シャローム!
通読は続いていますか?
今週は創世記の通読、主にノア、アブラハムそしてイサクの物語です。
神は人を創造されましたが、人の心がいつも悪に傾いていくのを嘆き、この地を水で滅ぼすことを決断されました。
これは神様の第一の願いではなかったはずです。ご自分の創造された最高傑作を自ら滅ぼすことは神の願いではありません。
ここでいう悪とは何でしょうか?それは「人々が神を求めようとしない」ということです。
つまり神を中心とした生き方ではなく、神よりも自分を優先した生き方が悪なのです。
神は私たち人をご自身の愛を注ぎ、親しい交わりをしたいという目的で創造してくださいました。
それなのに、人が神に対して見向きもしないなら、神はどれほど悲しまれるでしょうか。
神が断腸の思いで決断した、この地を水によって滅ぼすということは一見無慈悲に思えるかもしれません。しかし、神はノアとその家族を通して、長い間救いの方法を述べ伝えました。それは、山の上で作られている船に入ることです。
このことは難しいことでしょうか?否、船に乗るのはとても簡単なことです。
しかし、人々はノアとその家族を通して語れた神のことばに従わなかった故に滅ぼされてしまいました。
人々は簡単なことにさえ従うことができなかったのです。
「その霊において、キリストは捕らわれの霊たちのところに行って、みことばを語られたのです。
昔、ノアの時代に、箱舟が造られていた間、神が忍耐して待っておられたときに、従わなかった霊たちのことです。わずか八人の人々が、この箱舟の中で、水を通って救われたのです。」(ペテロの手紙 第一 3章19~20節)
ここには「従わなかった霊」にキリストがみことばを語られたとあります。
これは救いの福音のみことばを語られたのではなく、みことばのさばきのことばを語られたのです。
ノアの物語は救いのひな形です。
たとえ簡単なことであっても神のことばに従う者は救われます。
そして、船に入った者が上げたれたように、そのときが来たら私たちも空中に引き上げられ、主と顔と顔を合わせてお会いすることができるでしょう。
その日を希望を持って待ち望みたいものです。
今週も聖霊の助けを求めながら、聖書の真理を見つめ、通読を続けていきましょう。
●Day 003:創世記 6章-8章
●Day 004:創世記 9章-11章
●Day 005:創世記 12章-14章
●Day 006:創世記 15章-17章
●Day 007:創世記 18章-20章
●Day 008:創世記 21章-23章
●Day 009:創世記 24章-26章