聖書通読クラブ Day 120

聖書通読クラブ Day 120【歴代誌 第一 25章~27章】

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シャローム!

ダビデは王国を築き上げ、息子のソロモンにそれを移していきます。そして、主のご臨在を絶えず歓迎し続けるため、礼拝を継続できるシステムを構築していきます。
何事も始めることは簡単です。難しいのは続けることです。ダビデは絶妙な人員とシフトを作成し、礼拝を無理なく継続させていきます。
私たちも一日という与えられている時間のどこかを決めてコミットし、その時間を主に礼拝を献げる時間としてみてはいかがでしょうか。
そうするなら、世界中で定期的に祈る者によって絶え間ない礼拝がこの地から捧げられます。
今日もみことばを朗読し、主をもとめていきましょう。

今日の通読箇所:歴代誌 第一 25章~27章

■アウトライン

プロフェッショナルな奉仕者

●奉仕のための取り分け:25章
  ・アサフとエドトンの仕事:1-3節
  ・へマンの仕事:4-8節
  ・主にささげる歌の訓練を受けた者のくじ:9-31節

●門衛、宝物倉、つかさとさばきつかさ:26章
  ・門衛の組み分け:1-11節
  ・門衛のくじ:12-19節
  ・宝物倉の管理:20-28節
  ・つかさとさばきつかさ:29-32節

●月ごとの任務:27章
  ・月ごとの任務:1-15節
  ・イスラエルの各部族の長:16-24節
  ・つかさどる者:25-31節
  ・議官:32-34節

(1)通読のために心を整える

心を静めて、知恵と啓示の御霊をお迎えしましょう。

(2)通読

今日の通読箇所をまず音読しましょう。

(3)自分なりの受け取ったことをノートに書き記す

コラムを読む前に、自分なりに受け取ったことをノートにまとめてみましょう。

(4)コラムを読む

コラムを読み、質問の答えを考えてみましょう。

■コラム

【25章】奉仕のための取り分け

・アサフとエドトンの仕事:1-3節
ここでは賛美の奉仕者が書かれています。ただの奉仕者ではありません。卓越したプロフェッショナルの賛美隊です。
しかも、この編成にはダビデだけでなく将軍も関わっていました。賛美と戦い、相容れないように思えるこの二つがどうして関わりがあるのか、みなさまはすでにご存じだと思います。
ヨシュアがエリコを攻めた時も、賛美隊が関わっていました。賛美は霊的な戦いです。実際の演奏も、霊的にも卓越した能力と訓練が必要でした。
彼らは単に楽器を弾くだけではなく、同時に預言もしていました。
これは私の経験なので、吟味しつつ受け取っていただけたらと思います。
私は12歳から今までずっとドラムをたたいています。一時はプロも目指し、アメリカにも行きました。しかし、その道は開かれませんでした。それでも技術と霊的なトレーニングは今も欠かしていません。
その様な中、祈りの家で「預言的賛美」ということが開かれていきました。賛美を導くものがその時にみことばに基づく、神様から受け取ったことを歌に乗せて即興で賛美するのです。
あるとき、気がつくと私もドラムを演奏しながら「天の門よ、開け!」と叫びながらドラムをたたいていました。その時はわかりませんでしたが、あとで思い返したら、あれがドラムを用いた預言的賛美なのかと思わされました。
賛美奉仕で楽器を演奏されている方は、まずみことばを朗読し、祈り、賛美リーダーと牧師の指導に従う中で許されるなら預言的賛美にチャレンジしてみてください。
この時代にダビデの幕屋と主の幕屋で仕えた卓越した賛美者、アサフ、へマン、エドトンから学びましょう。彼らは多くの詩篇も残しましたので、そちらも朗読されると良いかと思います。

