聖書通読クラブ Day 140

聖書通読クラブ Day 140【ネヘミヤ記 10章~13章】

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シャローム!

ネヘミヤはみごとに城壁の再建を導きます。それだけでなく、律法の回復、祭りの回復、礼拝の回復を行っていきます。
その特徴は祈り、みことばを読み、基準とのずれを認識し、速やかに正し、祈る」というパターンを見ることができます。
これは大いに私たちの人生に用いることができるパターンでしょう。私は今回の通読で、ネヘミヤという人物に惚れ込んでしまいました。この通読クラブが一段落したら、ネヘミヤをもっと深く研究してみたいと思いました。
ネヘミヤは城壁を修復した後、何をするのでしょうか。また、問題にどのように対処していくのでしょうか。

今日もみことばを朗読し、教えられていきましょう。

今日の通読箇所:ネヘミヤ記 10章~13章

■アウトライン

完成後の未完成

●神の律法に従って歩む者たち:10章
  ・印を押した者の名前:1-8節
  ・印を押したレビ人:9-13節
  ・印を押した民のかしら:14-27節
  ・のろいと誓いに加わる:28-31節
  ・神の宮をなおざりにしない:32-39節

●エルサレムに住む者:11章
  ・自ら進んでエルサレムに住もうとする人々:1-2節
  ・エルサレムに住んだ者:3-21節
  ・レビ人の監督者:22-24節
  ・ユダの子孫:25-36節

●奉献式:12章
  ・上ってきた祭司とレビ人:1-11節
  ・エホヤキムの時代:12-21節
  ・エルヤシブの時代:22-26節
  ・奉献式に向けて:27-30節
  ・ネヘミヤに続く聖歌隊:31-37節
  ・もうひとつの聖歌隊:38-43節
  ・神への任務ときよめの任務:44-47節

●安息日:13章
  ・のろいを祝福に変える神:1-3節
  ・トビヤ家の家をきよめる:4-9節
  ・自分の農地に逃げ去るレビ人:10-14節
  ・安息日を汚す者:15-18節
  ・安息日をきよく保つための施策:19-22節
  ・外国の女:23-27節
  ・サヌバラテを追い出す:28-29節
  ・いつくしんでください:30-31節

(1)通読のために心を整える

心を静めて、知恵と啓示の御霊をお迎えしましょう。

(2)通読

今日の通読箇所をまず音読しましょう。

(3)自分なりの受け取ったことをノートに書き記す

コラムを読む前に、自分なりに受け取ったことをノートにまとめてみましょう。

(4)コラムを読む

コラムを読み、質問の答えを考えてみましょう。

■コラム

【10章】神の律法に従って歩む者たち

・印を押した者の名前:1-8節
8章では、みことばが朗読され、9章では自分の罪を告白しました。そして彼らは盟約を結びました。その名前がここに書かれています。
彼らは呪いをその身に受けるかもしれませんでしたが、それでもここに名を連ねています。自分を捨てて自分の十字架を負って神に従う人たちの名前を呼んでみましょう。

・印を押したレビ人:9-13節
・印を押した民のかしら:14-27節

・のろいと誓いに加わる:28-31節
これまでの人々は盟約の書に署名した人たちです。しかし、それだけではなく、ユダヤ人の多くの者がこの誓いに加わったのです。それには息子や娘たちも含まれています。
終わりの時代、主はすべての人に霊を注がれます。彼らは律法を聞きました。みことばは神の霊感によって書かれているので、彼らがみことばを聞いたとき、神の霊が注がれたのではないかと思います。
では、彼らの結んだ盟約は具体的にはどのようなものでしょうか。それが30-31節に書かれています。
ひとつは外国人との婚姻の禁止です。モーセの時代からこれは警告されていました。この事を通して異教の神がもたらされるからです。
もう一つは安息日に関してです。安息日はユダヤ人のアイデンティティーでもあります。彼らはいのちをかけて安息日を守ります。安息日を守ることは主を愛することだからです。
この安息に付随するのですが、もう一つは安息年です。7年に一度土地を休ませるものです。この事は現代の生産性という物差しから見ると馬鹿げているように見えるかもしれませんが、神様が定められたとおり、これを行うなら祝福されます。実際、イスラエルでは今でもこの安息年がとられていますが、水の少ない土地で多くの実りを得ています。

