聖書通読クラブ Day 253

聖書通読クラブ Day 253【エゼキエル書 28章-30章】

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シャローム!

私たちが生きているこの地上の支配者は誰でしょうか。エペソ2章によるとサタンがこの世の君と書かれています。残念ながら私たちはこの世の君の支配の下に生かされています。しかし、その上には創造主なる神のご支配があります。
私たちが礼拝するとき、すぐに主の臨在の中に入れないのは、この世の君が神との間に雲のようにいるからです。
しかし、主との絶え間ない関係を築く者が礼拝に入るなら、この世の君が支配する領域を突き抜けて、天と地が一つとされます。
私たちは、いつもこのような礼拝を目指していきたいと願います。その礼拝を妨げる者はどのようにして誕生したのでしょうか。その仕組みがわかるなら、私たちは戦い方が明確になるかも知れません。
今日もみことばから教えられましょう。

今日の通読箇所:エゼキエル書 28章-30章

■アウトライン

●サタンのはじまり:28章
  ・あなたは人であって神ではない:1-10節
  ・美の極み:11-20節
  ・シドンに疫病を送る:21-24節
  ・ヤコブに与えた土地に住み着く:25-26節

●エジプトとツロ:29章
  ・自分の川の中に横たわる大きなわに:1-12節
  ・彼らを小さくする:15-16節
  ・彼の軍隊への報い:17-21節

●その日:30章
  ・その日は近い:1-5節
  ・今その日が来ている:6-19節
  ・エジプトからバビロンへ:20-26節

(1)通読のために心を整える

心を静めて、知恵と啓示の御霊をお迎えしましょう。

(2)通読

今日の通読箇所をまず音読しましょう。

(3)自分なりの受け取ったことをノートに書き記す

コラムを読む前に、自分なりに受け取ったことをノートにまとめてみましょう。

(4)コラムを読む

コラムを読み、質問の答えを考えてみましょう。

■コラム

【28章】サタンのはじまり

・あなたは人であって神ではない:1-10節
ここはツロの君主に対する預言が書かれています。彼は自分を神としていました。彼はヤハウェなる神を信じていないのでこうなるのも当然かと思いますが、私たちはここから人間の心の奥深くにあるものを学ぶ必要があります。
ツロの君主は富と権力で自分の思い通りの事ができていました。しかし、それは背後で神が働かれているのに過ぎません。それをあたかも自分が全て行っているかのように考えていることが問題です。言い換えるなら、神の御座に自分がついてしまっていることです。創世記のはじめにサタンが誘惑したのは「あなた方はこれを食べると神のようになる」でした。善悪の知識を知る木の実がいかにも好ましかったからです。
ツロの君主はダニエルよりも知恵があったと書かれていますが、これは主の皮肉です。この世の知恵はあったかも知れませんが、ダニエルが与えられていたのはこの世のものではない、神からの知恵でした。

・美の極み:11-20節
先ほどはツロの君主に対する預言でしたが、ここではツロの王となっています。ここでは、ツロの君主の背後で働く悪の力に関して言及されています。明けの明星と言われるルシファーに関することです。サタンはこの世の君と言われています。天において自分の麗しさに酔いしれて、自分が神になれると思ったのがルシファーでしたが、主によって地に落とされてしまいました。それで、ルシファーが今、この世の君として地上で君臨しています。
ツロの王は美の極みと書かれています。全身を宝石で飾られています。しかも、それは天の御国で使われている宝石であり、祭司の胸当てにある物です。つまり、神のご性質を持った宝石で身をまとっています。このみことばを思い出します。「しかし、驚くには及びません。サタンさえ光の御使いに変装するのです。」(2コリント11:14)
彼が持っていたのは金でできたタンバリンと笛です。これを用いて天で賛美を導いていました。しかも、彼は神の園、エデンにいたと書かれています。
彼はケルブと共に置かれています。彼の歩みは不正が見いだされるまでは完全であったと書かれています。彼を買えてしまったのは何でしょうか。それは商いの繁盛です。ここで、商売で儲けてはいけないと言いたいのではありません。大いに儲けるべきです。大切なのはそれで心を売ってしまわないことです。
商売というのは取引です。しかし、神様との関係は取引ではありません。ツロの王、サタンは商いの繁盛から暴虐が満ち、罪を犯してしまいました。そのことがきっかけで神の聖なる山から追い出されます。そして、自分の美しさに高ぶり、自分の知恵を腐らせてしまいます。
18節からを見ると、彼は悔い改めることをせず、さらに不正な商いで不義を重ねています。
サタンの誕生の瞬間がここに書かれています。みことばをよく読み、どうしてそうなったか、なぜ悔い改めることができなかったのかをよく考えてみましょう。

・シドンに疫病を送る:21-24節
ここからはシドンに関する預言です。シドンはイスラエルにバアルの崇拝を持ち込みました。北イスラエルの王、アハブの妻はイゼベルでシドンノン出身でした。
彼らは何か物理的に、また軍事的にイスラエルを攻撃したのではなく、イスラエルがつまずくようにしむけたとみることができます。自分の手を汚すことなく、うそを信じ込ませて罪を犯させるサタンの手口と一緒です。
その結果、シドンに疫病が送り込まれています。

・ヤコブに与えた土地に住み着く:25-26節
ここから、イスラエルが回復していきます。エルサレムがめちゃくちゃにされたとき、あざけった王たちを主がさばかれました。そして、時が満ちたとき、主がイスラエルの民を彼らの地に呼び戻してくださいます。そして、彼らが再びその地で平安に暮らすことが、周辺諸国に対してさらなるさばきとなります。
普通であれば、憎しみを持って力で復讐しますが、主の方法は平和を持って復讐します。「悪を持って悪に報いず、侮辱をもって侮辱に報いず、かえって祝福を与えなさい。あなたがたは祝福を受け継ぐために召されたのだからです。」(1ペテロ3:9)

