聖書通読クラブ Day 67【ヨシュア記13章~15章】

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シャローム!

私たちは財産の一つで土地を求めるときがあります。土地は場所が空かなければ得ることができません。逆に、いつまでもその土地に居続ければそれはずっとその人のものになります。
だから経済の需要と供給の法則で、人気の場所は土地代が高くなります。多くの人が欲しいと思いますが手に入れることが難しいからです。ちなみに、日本で最も地価が高いのは銀座四丁目付近だったと思います。
ヨシュアたちは一つひとつの戦いを主に従って戦い、勝利を得て土地を勝ち取っていきました。これは人の欲望では無く主の命令でした。
そのようにしてイスラエルの人々に土地が割り当てられていきます。

今日もみことばに教えていただきましょう。

今日の通読箇所:ヨシュア記13章~15章

■アウトライン

割り当て地

●東の割り当ての二部族半:13章
  ・占領前の割り当て:1-7節
  ・モーセの割り当て:6-33節

●ヘブロンを奪取するカレブ:14章

●境界線と町々:15章

(1)通読のために心を整える

心を静めて、知恵と啓示の御霊をお迎えしましょう。

(2)通読

今日の通読箇所をまず音読しましょう。

(3)自分なりの受け取ったことをノートに書き記す

コラムを読む前に、自分なりに受け取ったことをノートにまとめてみましょう。

(4)コラムを読む

コラムを読み、質問の答えを考えてみましょう。

■コラム

【13章】東の割り当ての二部族半

あっという間にヨシュアが老人になったと書かれています。二本であれば65歳が定年でしょう。それからどのように余暇を過ごすか戸考えるところですが、ヨシュアは違いました。
1節で主は老人のヨシュアに何と仰せられましたか?まだまだやるべき事が沢山あります。引退するのはもう少し先のようですね。
主はヨシュアに
 ・占領すること
 ・相続地とすること
この二つを命じられました。相続地と言うことは単なる占領ではなく、そこに子孫もずっと住み続けるということです。

8節からはモーセがすでに征服した土地が書かれています。あまり意識してきませんでしたが、モーセも非常に多くの場所を勝ち取っていることがわかります。ヨシュアはそれをも含め十二部族に割り当てます。
13節には、聖絶しなかった二部族が書かれています。ゲシュル人とマアカ人です。彼らはイスラエルの中に住みましたが、後々イスラエルの人々を苦しめることになります。

【14章】ヘブロンを奪取するカレブ

ここからは、ヨルダン川の西、九部族半の割り当て地です。この割り当ての方法はくじです。「え?くじ?」と思うかもしれませんが、主の御前で祭司たちが行うことです。箴言16:33には「くじは、ひざに投げられるが、そのすべての決定は、主から来る」と書かれています。主が決められたくじの決定はある意味公平な分割法方でした。
なぜなら、人は「あっちのほうがいい」「こっちのほうがいい」と様々な私利私欲が働いてしまいます。ところが、主の御前でのくじの決定はそのような私情は挟みません。主が与えてくださったと思ったなら、そこが彼らの祝福の場所となります。

6節からはカレブが登場します。ヨシュアと共に12人の斥候として使わされ、良い方向をした人物です。その時は40歳でしたが、この時は85歳です。実に45年間主に仕え続けました。
そして、11節です。信仰の宣言です。40歳と85歳の人物を並べたら明らかに体力的な差があるでしょう。しかし、カレブは同じ、いや、それ以上だったかもしれません。これが神に従う者の生き方です。「自分はもうだめだ」と思うのでは無く、「自分はまだ主からの使命がある。成し遂げなければならないことがある」と信じ、行動するなら、私たちの健康も守られます。
13節、カレブの訴えにヨシュアは祝福で答えます。15節を見てください。最後にどうなったと書かれているでしょうか?
カレブは最後まで戦い続けました。それは単に戦いが好きとか、恨みが重なっていたとかではなく、主の命令を全うするためでした。聖絶せよという命令を忠実に実行するため、老いてもなお戦い続けました。そうしたときに、その地の戦争は止んだのです。平和(シャローム)のための戦いでした。

