聖書通読クラブ Week 37

聖書通読クラブ Week 37

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シャローム!!

エルニーニョ現象の影響か、少し涼しく、例年に比べると過ごしやすい日が続いていますね。さて、今週からはダニエル書の通読に入ります。そこで、ダニエル書に関して、少し見ていきましょう。

ダニエル書は大きく分けると、2部に分けることができます。前半は宮廷で起きるドラマチックな物語、後半は黙示的な幻の連続になります。他の書籍には見られない不思議な構成の書ですが、一本の太いコンセプトがこの書簡を貫いています。それは「本当に歴史を支配しているのは誰か」という問いです。

では、ここでの中心的な人物、ダニエルとはどのような人物なのでしょうか。ダニエルが活躍したのは紀元前6世紀、エゼキエルと同じくバビロン捕囚の時代となります。ダニエルは若くしてバビロンに連行され、王宮で教育を受けながら、生涯にわたって異教の帝国の中心で神に忠実に生き抜いた人物です。
ネブカデネザル、ベルシャツァル、ダリヨス、クロスと、次々に王朝が交代していくその真っ只中で、ダニエルは変わらず神に従い続けました。

そのようなダニエル書の中で、大きな3つの柱を見ることができます。それは何でしょうか?

① 巨像の幻(2章)
金・銀・青銅・鉄の帝国が次々と現れ、最後に人の手によらない石がすべてを打ち砕き、大きな山となって全地を覆います。

「この国は永遠に滅びることがなく、その主権は他の民に渡されることがない」

(2:44)

帝国は興り、そして必ず滅びます。しかし神の王国だけが永遠に立ち続ける——これがダニエル書全体を貫く宣言なのです。

② 燃える炉の中の三人(3章)
シャデラク、メシャク、アベデネゴが、王の前でこう言い切ります。

「その神が私たちを救い出してくださるとしても、そうでなくても、私たちは金の像を拝みません」

(3:17-18)

これは結果に関わらない忠実です。救出を条件にした信仰ではなく、救出されなくても変わらない献身——これがダニエル書の信仰の核心です。

③ 「人の子」の到来(7:13-14)

「見よ、人の子のような者が天の雲とともに来て…彼に主権と栄光と国が与えられた」

これはイエスご自身が最も頻繁に自称された称号「人の子」の出典です。福音書でイエスがこの言葉を使うとき、聞いていたユダヤ人たちはこのダニエル7章を即座に思い起こしたはずです。

このダニエル書を十字架を通して見ると何が見えてくるでしょうか。
・人の手によらない石(2章) → イエスという、捨てられたのに要石となった石(エペソ2:20)
・人の子に主権が与えられる(7章) → イエスの昇天と王権(マタイ28:18)
・結果に関わらない忠実(3章) → ゲッセマネの「御心のとおりに」(ルカ22:42)

バビロンの宮廷で見られた幻は、何百年も後、ガリラヤの大工の口から、自己証言として語られることになりました。「人の子」とは私だ、とイエスご自身が宣言されたのです(マルコ14:62)。

皆さんの周りにも、目に見える「巨像」のような力——お金、地位、世論、不安——が立っているかもしれません。しかしダニエルが見たように、人の手によらない石は、いつか必ず打ち砕く側に立つのです。結果がどうであれ、みことばに立って、今日も忠実に歩んでいきましょう。

「しかし、もしそうでなくても、王よ、ご承知ください。私たちはあなたの神々に仕えず、あなたが立てた金の像を拝むこともしません。」

(ダニエル書 3章18節)

この一週間も、皆さまに神様の豊かな祝福がありますように。

【今週の通読】
●Day 255:エゼキエル書 34章-36章
●Day 256:エゼキエル書 37章-39章
●Day 257:エゼキエル書 40章-42章
●Day 258:エゼキエル書 43章-45章
●Day 259:エゼキエル書 46章-48章
●Day 260:ダニエル書 1章-3章
●Day 261:ダニエル書 4章-6章

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