聖書通読クラブ Day 15

聖書通読クラブ Day 15【創世記42章~44章】

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シャローム!

以前、妻が子どもの頃に見たドキュメンタリーの番組の話をしてくれました。それは東京で犯罪を追う刑事の話でした。
時効ギリギリまで犯人を追いかける刑事にレポーターは「どうしてそこまでして犯人を追いかけるのですか?」と質問したそうです。普通の答えなら「世の中から犯罪をなくすためです。」と言いそうですが、その刑事は「だって、かわいそうだろう?犯人を早く楽にしてやりたいんだよ。」と言っていたそうです。

自分の罪を抱えて、それを告白できないでいる状態はとてもつらいものです。

今日の通読では、兄弟たちのが弟のヨセフに対して行った事の刈り取りと悔い改めを見ることができます。今日もみことばによって主の道へと立ち返らせていただきましょう。それが悔い改めです。

今日の通読箇所:創世記42章~44章

■アウトライン

悔い改め

●ヨセフと兄弟たち:42章
  ・飢饉でエジプトに下る:1-5節
  ・ヨセフの前に出る兄弟たち:6-25節
  ・人質になるシメオン:26-38節

●家族会議:43章
  ・家族会議:1-15節
  ・再びエジプトに向かう兄弟たち:16-25節
  ・ベニヤミンとの対面:26-34節

●兄弟たちへの最後の試み:44章
  ・銀の杯:1-13節
  ・兄弟たちの弁明:14-34節

(1)通読のために心を整える

心を静めて、知恵と啓示の御霊をお迎えしましょう。

(2)通読

今日の通読箇所をまず音読しましょう。

(3)自分なりの受け取ったことをノートに書き記す

コラムを読む前に、自分なりに受け取ったことをノートにまとめてみましょう。

(4)コラムを読む

コラムを読み、質問の答えを考えてみましょう。

■コラム

【42章】ヨセフと兄弟たち

中東地域では水分はとても貴重な資源です。水分不足や様々な影響で、飢饉が起こっていました。その中でも、このたびの飢饉は規模の大きなものでした。
ヤコブは老年のためにエジプトに出向くことが難しいので、息子たちを食料調達のために送り出します。
3節には「10人の兄弟」と書かれています。これだけの男手があれば、しばらく分の食料は運べるでしょう。ところが、一人残された兄弟がいます。それは誰だったでしょうか?また、どうしてだかわかりますか?

6節からは、読んでいる私たちにとってはとても興味深い内容ですね。(兄弟たちはたまったもんじゃなかったと思いますが)
37:6-9でヨセフが見た夢が現実のものとなる瞬間です。
訪ねてきた者が兄弟だとわかったヨセフは、荒々しく対応します。このとき、ヨセフは兄弟に対して怒っていたのでしょうか?
これは私の考えですが、ヨセフは突然目の前に現れた自分の兄弟に驚き、どう接していいかわからず、このような態度を取ったのだと思います。
みなさんもこういう経験無いですか?突然の出来事で、よそよそしく振る舞ってしまうこと。

もしくは、ヨセフは以前、夢を分かち合ったときにますます兄弟の恨みが増し加わっていったことを思いだし、一つの策に打って出たのかもしれません。それが兄弟に対してわざと彼らをはねつけて、彼らの態度を見てみたかったのではないかと思います。ヨセフの塩対応ですね。

しかし、どうしてヨセフは彼らをスパイ(間者)と断定したのでしょうか?それは、エジプトの事情に基づくものでした。
当時のエジプトは特に北東部分から敵の侵入が多い地域でした。ヨセフの兄弟たちはその方向から来たので、彼らをつなぎ止めておく一番の口実がスパイ容疑だったのではないかと思われます。

15-16節で、ヨセフは末の弟、ベニヤミンの事に触れます。ヨセフは父が末の弟ベニヤミンを手放したくない理由もよく知っていました。それほどまでに自分と同じ両親から産まれた弟に会いたかったのです。その上でこの問いかけをしました。ここでも兄弟を試しています。

ヨセフははじめ、兄弟全員をとどめてベニヤミンだけを連れてくる予定でしたが、18節で考えを変えます。それはどういうプランだったでしょうか?

ヨセフは三日間、いろいろ考えたのでしょう。それで、父と家族に一刻も早く食料を届ける事、全員を捕虜とするより、一人にした方が父のショックが少ない事などを考えたのだと思います。

21節からは、兄弟たちが反省を始めます。長い人生でいろいろ経験しているはずなのに、この場面でこのことを思い出すとは、よほど気にしていたのでしょう。

シメオンを残し、他の兄弟はカナンへの帰途につきます。その時、それぞれの袋に銀を入れると言うことをしました。
この明確な目的はわかりませんが、もしかしたら兄たちを驚かすいたずらだったのかもしれません。

自分たちがスパイ扱いされたこと、シメオンが人質となっていること、ベニヤミンを連れてもう一度エジプトに戻らなければならないこと。
家に帰る道のりで、彼らの足取りは軽かったでしょうか?このときの彼らの気持ちを考えてみてください。

子どもたちの報告を受け、ヤコブはどのように反応しましたか?

