどの映像です。英語ですが、イメージはわかると思います。

(5)ノートに記す

文中の質問、また以下の質問の回答をノートに記しましょう。
 ・【観察】今日の通読箇所の内容を簡潔にまとめましょう。
 ・【観察】神様はどのようなお方ですか?神様のご性質や神様がどのように働かれるかを書きましょう。
 ・【観察】ここからどんな真理や教訓を学べますか?
 ・【適用】自分の生活にどのようにあてはめることができますか?
 ・【感謝】受けた恵みや感謝はありますか?
 ・【祈り】実行できるように祈りましょう。

(6)祈り

実行できるように、主に切に求めて祈りましょう。

(7)分かち合う

ページの一番下にある「コメントを残す」というところに、受けた恵みを分かち合いましょう。

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