シャローム!
通読は続いているでしょうか?
今週の通読はヨブ記です。
ヨブと友人たちが三度にわたり議論を交わす主要な場面です。
苦悩の最中にあるヨブは、自身に重大な罪が見当たらないにもかかわらず、なぜ神がこれほどまでに苦難を与えるのかと問い続けます。
一方、友人たちは因果応報の法則に基づき、「何らかの隠れた罪があるからこそ、これほどの苦しみに遭うのだ」と繰り返し主張します。
ヨブは彼らの指摘に反論し、神の沈黙に対して深い嘆きと憤りを抱えながらも、自身の正しさを証明してくださる方として神を求め続けます。
しかし友人たちとの議論は平行線をたどり、人間の苦しみや神の正義をめぐる問題はなお未解決のままです。
こうした応酬を通じて、本書は「なぜ人は苦しむのか」「神はどのように正義を示されるのか」という根源的な問いを読者に突きつける重要な部分となっています。
私たちはヨブと友人たちの会話の中で、何を見出すことができるでしょうか。
今週も聖霊の助けによって、聖書の中にある真理を見つめ、通読を進めていきましょう。
●Day 146:ヨブ記 7章-9章
●Day 147:ヨブ記 10章-12章
●Day 148:ヨブ記 13章-15章
●Day 149:ヨブ記 16章-18章
●Day 150:ヨブ記 19章-21章
●Day 151:ヨブ記 22章-24章
●Day 152:ヨブ記 25章-27章