・へマンの仕事:4-8節
へマンの子たちは他と違う働きをしています。王と父の指揮のもと、卓越した歌を捧げていました。
特に5節に注目してください。彼らはむやみに角笛を吹いているのではありません。神のことばに従って賛美を捧げています。これは非常に重要な事です。
教会の中で、音楽ができるからとか、楽器が上手だからとか、ミュージシャンだからと言ってすぐに賛美の奉仕につけるのは少し危険なような気がします。
なぜなら、賛美は単なる音楽の演奏ではないからです。私が賛美のリーダーを任せられていたら、卓越した腕を持つがみことばの土台がない人と、楽器はそこまで上手ではないですがしっかりとしたみことばの土台がある人、どちらを採用するかというと後者です。
先ほどもお伝えしましたが賛美は霊的な戦いです。賛美はライブパフォーマンスではありません。派手な演出で集う人々の気持ちを興奮させるのが目的ではありません。どんなつたない賛美であっても主をお喜ばせすること、主がどれほど素晴らしいかを歌と楽器を使って表現することが賛美です。
ですから、まずはみことばの土台が大切です。祈りの生活が大切です。ステージに上がって突然神の霊が下ると言うことは通常はありえません。それぞれが毎日、どれだけ神様と共に歩んでいるかが賛美奉仕の場で出てきます。
ですから、礼拝の生活と同時に、楽器の技術も磨いていく必要があります。神様が「このように表現して欲しい」と願われているのに、それを実際に音にする技術がないなら、神様の思いを届けることができません。神様からどのような事を語られても、それを的確に表現できる技術を日々磨いていきましょう。主に献げられる賛美は最高の賛美であるべきです。
同時に、「自分に注目して欲しい」という思いがみじんでもあるなら、それは天から地に落とされたサタンの性質が自分の中にあることを悟らなければなりません。
アサフ、へマン、エドトン、そしてダビデから賛美を学びましょう。

・主にささげる歌の訓練を受けた者のくじ:9-31節
ダビデはそれら賛美の達人を24組に分けました。黙示録5章では天で24人の長老が賛美を捧げている姿があります。ダビデはこの啓示を受けて、このようなシフトを作成したのだと信じます。
彼らの名前がどのような意味か、下記に記します。
01:ヨセフ(彼は増し加える)
02:ゲダルヤ(ヤハウェなる神は偉大)
03:ザクル(顧みられる)
04:イツェリ(形成者)
05:ネタヌヤ(主が与えてくださった)
06:ブキヤ(主に試された)
07:エサルエラ(それらはまっすぐ)
08:エシャヤ(主は救われる)
09:マタヌヤ(主の賜物)
10:シムイ(私に聞け)
11:アザルエル(神は助ける)
12:ハシャブヤ(ヤハウェは顧み教えてくださった)
13:シュバエル(神よ、帰ってきてください)
14:マテティヤ(主の賜物)
15:エレモテ(ふくれた、分厚い)
16:ハナヌヤ(ヤハウェは慈しみ深い)
17:ヨシュベカシャ(固い座)
18:ハナニ(主は恵み深い)
19:マロティ(私は確固とした物を持っている)
20:エリヤタ(神は来た)
21:ホティル(豊かさ)
22:ギダルティ(私は賛美した)
23:マハジオテ(幻・ビジョン)
24:ロマムティ・エゼル(先見者)

【26章】門衛、宝物倉、つかさとさばきつかさ

・門衛の組み分け:1-11節
ここからは三つの奉仕が出てきます。まずは門衛です。ここでのアサフ族は賛美のアサフとは別人なので注意しましょう。
そして、ここに出てくるオベデ・エドムは神の箱が一時的に置かれたあの異邦人オベデ・エドムです。彼は異邦人でありながら門番という非常に重要な奉仕についています。
門衛の特徴は何でしょうか?みことばをみて考えてみてください。
私は「勇士」だと思います。門衛は文字通り、門で守りをする人です。時には敵が強行突破しようとするかもしれませんが、それを防がなければなりません。ガードマンです。見張り役です。
肉体的な強さと霊的な強さを持つ門番となりましょう。