【29章】エジプトとツロ

・自分の川の中に横たわる大きなわに:1-12節
この預言が語られたのは、エルサレムがバビロンに包囲されてから約一年ほどがたっています。主はエジプトのパロに対して語れます。この時のエジプトの王の名はホフラです。エルサレムが包囲されているときに援軍を出しました。そのことに対処するため、バビロンは一時的に包囲を解除します。そのことを、エルサレムはバビロンから独立できると勘違いしましたが、エジプトに対処し戻ってきたバビロンはその裏切り行為のゆえに、完全にエルサレムを破壊しました。つまり、ホフラはエルサレム崩壊のきっかけを作った人物です。
エジプトの誇りはなんといってもナイル川です。この川の運ぶ肥沃な土壌が作物を豊かに育て、エジプトは繁栄しました。ところが彼はナイル川を自分が作ったと言っています。それで、主は彼を川の中のわにだとたとえられます。わにと訳されていることばは、ヘブライ語では巨獣、または竜という意味があります。ホフラの背後に働く悪の力を現しているのかもしれません。
このみことばを冷静に読むと、とても不思議です。わにが川を作れるでしょうか。人が高ぶるのはこのように滑稽なことです。わにはこの後、荒野でのたれ死にしますが、実際にホフラもそのようになりました。
加えて、ホフラは周辺諸国を巻き添えにしました。わにのうろこに沢山の魚がついています。わにが荒野に引き上げるとき、魚も一緒に穂織り出されてしまいます。そのように、エジプトに頼っていた国々もバビロンによって打たれました。

・彼らを小さくする:15-16節
強国だったエジプトも、さらに強くなったバビロンによって滅ぼされました。エジプトは40年間廃墟となります。エルサレムの70年よりはましですが、40年と言えばイスラエルの民が出エジプトして荒野をさまよった期間です。
主は40年の後、エジプトの人々を集めて自分の住んでいた所に帰らせますが、取るに足らない王国となります。あの大国の姿はどこにもありません。この事を通して、イスラエルが自分たちにとって何の訳にも立たない国に拠り頼んでいたことを思い出させ、悔い改めさせるためにそうされました。

・彼の軍隊への報い:17-21節
上の預言から約17年ほどたっています。ツロに関してです。ツロはバビロンに包囲されて、どんどんと海の方に移動し、ついには島に移動しました。ですから、陸のツロがあった所は空っぽで、そこを攻め取っても戦利品はありませんでした。
「頭がはげた」とあるのは、兵士がずっとかぶとをかぶっていたからであり、「方がすりむけた」とは、木や石を運び続けたことによります。このような苦労をしたのにもかかわらず、何の報酬も得られませんでした。しかし、バビロンはこのツロの攻撃の後、エジプトを攻めてそこで多くの戦利品を得ます。このときに上のホフラは殺されました。
イスラエルは自分たちが頼りにしていたエジプトが倒れた事で、少しずつ自覚が芽生え、角、すなわち力が回復していくのを感じていました。エゼキエルはエルサレムが崩壊してから口を閉ざしています。しかし、エルサレムが完全に崩壊し、主がイスラエルを回復してくださることを決断されたときからまた語り始めます。
主はことごとく、私たちが頼りにしている主以外の物を取り除かれます。そして、主が主であることを教えてくださいます。

【30章】その日

・その日は近い:1-5節
ここからは、エジプトが剣に倒れる姿が生々しく書かれています。
ここでは繰り返して「主の日」と言うことばが出てきます。この箇所では、主がバビロンを通してエジプトをさばかれますが、同時の終わりの時代の事も指しています。天が暗くなっています。イエス様が十字架にかかられたときもそうでした。

・今その日が来ている:6-19節
そして、エジプトが剣に倒れますが、共にエチオピヤ、そしてクシュが痛手を受けます。エジプトの崩壊で周辺諸国が慌てふためき、恐れます。
主は周囲の同盟国だけでなく、エジプトの富、そして彼らが拠り頼んでいた神々をも滅ぼされます。日が暗くなっています。エジプトで最も礼拝されていたのが太陽神のラーでした。その偶像が力が亡い子をと主が示されています。そのことで、主が主であることを諸国が知るようになります。

・エジプトからバビロンへ:20-26節
この預言が語られたときは、エルサレムが破壊される一年以上前です。エジプトはイスラエルの地に力を及ぼしていましたが、カルケミシュの戦いで力を失いました。そして、バビロンはより強くなっていくと言うことがここで触れられています。主が王権を与えることもあり、奪われることがあります。もし、私たちが何かにこだわり続けているなら、主は私たちを愛するがゆえに無理矢理それを砕かれることもあります。

(5)ノートに記す

文中の質問、また以下の質問の回答をノートに記しましょう。
 ・【観察】今日の通読箇所の内容を簡潔にまとめましょう。
 ・【観察】神様はどのようなお方ですか?神様のご性質や神様がどのように働かれるかを書きましょう。
 ・【観察】ここからどんな真理や教訓を学べますか?
 ・【適用】自分の生活にどのようにあてはめることができますか?
 ・【感謝】受けた恵みや感謝はありますか?
 ・【祈り】実行できるように祈りましょう。

(6)祈り

実行できるように、主に切に求めて祈りましょう。

(7)分かち合う

ページの一番下にある「コメントを残す」というところに、受けた恵みを分かち合いましょう。

1件のコメント

  1. 自分の力や、主以外に頼りにしているものを手放して主に頼ることができるように祈ります。

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