【15章】境界線と町々

15章は相続地が決められています。
1-12節はユダ族への割り当てです。
 17章まで割り当て地が続きますが、理解しやすいように、この文章の下に「ざっくり割り当て地図」を作りました。細かく知りたい方は詳しく調べてみてください。
今回は通読がメインですので、ざっくりどの部族がどのあたりに相続を得たのかを確認する助けになれば幸いです。地図で場所を確認しながら、それぞれの部族の相続地を確認してみましょう。

(5)ノートに記す

文中の質問、また以下の質問の回答をノートに記しましょう。
 ・【観察】今日の通読箇所の内容を簡潔にまとめましょう。
 ・【観察】神様はどのようなお方ですか?神様のご性質や神様がどのように働かれるかを書きましょう。
 ・【観察】ここからどんな真理や教訓を学べますか?
 ・【適用】自分の生活にどのようにあてはめることができますか?
 ・【感謝】受けた恵みや感謝はありますか?
 ・【祈り】実行できるように祈りましょう。

(6)祈り

実行できるように、主に切に求めて祈りましょう。

(7)分かち合う

ページの一番下にある「コメントを残す」というところに、受けた恵みを分かち合いましょう。

2件のコメント

  1. 主が私とともにいてくだされば、主の命令を守り行う力を与えてくださることを感謝します。

  2. アーメン 続けて感謝します
    今日も、とても励まされました。

    カレブは犬という意味だそうですね。
    聖書で犬とは、吐いたものにかえると言われて、汚れたものと認識され、
    また臆病者を指しますね。
    日本でも、飼い主に従順な飼い犬のように、上の言うことには全て従うとみなされやすい人物や職種を蔑視する語で使用されています。

    しかし、誰に従うかで、人生180度変わります。
    神に信仰をもって心を尽くして従い、神の選ばれたリーダー、ヨシュアに勇気ある信仰をもって年老いてまでも忠実に従ったのでカレブは祝福され偉業を成し遂げたのですね。

    当時アルバがアナク人の最も豪傑な人物として存在して、はばをきかせて牛耳っていたので、本当はヘブロンと呼ばれる地がキルアテ・アルバと呼ばれるほどだった。
    ところが、カレブがその恐れられている最大の巨人アナク人を倒し、
    ここを征服したことにより、ヘブロンという名前に回復し平和が戻ったのだということですね。
    ヘブロンのアラビア語名、アル・ハリールとは、「神の友人」を意味するとネットにありました。麗しい名ですね。

    私の中の古い人の都市を傲慢などという強者が牛耳っていて、本来の神のデザインである、謙遜の都市が言うままに抑えられていても、
    「神から生まれた信仰にはかなわない。カレブのように全く神に従うならこのように勝利して、謙遜と呼ばれる都市になるのだ、裁きの都市は憐みの都市になるのだ、憐みは裁きに向かって勝ち誇ることを体現することになる。だからカレブのように信じて私に従いなさい。」と主イエスに言われているようです。

    以前、「たった一人の人が全く神に従うなら、そこに大きなリバイバルが起こるのです。その一人の人があなたです、あなたです、あなたです。」と ガジマ先生が会衆に言われたのを思い出しました。

    全く従う・・・そうできたならどんなに・・・
    私も私の家族も地域に人々にも、お世話になった医師、理学療法士、病院のスタッフ、元職場の愛する人々・・・大切な人々に主の福音が伝わるでしょうに。
    祈りが聞かれ、教会の病気の方が全員癒され・・・力強く使徒の時代のように前進していくでしょうに。

    まずは一歩一歩主イエスと共に歩むことを大切に、明日からもみ言葉に親しみ、主との交通を激しく求めたいと・・・思わされます。

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