シャローム!
通読は続いていますか?
今週は使徒の働きを読み終え、ローマ人への手紙へ入ります。
ローマ人への手紙は、使徒パウロがローマ教会に宛てた神学的な手紙で、教理と実践を体系的に示している点が特徴です。
まず前半(1~11章)で「人は皆罪の下にある」「信仰による義認」「律法と恵みの関係」など救いの原理を論証し、後半(12~16章)でその信仰が日常生活や教会共同体にもたらす具体的な倫理を示します。
この手紙の中心テーマは「神の義」と「信仰による義認」であり、イエス様の贖いがユダヤ人・異邦人を問わず普遍的な救いをもたらすことを強調します。
聖霊による聖化(特に6章・8章)や、イスラエルの選びに関する9~11章の深い論考も重要です。
パウロは旧約引用や弁証法的問いかけを多用し、論理的に読者を導きます。学ぶ際は章ごとに論旨の流れとローマ人への手紙を代表する聖句(例:1:16–17、3:23、8:28–39、12:1–2)を押さえると理解が深まるのではないでしょうか。
今週も聖霊の助けを求めながら、聖書の真理を見つめ、通読を続けていきましょう。
●Day 319:使徒の働き 22章-25章
●Day 320:使徒の働き 26章-28章
●Day 321:ローマ人への手紙 1章-3章
●Day 322:ローマ人への手紙 4章-6章
●Day 323:ローマ人への手紙 7章-9章
●Day 324:ローマ人への手紙 10章-12章
●Day 325:ローマ人への手紙 13章-16章