前回はたましい・霊・からだという事をお伝えしました。ここでは、「人は目に見える」部分と「目に見えない部分」に分けることができました。
実は、すべての創造の始めである創世記1章に、興味深いことが書かれています。そこでは、6日の創造の物語が書かれています。簡潔にまとめると以下のようになります。
1日目:光とやみを区別された。
2日目:大空を創造され、上の水と下の水を分けられた。
3日目:種を生じる草と中に種がある実を結ぶ木を創造された。
4日目:昼と夜を照らす天体と星を創造された。
5日目:水の中に生きる生き物、空を飛ぶ鳥を創造された。
6日目:地の生き物、そして人を創造された。
この箇所を関連付けて見ていくなら、1日目〜3日目に創造された器に4日目〜6日目に創造されたものを満たしていくという構図を見ることができます。
また、1日目と4日目、2日目と5日目、3日目と6日目がそれぞれ対応しています。
そして、人を創造された時も同様に土でかたちを創造され、そこに神様ご自身が息を吹き込まれ、それで人は生きたものとなりました。
神である主は土地のちりで人を形造り、その鼻にいのちの息を吹き込まれた。そこで人は生きものとなった。
創世記 2章 7節
神様は最高傑作である人を創造し、最も良い所に置いてくださるために、すべての環境を整えてくださいました。どれほど人を愛してくださっているのでしょうか。
私のからだもいのちも、神様が愛を持って創造してくださったものです。そう思うと、感謝が溢れてきますね。
今日のまとめ
神様は器を整え、それを満たすようにして創造された。