【43章】家族会議

食料を取るか、自分の息子のいのちをとるか。イスラエルにとっては難しい決断でした。
2節でイスラエルが下した決断はどのようなものでしたか?
それに対して3節で答えたのは誰でしたか?

9節で、ユダはある提案をします。ルベンとの違いはわかりますか?ユダは子どもではなく、自分自身を保証人としました。
その事で心が動かされ、腹が決まったのでしょうか。14節でその覚悟を見ることができます。

兄弟たちは父に送り出され、再びエジプトに行きます。最初の時と今回と、彼らの足取りに違いはあったでしょうか?想像してみましょう。
16節、ヨセフはベニヤミンと対面します。「いっしょにいるのをみるや」と書かれているとおり、急いで家に案内し食事の用意をさせます。ヨセフの心躍る様子がわかります。

一方、兄たちはまだ目の前にいる大臣がヨセフだとは知りません。自分たちの袋にあった銀の事で気が気ではなかったのではないでしょうか?

その事に対して、23節で家のしもべはどのように答えましたか?
通常、エジプト人でこのようなことを言うことはありません。ヨセフの下で働くエジプトのしもべだからこそ、すぐにこのような言葉が出てきました。
みなさんはこのように周りに、そして部下に影響を与えていますか?

29節でヨセフはベニヤミンであることを確認します。30節で、ヨセフがどれほどこの再開を喜んでいたことがわかります。そのシーンを想像すると、こちらまで涙が出てきそうです。

その後、食事をしますが、ヨセフは指示して見事な食事の席を指定します。兄弟たちが不思議に思うのも無理はありません。ちょっと、テレビ番組のドッキリ企画を見ているようです。

【44章】兄弟たちへの最後の試み

ヨセフは再び兄たちの袋を食料で満たし、また銀を入れます。しかし、自分と同じ母の子であるベニヤミンの袋には自分の杯を入れます。
これは、ヨセフがベニヤミンを自分と同じような立場に立たせ、その時兄たちがどのように反応するかを試したことでした。

5節を見ると混乱するかもしれません。神の人であるヨセフがまじないをしていたのでしょうか?
古代中近東の世界では、まじないと政治は密接に関わっていました。ですから、ヨセフはわざと自分がエジプトで偉い立場にいると言うことを印象づけようとしてこういったにすぎません。
その証拠に、エジプト中の人も、パロさえもヨセフの信じる神を尊敬していました。ヨセフはまことの神だけをしたい求めていました。

12節からは、時代は繰り返すというような出来事に遭遇します。また、兄たちの袋から銀が見つかりました。しかし、今回は大してそのことには注目されません。むしろ、ベニヤミンの袋に入っていた杯に注目されます。

そして、事態を思うくけ止めた兄弟はヨセフの元に引き返します。今まで一番重い足取りだったでしょう。

その後、ユダが代表して弁明します。その内容はうわっつらの言葉に思えますか?それとも心から言っているように思いますか?
自分のいのちをも顧みないで、必死に訴えるユダの叫びはヨセフに届きました。この後どうなるのでしょうか?

みなさんはこのように創造主に対して熱心に悔い改めているでしょうか?神様の御心に立ち返ることが悔い改めです。そのためには事実を認めなければなりません。神様の道と自分の道がずれていることを聖霊様に教えていただき、気付かされ、主に告白しましょう。そうするなら、悔い改めの実を見ることができるはずです。

兄弟たちの悔い改めの実はどういったものでしょうか?明日に続きます。

(5)ノートに記す

文中の質問、また以下の質問の回答をノートに記しましょう。

 ・【観察】今日の通読箇所の内容を簡潔にまとめましょう。

 ・【観察】神様はどのようなお方ですか?神様のご性質や神様がどのように働かれるかを書きましょう。

 ・【観察】ここからどんな真理や教訓を学べますか?

 ・【適用】自分の生活にどのようにあてはめることができますか?

 ・【感謝】受けた恵みや感謝はありますか?

 ・【祈り】実行できるように祈りましょう。

(6)祈り

実行できるように、主に切に求めて祈りましょう。

(7)分かち合う

ページの一番下にある「コメントを残す」というところに、受けた恵みを分かち合いましょう。

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