・神の宮をなおざりにしない:32-39節
ここでは神の宮の礼拝のためのささげものが書かれています。律法によると主の宮の礼拝のためには二分の一シェケルが求められていますが、ここでは三分の一と少し金額が減っています。
おそらく、経済的に困難だったため、一時的な措置である可能性があります。
また、いけにえやたきぎも誰かが偏って負担することなく、くじ引きで公平に決定します。
35,36節にはあらゆるものの初物を主にささげています。初物を献げると粉の全部がきよくなります。まず最初のものを自分のものとすることなく、主に献げる姿勢は大切です。今で言えば什一献金です。初物の十分の一を主にささげることで、祭司やレビ人が養われます。そして養われたレビ人は献げた人の事を覚えてとりなし祈ります。そうして御国が前進していきます。
ネヘミヤは城壁再建の後に、神の民がさらに強固にされることを願っていました。そのためにこのような事を改めて制定し、神の宮をなおざりにしないよう、第一のものを第一とする大切さを教えました。

【11章】エルサレムに住む者

・自ら進んでエルサレムに住もうとする人々:1-2節
城壁が再建された時、まだ住民も少なく、家もまだ十分に建てられていなかったことが7:4に書かれていました。
城壁の中、エルサレムに住むと言うことは、何かしら礼拝に直接関わることになります。祭りの時には多くの人がエルサレムに来ますので、その影響も受けるでしょう。
中には住みたくないという人もいるかもしれませんが、実際には住む人も必要です。そこでネヘミヤは什一の仕組みをここで用いて、くじ引きで人々を住ませました。
ところがある人は自ら進んで住みたいと言う人もいました。城壁の中なので、敵からの標的にされるリスクがあるにも関わらず、そのように自ら進んで住みたいと言う人を人々は祝福しました。

・エルサレムに住んだ者:3-21節
ここからは実際にエルサレムに住んだ人の名が記されています。6節には「勇士」と書かれています。彼らの名前を朗読してみましょう。

・レビ人の監督者:22-24節
エルサレムに住むレビ人の監督です。歌うたいですが、彼らは王の命令を受けてうたっています。その王の命令がなにであるかは具体的に書かれていませんが、王の守り、国の発展などかもしれません。
彼らはペルシャの王の命令によってペルシャの税金によって養われています。その感謝のあらわれかもしれません。1テモテ2:1には「王とすべての高い地位の人のために祈り、とりなし、感謝が献げられるようにせよ」と書かれています。彼らはこれを行っていました。
私たちも総理大臣やリーダーを非難ばかりしていませんか?みことばに従って彼らのために祈り、とりなしていきましょう。

・ユダの子孫:25-36節
ここにはユダとベニヤミンの割り当ての町々に住んでいる人の名が記されています。

【12章】奉献式

・上ってきた祭司とレビ人:1-11節
ここからは祭司とレビ人たち、主のために働く者のなが記されています。ネヘミヤはダビデに倣って、彼らを24組に分けます。1-7節までで24人の名が書かれています。彼らは感謝の歌をもって仕えていました。

・エホヤキムの時代:12-21節
・エルヤシブの時代:22-26節

・奉献式に向けて:27-30節
城壁が完成し、彼らは奉献式を行おうとしています。そこでレビ人をエルサレムに来させ、シンバルと十弦の琴と立琴で感謝の歌をもって奉献式を行うことを企画します。
それに応じて、ぞくぞくとレビ人が集まってきます。祭司とレビ人はまず自分たちの身をきよめ、民と門と城壁をきよめました。

