シャローム!!
関東も梅雨入りし、全国的にも梅雨のシーズンが到来しました。季節は変わっても、私たちは変わらず神のことばを愛していきましょう。
私たちは今、エゼキエル書を通読しています。啓示的な内容が多いエゼキエル書は難しく感じる方もおられるかもしれません。そこで、今週はエゼキエル書の概要を見ていきたいと思います。
【時代背景】
実はエゼキエルは、エレミヤとほぼ同時代ですが、立場が異なります。エレミヤはエルサレムに残った預言者であり、エゼキエルはバビロンに連行された捕囚民の中で語った預言者です。
エゼキエルは紀元前597年の第一次バビロン捕囚でバビロンへ連れ去られ、ケバル川のほとりで神の幻を受けます。祭司の家系でありながら預言者として召された、というユニークな背景も持っています。
それでは、エゼキエル書の全体を大きく見てみたいと思います。
エゼキエル書は全部で全48章あり、比較的長い書簡で、大きく三つのブロックに分かれます。
① 1〜24章:裁きの宣告(エルサレム陥落前):民の罪、偶像礼拝、神殿の汚れに対する裁きを語ります。
② 25〜32章:異邦の民への裁き:周辺諸国(アンモン、モアブ、エドム、エジプトなど)への預言です。
③ 33〜48章:回復と希望(エルサレム陥落後):乾いた骨の幻、新しい心、新しい神殿——ここから一気にトーンが変わります。
それでは、エゼキエル書でも4つの出来事がハイライトされます。それはどのようなものでしょうか。
① 神の栄光(カボード)の移動
先週の通読箇所になりますが、冒頭の幻(1章)で、神の栄光が四つの生き物と輝く車輪と共に現れます。そしてその栄光が神殿を離れていく場面(10〜11章)は、読んでいて胸が痛くなります。神の臨在が、罪によって失われていきます。しかし最終章では、その栄光が新しい神殿に戻ってくる(43章)——これが書全体の大きな物語の弧です。
② 「見張りびと」の使命(3章・33章)
「人の子よ、わたしはあなたをイスラエルの家の見張りびとに任命した」
エゼキエルは神から「見張り番」として任命されます。警告を伝えなければ、その血の責任は見張り番にある——これはメッセンジャーや牧師にとって今もなお、重い言葉です。
③ 乾いた骨の幻(37章)
エゼキエル書で最もドラマチックな場面です。死んだ骨が野原に散らばっています。神が「これらの骨は生き返ることができるか」と問われます。そして、エゼキエルが語りかけると、骨と骨がつながり、肉がつき、息が入り、大軍が立ち上がります。これは絶望した民への回復の約束であると同時に、死と復活のビジョンとして受け取ることができるでしょう。
④ 新しい心の約束(36:26–27)
「わたしはあなた方に新しい心を与え、あなた方の中に新しい霊を授ける。わたしはあなた方の肉から石の心を取り除き、肉の心を与える。わたしはあなた方の中にわたしの霊を授ける」
ここは来週の通読箇所になりますが、エレミヤ31章の「新しい契約」と並んで、聖霊による内なる変革を最も明確に預言した箇所です。そして、この箇所は新約聖書においても、繰り返し語られる内容です。神様のみこころの中心にある一つであると言えます。これが私たちがみことばを読む理由、祈る理由、賛美・礼拝を捧げる理由ではないでしょうか。
そして、これらのことはすべてイエス様の十字架へとつながります。今週も知恵と啓示の御霊に導かれ、喜びを持って通読を進めていきましょう。
【今週の通読】
●Day 248:エゼキエル書 13章-15章
●Day 249:エゼキエル書 16章-18章
●Day 250:エゼキエル書 19章-21章
●Day 251:エゼキエル書 22章-24章
●Day 252:エゼキエル書 25章-27章
●Day 253:エゼキエル書 28章-30章
●Day 254:エゼキエル書 31章-33章
