シャローム!
暑い日が続きますが、通読は続いていますでしょうか?今週はマルコとの福音書を読み終え、ルカの福音書の通読に入ります。
マタイの福音書は主にユダヤ人に向けて「メシアの到来」をテーマとした書簡でしたが、ルカの福音書は全人類、特に異邦人に向けて書かれた福音書です。医師であり、異邦人であったルカが、丁寧に、温かく、そして驚くほど詳細に、イエス様の生涯を記しました。
著者であるルカは、パウロの宣教旅行に同行した医師です(コロサイ4:14)。異邦人クリスチャンであったと考えられており、新約聖書の著者の中で唯一の非ユダヤ人です。
ルカの福音書には、他の福音書にない独自の記事が驚くほど多くあります。
羊飼いへの告知(2章)
ザアカイの回心(19章)
エマオの弟子たち(24章)
放蕩息子のたとえ(15章)
良きサマリア人のたとえ(10章)
これらはすべてルカだけが記録した場面です。その多くが社会の周縁にいた人々——女性、罪人、貧しい者、異邦人——に関わる物語であることは偶然ではありません。
ルカの福音書のテーマをひとことで言うなら、「失われた者を探し出す神の愛」なのです。
特に、15章はそのことが色濃く表れています。すべて失われたものが見つかるというテーマであり、そのクライマックスが放蕩息子の物語になっています。
また、ルカの福音書は冒頭で「順序立てて説明します。テオピロ殿」とあるように、時系列で書かれていることも知られています。ですので、ルカの福音書を軸として、他の福音書で書かれてあるエピソードを読んでいくなら、時系列により深いみことばの理解を受け取ることができるでしょう。
この一週間もみことばからいのちを受け取っていきましょう。
最後に、熊本を中心とした大きな地震がありました。被災された方に主からの助けと慰めがあるよう、心からお祈りしています。
【今週の通読】
●Day 295:マルコの福音書 10章-12章
●Day 296:マルコの福音書 13章-15章
●Day 297:ルカの福音書 1章-3章
●Day 298:ルカの福音書 4章-6章
●Day 299:ルカの福音書 7章-9章
●Day 300:ルカの福音書 10章-12章
●Day 301:ルカの福音書 13章-15章