・ネヘミヤに続く聖歌隊:31-37節
ネヘミヤが啓示を受けた奉献式は独特のものでした。エリコの城壁が崩れるときには賛美隊はひとつとなって城壁の周りを回りましたが、ここでは賛美隊を二つにわけます。同じ所から出発し、反対側でであうようにします。
エズラのグループは泉の門から水の門の方、つまり反時計回りに回ります。下の図表を見ながら確認してみましょう。

・もうひとつの聖歌隊:38-43節
もう一つのグループはどのように進んでいるでしょうか?下の図表を見ながら確認しましょう。確かに時計回りに進んでいますね。
そして北側、主の宮の近くで二つの賛美隊は合流します。

・神への任務ときよめの任務:44-47節
二つのグループが合流し、女も子どもも喜び歌っています。その喜びは遠くまで響きました。
なぜ彼らはこんなに喜んだのでしょうか。敵に妨害されながらも短期間で工事を完成させたことも喜びでしょうが、神様ご自身が彼らを大いに喜ばせてくださったと書かれています。
この箇所を朗読し、思い巡らしているときにひとつの思いがやってきました。同じ所から出発し、違うところを通って主の宮のまで出会う。このことはイスラエルと異邦人の歩みではないかと。
神が創造された人からすべての人は別れ出ています。同じ所からはじまっています。しかし、それはやがて分かれて、それぞれの道を歩みます。ところが最後は神様の御前で一つになり、喜びを分かち合います。エペソ2章に書かれている奥義、イスラエルと異邦人がひとつとされ、新しいひとりの人になることの預言的行動ではないでしょうか。イエス・キリストの十字架によってこの事が完成されます。

【13章】安息日

・のろいを祝福に変える神:1-3節
エルサレムでは絶えずみことばが朗読されていました。その中にアモン人とモアブ人は集会に加わってはならないと言うことを見つけました。そこで彼らは混血の者をイスラエルから取り分ける作業をはじめます。

・トビヤ家の家をきよめる:4-9節
トビヤはアモン人です。上のみことばからすると取り分けられなければならない人物です。ところが、彼が部屋を持っていたのは祭司やレビ人が奉納物を受けてそれを保管して置くところでした。大きな部屋です。しかも、それを与えたのは大祭司エルヤシブだというのです。
ネヘミヤがエルサレムでの仕事を終え、ペルシャに戻り、再びどうなっているのかが気になってエルサレムを訪れたときにこの事が発覚しました。
すでに中心から腐敗がおこりかけています。ネヘミヤはどうしたでしょうか?9節を見てみましょう。直ぐに、徹底的に行っています。素晴らしいです。

・自分の農地に逃げ去るレビ人:10-14節
そもそもなぜエルヤシブは広い宝物倉をトビヤに与えることができたのでしょうか。シンプルです。その部屋が空いていたからです。つまり、あまりささげ物がされていなかったと見ることができます。
そのようなわけでレビ人にも支給されるべきものが支給されていませんでした。彼らは神に仕える者ですが、それでも生活があります。生きていかなければなりません。だから彼らは宮で仕えることをあきらめ、自分の仕事をしに農地に逃げ帰っているのです。
ネヘミヤはここでも即座に対応しました。なぜそうなったのかリーダーを問い詰めます。そしてレビ人を呼び戻し、ユダの人々にはささげ物のチャレンジをします。それを祭司、学者、レビ人に管理させます。まさにネヘミヤは「仕事の早いできるリーダー」です。
そしてネヘミヤは祈ります。何よりも祈りが大切です。この祈りがネヘミヤをこのようなリーダーに成長させたのです。

・安息日を汚す者:15-18節
続いては、安息日に商売をしているユダヤ人が見つかりました。律法の規定だと、働いてはならないとあります。この働きとは、生活のために仕事をすることの働きです。同じ働きであっても、神殿で働く祭司は安息日にも働かなければなりません。
また、ツロから来て安息日に荷物を運び込んだりしていました。彼らも外国人であっても、安息日の事は知っていたでしょう。そのような人々にネヘミヤはどのように対応したでしょうか。ユダヤ人にはとがめ、異邦人には尋問しています。ここでも速やかな対応です。

