聖書通読クラブ Day6

聖書通読クラブ Day6 【創世記15-17章】

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シャローム!

アブラムとロトの人生を通して、また、彼らの選択を通して多くの学びがあったのではないかと思います。私自身、とても考えさせられ、祈りへと導かれました。

この聖書通読クラブの目的は、みなさんが毎日みことばに触れ、神様から直接教えられることです。
その手助けとしてコラムを用意しています。その中には答えるのが難しい質問もあるかもしれません。そういうときは、その質問を大胆にパスしてください。
もちろん、立ち止まって格闘しなければならない箇所もあるでしょうが、全部を答える必要はないと思います。
コラムはきっかけです。あくまでもみことばから教えられますように。

今日の通読箇所:創世記15章~17章

■アウトライン

アブラハムの契約
●契約の確認:15章
  ・子孫に関して:1-6節
  ・土地に関して:7-21節

●不信とイシュマエル:16章
  ・イシュマエルの誕生:1-9節
  ・主の使いの呼びかけ:10-16節

●契約の更新:17章
  ・主の現れと改名と契約の更新:1-8節
  ・契約のしるし:9-14節
  ・サラの改名と約束の子:15-21節
  ・割礼の実施:22-27節 

(1)通読のために心を整える

心を静めて、知恵と啓示の御霊をお迎えしましょう。

(2)通読

今日の通読箇所をまず音読しましょう。

(3)自分なりの受け取ったことをノートに書き記す

コラムを読む前に、自分なりに受け取ったことをノートにまとめてみましょう。

(4)コラムを読む

コラムを読み、質問の答えを考えてみましょう。

■コラム

【15章】契約の確認

ここではアブラムと神との契約が確認されます。以前、ノアと神との契約がありましたが、その内容を思い出せますか?また、その契約のしるしは何でしたか?

この章での特徴は、アブラムと神との対話がスタートしていくということです。この対話を通して、アブラムと神との関係が深められていきます。
人間も同じ時間を共有し、話し合いを重ねることでお互いを深く知ることができます。神もご人格をお持ちなので、みことばと祈りを通して神との対話を重ねていきましょう。

1-6節は、アブラムに子孫に関しての幻が与えられます。
その語りかけの始まりはどのようなものだったのでしょうか?なぜ神様はこのように最初に言われたのでしょうか?
また、私たちにも神様はこのように語りかけておられないでしょうか?

アブラムは豊かな富を持っていましたが、子孫に恵まれていませんでした。しかし、このことすら神様の御手の中にあるご計画でした。
なかなか与えられないと悩んでいたアブラムに神様は絶妙なタイミングで語りかけられます。

神との対話の結果、アブラムはどのように応答したでしょうか?6節を見てみてください。
あなたはアブラムと同じような体験をしていますか?
ヤコブ書2:23も見てみましょう。

7節からは土地の所有に関する契約の確認です。
ここでは不思議なことが行われています。動物を二つに切り裂くというものです。
これは、「契約を破った者はこの動物のようになる」という意味でした。神様との契約(約束)を破った私たち「人」は本来このようになる運命でした。しかし、そうなりましたか?その身代わりとなってくださった方はどなたでしょうか?

アブラムは夜まで切り裂かれた動物にたかってくる猛禽を追い払いました。しかし、アブラムを突然深い眠りが襲います。そのとき、神から土地について、子孫についてのこの先のことが語られます。

17節では、主は煙とたいまつとして、切り裂かれた動物の間を通り過ぎられます。契約が成立したという証拠です。
この神の御姿は、この次の書物、出エジプト記で出てきますので覚えておいてください。

【16章】不信とイシュマエル

ここではアブラムの妻、サライについて書かれています。
アブラムは「サライとの間の子(あなたの子)があなたの子孫となる」と神から約束を受けていました。しかし、一向に子が与えられる気配がありません。
サライは65歳を過ぎて、子どもを産む体ではなくなっていました。

2節で、サライはあることを提案します。それはどういう内容でしょうか?それは神様の方法でしょうか?それとも、人の知恵によるものでしょうか?
また、創世記3章と似ている点はないでしょうか?アブラムは誰の声に従いましたか?
それによって平和は訪れましたか?私たちは同じようなことをしていませんか?

やがてハガルはサライによって追い出されます。しかし、そこで主はハガルに現れてくださいます。神はすべての人を愛しておられるお方です。

イシュマエルが生まれたとき、アブラムは86歳でした。約束の子を与えられるまで、なお14年待たなければなりません。
信仰が試されるとき、忍耐が生じます。(ヤコブ1:2)

【17章】契約の更新

ここでは実に13回も「契約」という言葉が出てきます。契約を結ぶときにはその内容を細かく確認する必要があります。ここでの契約はどのようなものでしょうか?

神様はイシュマエルの誕生から13年後、突然アブラムに語りかけられます。忍耐がなくなりそうになっていたと考えられるアブラムにとってどれほどの励ましだったでしょうか。

神からの語りかけに、アブラムはどのように応答しましたか?あなたは神からの語りかけがあったとき、そのように応答していますか?

