聖書通読クラブ Day 353

聖書通読クラブ Day 353【ヤコブの手紙 4章-5章】

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シャローム!

今日でヤコブの手紙が終わります。私はいつもこの箇所を読むとき、自分の人生を振り返ります。永遠から比べると、私の人生はほんの一瞬でしょう。しかし、私は今生かされています。それであれば、与えられたこの時を主のために用いていきたいと思わされます。
みなさんはどうでしょうか?与えられた今をどのように生きていますか?主は今の生き方を喜んでいると思いますか?今日もみことばから私たちの生き方を教えていただきましょう。

今日の通読箇所:ヤコブの手紙 4章-5章

■アウトライン

●Life is very short:4章
  ・戦いや争いの原因:1-10節
  ・悪口:11-12節
  ・消えてしまう霧:13-17節

●忍耐:5章
  ・金持ちたち:1-6節
  ・耐え忍びなさい:7-11節
  ・誓わないように:12節
  ・信仰による祈り:13-18節
  ・罪人を迷いの道から引き戻す者:19-20節

(1)通読のために心を整える

心を静めて、知恵と啓示の御霊をお迎えしましょう。

(2)通読

今日の通読箇所をまず音読しましょう。

(3)自分なりの受け取ったことをノートに書き記す

コラムを読む前に、自分なりに受け取ったことをノートにまとめてみましょう。

(4)コラムを読む

コラムを読み、質問の答えを考えてみましょう。

■コラム

【4章】Life is very short

・戦いや争いの原因:1-10節
私たちは生きていると争いに巻き込まれることがあります。私たちに起こる戦いや争いには原因があります。みことばはその原因が何だと言っていますか?また、殺人の原因までが書かれています。それは何でしょうか?2節を見ましょう。原因は外にあるのでは無く、私たちの内側にあります。
3節には、願っても受けられないのはどうしてかと書かれています。それはどうしてですか?主は私たちの心をご覧になります。
また、世を愛することが書かれています。世の友となりたいと思った人はどうなると4節に書かれていますか?どうしてそうなるのでしょうか?5節がその答えです。主は私たちのうちに住まわせた御霊をねたむほど慕っておられるから、私たちが世の方向に行くと神に敵対する者となってしまうのです。
また、神はどのような者を退け、そしてどのような者に恵みを授けられますか?イエス様が悪魔を退けたように、私たちもできるとみことばに書かれています。神に対してどうして、悪魔に対してどのようにすると悪魔は逃げ去りますか?毎日通読している理由がここにもあります。
そして、8節には驚くべき事が書かれています。神に私たちが近づくなら、どうなりますか?これが神の愛です。ですから、罪ある人たち、二心の人たちは、それぞれ何をしなさいと書かれていますか?
9節は、とても不思議に見えます。今までと全く逆の事を言っているように思えますが、これはどういうことでしょうか?それは9節を見るとわかります。主の前にへりくだるために、私たちは8節のような経験をしなければならないときがあります。このような状態の中で、私たちに主への飢え乾きが起こってきます。主への飢え乾きすら、主がくださるものです。

・悪口:11-12節
ここからは口のことばに関してです。兄弟で互いに悪口を言わないようにと言われています。もし、自分の兄弟の悪口を言い、さばくなら何を悪く良い、何をさばいている事になりますか?すべてのものを裁くお方はただひとりです。もし、そのお方に成り代わって自分が何かを裁くなら、自分が神となっていることに気づきましょう。それで12節のように言われています。

・消えてしまう霧:13-17節
私たちはこの地でいつまでも幸せに暮らしたいと願うかも知れません。しかし、私たちはどんなにお金を積んでも、頑張っても、良い行いをしても、地上での人生の時間は決められており、自分で伸ばすことはできません。今は人生100年時代と言われますが、人生は思ったより短い者です。それのようなことがこの箇所に書かれています。私たちは明日のことはわかりません。それどころか、1秒先のこともわからないのです。私たちの人生は現れては消えていく霧のようなものです
私たちは「ああしたい、こうしたい」と願います。そして、この地で何かを成し遂げたなら、そのことを誇って高ぶります。16節にそのよな高ぶりは何かと書かれていますか?

【5章】忍耐

・金持ちたち:1-6節
ヤコブは金持ちに対して容赦ないことを言っています。彼らの上には悲惨だと言っています。聖書の言う金持ちは、自分のためだけに富を蓄えようとする者です。そのような財宝はどうなりますか?
金持ちはなんとかして財を蓄えようとするので、労働者に支払う賃金をごまかそうとします。しかし、それは神に見られています。そのような人は、今の世の中では満足するかも知れませんが、さばきの時に主は裁かれます。

・耐え忍びなさい:7-11節
終わりの時代に関して書かれているところで、必ずと言って良いほどセットで書かれていることが、耐え忍ぶと言うことです。農夫も種を蒔き、実るまで世話をしながら忍耐します。主は私たち信じる者が義の実を豊かに実らせるなら、それを刈りとられます。それまで私たちは忍耐し、心を強くする必要があります。
ですから、私たちは互いにつぶやくことをやめましょう。さばきの主はどこに立っておられますか?9節を見ましょう。
苦難と忍耐とは誰を模範にしなさいと書かれていますか?ヤコブはここでその代表としてヨブを挙げています。ヨブはあの長い書物の中で忍耐したのです。そして、主はヨブになにをして下さいましたか?忍耐することの報いです。

・誓わないように:12節
ヤコブは何よりもまず誓わないようにと言っています。イエス様も同じ事を言われました。「はい」は「はい」。「いいえ」は「いいえ」で、それ以上は悪いことです。

・信仰による祈り:13-18節
苦しんでいる人はどうすれば良いのでしょうか?喜んでいる人はどうすれば良いのでしょうか?病気の人はどうでしょうか?15節に書かれていることは昔の事ではなく、夢物語でもなく、信じて行動する者に本当に起こることなのです。
ですから、私たちは互いにさばき会うのではなく、罪を言い表し、互いに祈り合うことが大切です。これでこそ、神の家族です。義人の祈りは働くとどうなりますか?その実例としてエリヤが挙げられています。彼が祈るとどうなりましたか?

・罪人を迷いの道から引き戻す者:19-20節
ここに書かれていることが、福音を伝えると言うことです。真理から迷い出た者を引き戻す者はどうなると20節にあるでしょうか?信仰から来る行動によって、この事をなしていきましょう。


(5)ノートに記す

文中の質問、また以下の質問の回答をノートに記しましょう。
 ・【観察】今日の通読箇所の内容を簡潔にまとめましょう。
 ・【観察】神様はどのようなお方ですか?神様のご性質や神様がどのように働かれるかを書きましょう。
 ・【観察】ここからどんな真理や教訓を学べますか?
 ・【適用】自分の生活にどのようにあてはめることができますか?
 ・【感謝】受けた恵みや感謝はありますか?
 ・【祈り】実行できるように祈りましょう。

(6)祈り

実行できるように、主に切に求めて祈りましょう。

(7)分かち合う

ページの一番下にある「コメントを残す」というところに、受けた恵みを分かち合いましょう。

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