聖書通読クラブ Week 47

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シャローム!

通読は続いていますでしょうか?今週はローマ人への手紙を読み終え、コリント人への手紙第一に入ります。
この書簡もパウロによって書かれたものですが、パウロの手紙の中でも、この手紙はとても「生々しい」書物といえます。理想的な教会への理論を書き連ねた書簡ではなく、実際に問題だらけだった教会への、率直で愛のこもった手紙だからです。

では、このコリント人への手紙第一がどのような書簡かを見ておきましょう。
コリントは当時、地中海世界有数の商業都市でした。豊かで、活気があり、そして道徳的にはかなり乱れた街としても知られていました。パウロはこの街に教会を建て上げましたが、その後、教会員たちからさまざまな報告や質問が届きます(1:11、7:1)。
パウロはそれに答える形で、この手紙を書きました。分裂、性的な問題、訴訟、結婚、偶像への供え物、礼拝の秩序、そして復活——実に幅広いテーマが扱われています。
一見バラバラなテーマの寄せ集めに見えるかもしれません。しかし全体を貫く一本の糸があります。それは、十字架の視点からすべてを見直すということです。

特に重要なのは、十字架のことば(1〜4章)です。
コリントの教会は、「私はパウロにつく」「私はアポロにつく」というように、指導者を巡って分裂していました。パウロはその根本原因を、こう指摘します。

「十字架のことばは、滅びに至る人々には愚かなものですが、救いを受ける私たちには神の力です」(1:18)

コリントの人々は知恵や雄弁を求める文化の中にいました。しかしパウロは、十字架はそもそも人間的な知恵で測れるものではないと語ります。分裂の根っこには、いつも人間的な誇りがあるのです。

コリント人への手紙第一は、決して「完璧な教会」への手紙ではありません。むしろ問題だらけの、私たちと同じような弱さを抱えた教会への手紙です。しかしパウロはその弱さを裁くのではなく、常に十字架へと視点を引き戻します。分裂には十字架のへりくだりを、賜物への競争心には愛を、死への恐れには復活の希望を。
私たちも神の宮です。しかし、まだ完全ではありません。神はその弱さを認めさせてくださり、その中で心から神を求めたものに愛と哀れみと慈しみを持って助け、答えてくださるお方です。
今週もみことばを握り、このお方に信頼して歩んで参りましょう。

【今週の通読】
●Day 316:ローマ人への手紙 7章-9章
●Day 317:ローマ人への手紙 10章-12章
●Day 318:ローマ人への手紙 13章-16章
●Day 319:コリント人への手紙 第一 1章-3章
●Day 320:コリント人への手紙 第一 4章-6章
●Day 321:コリント人への手紙 第一 7章-9章
●Day 322:コリント人への手紙 第一 10章-11章

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