5節では、アブラムの名がアブラハムと改名されます。この後、サライもサラと改名します。
私たちにとっては一文字違いですが、これは偉大な改名です。
アブラムに入った「ハ」はヘブライ語でいのちを意味するアルファベットです。サライの最後にも同じ文字が加えられることで、発音が変わり「サラ」となりました。
私たち土の器に神のいのちが入れられるとき、私たちは生きたものとなります。そして、神の約束を成就する者へと変えられていきます。

アブラハムと神との契約の内容は一言でまとめるとどのようなものでしょうか?
それは「あなたの子孫をおびただしく増やす」というものです。それでは、この契約のしるしは何でしょうか?

多くの人はこの後与えられるイサクが契約のしるしだと思っているかもしれません。しかし、この契約に対するしるしは9-14節に書かれているものです。それは一体なんでしょうか?

この契約のしるしは子どもが生まれて8日目に施します。生まれて8日目というのは、子どもが誕生して最も免疫力が高まる日数だそうです。神様はどこまでも優しいお方です。

サラの改名の後、彼女からアブラハムの子孫が出るとの約束を神から再び受けます。

17節で、それに対するアブラハムの態度は正しいものでしたか?
やがて、この後与えられる子どもの名が皮肉にもこの行動の通りの名前となります。
アブラハムはどのような心情でこの行動をとったのでしょうか?

しかし、神はこの行動を不信仰から来る表面的なものから、心の底から笑い、喜ぶことへと変えてくださるお方です。

(5)ノートに記す

文中の質問、また以下の質問の回答をノートに記しましょう。

 ・【観察】今日の通読箇所の内容を簡潔にまとめましょう。

 ・【観察】神様はどのようなお方ですか?神様のご性質や神様がどのように働かれるかを書きましょう。

 ・【観察】ここからどんな真理や教訓を学べますか?

 ・【適用】自分の生活にどのように当てはめることができますか?

 ・【感謝】受けた恵みや感謝はありますか?

 ・【祈り】実行できるように祈りましょう。

(6)祈り

実行できるように、主に切に求めて祈りましょう。

(7)分かち合う

ページの一番下にある「コメントを残す」というところに、受けた恵みを分かち合いましょう。

1件のコメント

  1. 神の時間は人間の感覚とは違うのですね。
    しかし、必ず神は約束を成し遂げる
    アブラハムが心の中で笑って心の中で話した言葉に対して、神はみ言葉をもって応えられる、神は人の心の中が聞こえる方、神様に嘘はつけないし、すべて見通されていて、神様にかっこつけても仕方ないので、正直に祈ろうと思います。
    以前、祈りの中で「神様あなたの弟子として従いたいけれど、私はこんな人間なのですよ、悔い改めてもまた悔い改めることが出てくる・・でも私はあなたに従いたいと思ってはいるのです」と祈った時
    「わかっている」と聞こえ、びっくりしました。
    自分のいたらなさを見極めて、それでもあきらめず私についてきなさい、聖霊様と一緒に一歩踏み出しなさいという意味なのだろうと思いました。
    私の中の古い人の魂の都市を聖絶して、あなたの(アブラハム)の子孫(キリスト)が私の中の新しい魂の都市を建ててくださる
    15:18あなたの子孫に、私はこの地を与える・・・と
    高ぶりやその他もろもろの聖絶すべき都市を勝ち取って、愛、喜び 平安 寛容、親切、善意、誠実、柔和、自制 の都市に建て直し
    イサク(笑い)で満たしてくださる。と私は受け取り感謝しました。
    一定の民族を指して軽蔑するというのではなく、これは自分の中の都市のことをも伝えてくださり、あきらめるなと励まされているような気がしました。

    (アブラハムは割礼を受ける前に)、主を信じた。それで、それが彼の義と認められた。のですね。(創世記15:6)(ローマ4:9-12)

    割礼はその印として与えられたのですね。
    ここが一番大切なのですね。

    私たちは救いの福音を聞いてそれを信じたことにより、約束の聖霊によって証印を押されたのですね。エペソ1:13

    (創世記17:1)私は全能の神である、あなたは私の前に歩み、全き者であれ
    とは
    申命記6:4
    聞け、イスラエルよ。主は私たちの神。主は唯一である。あなたは心を尽くし、命を尽くし、力を尽くして、あなたの神、主を愛しなさい
    ということを指して、
    新約では、マタ22:38
    これが、重要な第一の戒めです。
    22:39 『あなたの隣人を自分自身のように愛しなさい』という第二の戒めも、それと同じように重要です。
    22:40 この二つの戒めに律法と預言者の全体がかかっているのです。」
    という、これを大切にしなければならないのだと教えられました。

    律法と預言者の全体って漠然としてわからなかったのですが
    礼拝のメッセージで、
    律法はみ言葉、預言者は祈り・・・と聞き
    シンプルにどう実践したらいいのかが分かりました。
    み言葉なるイエス様の上に、聖霊が鳩のように降りてきたように
    み言葉を読むことによって、み言葉を宣言して祈ることによって、油注がれ、もっと主の御心が分かってくる。悟りが与えられる。

    神様から直に与えられた悟りではないのですが、こうして教えていただくことで、と気づきが与えられます。

    昨日、出エジプト23:20-25のみ言葉を与えられました。
    私の祈りだけでなく、誰かの祈りを感じます。
    心から感謝します。主の祝福がありますように。

    主の十字架を感謝します。
    今日も主がともにいてくださり
    すべての理解を超えた神の平安が私の心と思いをキリスト・イエスによって守ってくださっていることを感謝します。

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