・安息日をきよく保つための施策:19-22節
人の弱さを知っているネヘミヤは強制的に安息日に商売ができないようにします。安息日には門を閉じ、見張りを立てさせました。
そのような事をしてもなおやってくる者があるので、その様な者には容赦しないことを伝えます。これ以上行うと手を下すと伝えます。
そしてレビ人に身をきよめさせ、安息日の神聖を守るために門の守りにつかせます。
そして、この事で自分を覚え、あわれんでくださいと祈っています。

・外国の女:23-27節
混血の禁止を強く行ったにも関わらず、ヘブル語を話せず、アシュドテのことばや外国のことばしか話せない子どもが半分もいます。
前にもだめだと言ったことが守れていない彼らにはことさらに厳しく接します。彼らの毛を引き抜いて、神にかけて誓わせています。強制的な悔い改めの祈りをさせています。それほど深刻なことでした。

・サヌバラテを追い出す:28-29節
どうしてこのような腐敗が起こってしまったか。答えはここにありました。諸悪の根源は大祭司の家系でした。トビヤの家ととサヌバラテの家が政略結婚していたのです。
リーダーがこのような妥協を見せていると、それはすべての者に広がっていきます。そして、安息日を汚すまでになってしまいます。
ネヘミヤはどうしましたか?直ぐに彼らを追い出しました。そして主に祈ります。毎回同じパターンです。

・いつくしんでください:30-31節
エレミヤは物理的な城壁も、霊的にも建て直しました。彼の特徴はどのような者だったでしょうか。ノートに書き出してみてください。
彼は神の律法に精通した者でした。祈る人でした。みことばの基準を持っている人でした。みことばの基準からずれていたらすぐに正す人でした。素晴らしいリーダーです。
しかし、周りからは面白くないと見られていたかもしれません。リーダーはいつも孤独です。ですから、主に祈っていたのかもしれません。そして、エレミヤ書は終わりますが、なんだかすっきりしない終わり方です。
ここから私は、神の律法の完成はこの地上ではなしえないと言うことを受け取りました。神の律法が完全に完成するのは私たちが主の前に立ったときです。その時に「あなたを知らない。不法をなす者、わたしから離れよ」と決して言われたくありません。「よくやったね。良く忠実にわたしの戒めを守ったね」と言っていただきたいです。
ですから今日もみことばを読みます。その基準に自分を従わせます。孤独で苦しさも感じるでしょうが、永遠のいのちにつながる大切な一歩です。後には永遠の喜びが待っています。律法の完成を目指して、これからもみことばを朗読していきましょう。

(5)ノートに記す

文中の質問、また以下の質問の回答をノートに記しましょう。
 ・【観察】今日の通読箇所の内容を簡潔にまとめましょう。
 ・【観察】神様はどのようなお方ですか?神様のご性質や神様がどのように働かれるかを書きましょう。
 ・【観察】ここからどんな真理や教訓を学べますか?
 ・【適用】自分の生活にどのようにあてはめることができますか?
 ・【感謝】受けた恵みや感謝はありますか?
 ・【祈り】実行できるように祈りましょう。

(6)祈り

実行できるように、主に切に求めて祈りましょう。

(7)分かち合う

ページの一番下にある「コメントを残す」というところに、受けた恵みを分かち合いましょう。

ネヘミヤ記の城壁と門の修復の図

1件のコメント

  1. アーメン ハレルヤ!

    アーメン

    こんな分かち合いってどうかと思ったのですが、

    ネヘミヤ記感動しました。

    今までこんなに大切なことが書いてあったとは知りませんでした。

    沢山教えていただきありがとうございました。

    明日からも、通読に勤しみたいと思います。

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