・門衛のくじ:12-19節
この門衛のくじが引かれます。ここでも上の者も下の者も等しくくじが引かれています。
東西南北の門、倉、前庭、大路などに配備されます。
彼らは並びあって、協力して町全体を見守っていました。その働きのほとんどは何もないように見えるでしょう。しかし、万が一のために彼らが置かれています。忠実な門衛は気を抜きません。いつも緊張して見張っています。
祈りの働きがこれに当たります。私たちは絶え間ない祈りで門衛としての働きをしていきましょう。

・宝物倉の管理:20-28節
続いては宝物倉の管理です。主に聖別された宝物を管理する人たちです。彼らは忠実さが要求されます。自分の欲を捨てなければなりません。
教会の働きで言えば会計を担当されている方にあたるでしょうか。忠実な働きに心から感謝します。

・つかさとさばきつかさ:29-32節
三つ目は宮の外での奉仕です。彼らもまた勇者です。
今の私たちにあてはめるなら、日々教会外で働くみなさん一人ひとりにあたるのではないでしょうか。
働きながらも主のために仕える事は本当に大変です。しかし、「みことばを読まなければやってられない。」「祈らなければやってられない」というのも事実です。
世の仕事はシビアです。その中で日々お給料をいただいて働けていると言うことは、それだけでプロフェッショナルの働きであり、勇者であると信じます。
ダビデの幕屋のように、日々教会でみなさんのために取りなす者がいます。その祈りを受け、みなさん自信でも主を見上げ礼拝しながらも仕事に於いて主の栄光を現していきましょう。
主は新しい力を与えてくださいます。主は天の御国のアイデアを与えてくださいます。主に信頼していきましょう。

【27章】月ごとの任務

・月ごとの任務:1-15節
ダビデはまず主の宮に仕える者を選びました。続いてはようやく軍事面の編成を行います。
ダビデは軍隊においても分団を作りました。2万4千人ずつのグループです。しかし、宮で仕える者たちとグループの数が違います。彼らは24グループですが、軍隊は12グループです。

・イスラエルの各部族の長:16-24節
続いてはイスラエルの各部族長です。
ダビデは20歳以下の人々を数に入れませんでした。おそらく、人口調査の罪から学んだのでしょう。あのときは特に軍隊につくものを人口調査したゆえに神罰が下ったからです。
ところがヨアブが20歳以下も数え始めてしまいます。そこで主の御
怒りが下ってしまいました。その結果、未成年の人数はここに掲載されませんでした。
ダビデが20歳以下の人を数えなかった理由はなんでしょうか。「主がイスラエルを干しのように増やそうと言われたから」です。彼らはこれからイスラエルを担う若い力です。それらは人の管理による以上に、主が恵みによって守ってくださる子どもたちです。
神の所有である子どもたちを自分のものであるかのように数えることは良くないとダビデは判断したのです。

・つかさどる者:25-31節
続いては王の宝物倉をつかさどる者です。しかし、結局ダビデはこの自分の財産をも主にお献げします。
土地を耕す畑仕事をつかさどる者も書かれています。続いてらくだ、羊の群れををつかさどった者が書かれています。皆忠実なしもべです。

・議官:32-34節
ここではダビデの側近たちの名前があります。

(5)ノートに記す

文中の質問、また以下の質問の回答をノートに記しましょう。
 ・【観察】今日の通読箇所の内容を簡潔にまとめましょう。
 ・【観察】神様はどのようなお方ですか?神様のご性質や神様がどのように働かれるかを書きましょう。
 ・【観察】ここからどんな真理や教訓を学べますか?
 ・【適用】自分の生活にどのようにあてはめることができますか?
 ・【感謝】受けた恵みや感謝はありますか?
 ・【祈り】実行できるように祈りましょう。

(6)祈り

実行できるように、主に切に求めて祈りましょう。

(7)分かち合う

ページの一番下にある「コメントを残す」というところに、受けた恵みを分かち合いましょう。

1件のコメント

  1. 最高の賛美を主にささげたいと思いました。
    また、仕事でも主の栄光を現したいと思いました。

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