聖書通読クラブ Day 309

聖書通読クラブ Day 309【ヨハネの福音書 13章-15章】

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シャローム!

イエス様の語られる内容は、核心へと近づいていきます。イエス様は過越の席上で、新しい戒めを与えてくださいます。また、御霊を送ってくださることを約束されます。さらに、互いに愛し合うことを命令されます。どうしてこのようなことを言われるのでしょうか?イエス様がこの世を去られるときが近づいたからです。しかし、御霊はイエス様を思い起こさせ、あかしされます。イエス様と父とはひとつです。このお方は私たちを決して見放さず、見捨てないお方です。このお方のおことばを、今日も受け取っていきましょう。

今日の通読箇所:ヨハネの福音書 13章-15章

■アウトライン

●イエスの新しい戒め:13章
  ・愛を示すイエス:1-11節
  ・互いに足を洗い合う:12-20節
  ・サタンが入る:21-30節
  ・新しい戒め:31-35節
  ・鶏が鳴くまでに:36-38節

●助け主:14章
  ・場所を備えに行く:1-24節
  ・助け主:25-31節

●互いに愛し合う:15章
  ・まことのぶどうの木:1-27節

(1)通読のために心を整える

心を静めて、知恵と啓示の御霊をお迎えしましょう。

(2)通読

今日の通読箇所をまず音読しましょう。

(3)自分なりの受け取ったことをノートに書き記す

コラムを読む前に、自分なりに受け取ったことをノートにまとめてみましょう。

(4)コラムを読む

コラムを読み、質問の答えを考えてみましょう。

■コラム

【13章】イエスの新しい戒め

・愛を示すイエス:1-11節
イエス様は過越の祭りに十字架にかかられる事が決まっていました。毎年巡ってくる過越の度に、時を見極めておられたのでは無いかと思いますが、時が満ちました。イエス様はこの世を去って父のみもとに行く時であることを知られ、何をされましたか?
そのことと対をなすように、イスカリオテ・ユダに誰が働きかけ、何をしていますか?特に注目したいのは、彼のどこに働きかけていますか?
イエス様はこの時を悟り、4節で何をされていますか?これは過越の祭りの食事の最中に起こった出来事です。弟子たちの驚きはどれほどでしょう。
この事に対して、ペテロは何を言いますか?8節を見てみましょう。もしイエス様が洗わなければどうなると言われていますか?それに対してペテロはどう答えていますか?ペテロらしい答えです。
ところで、イエス様はご自分を裏切る者が弟子にいることをご存じなかったのでしょうか?11節を見てみましょう。

・互いに足を洗い合う:12-20節
イエス様は弟子たちに質問します。この質問に答えられない者はいるでしょうか?イエス様は誰が見てもはっきりとわかる形で道を示してくださいます。イエス様は彼らの先生です。そのお方がこのような事をされています。ですから、14節のようなチャレンジが行われています。イエス様はいつも先に模範を示してくださいます。私たちはそれを見て、それについて行くのみです。これが義の道、十字架の道です。これを行うとき、どうなると17節に書かれていますか?
18-19節を見ると、イエス様は裏切る者に悔い改めの道を用意してくださっています。イエス様の愛は計り知ることができません。

・サタンが入る:21-30節
イエス様はまたも霊の激動を感じておられます。その内容は何でしょうか?過越の祭の食事の最中、この出来事が起こりました。ここから、過越の祭のときの席順が割り出せます。この時代の食事は体を横にして、ちゃぶ台ほどの高さのテーブルに食事を置き、寝そべって食べるのがマナーでした。ですから、あの有名な絵画の最後の晩餐は、芸術的には大変素晴らしい名画ですが、聖書の基準から見ると間違っているのです。しかも、席の並びは「コの字」の形に席が用意されており、横一直線ではありません。
この時代、最も偉い人は端から二番目の席に座ることが決まっていました。その右にいたのが23節にあるイエスの愛しておられた者、ヨハネです。その正面にいたのがペテロです。
そして、イエス様の左側にいたのがイスカリオテ・ユダになります。そうでないと同じ鉢にパン切れを浸すことはできないからです。
イエス様がパン切れをイスカリオテ・ユダに渡すとどうなりましたか?
しかし、食事中は多くの人が会話しているので、イエス様とユダとの会話の内容は他の人には聞こえませんでした。それで28節のように書かれています。ユダが出て行った時刻はいつだったでしょうか?

・新しい戒め:31-35節
ユダが出て行った後、イエス様は何を言われていますか?十字架の時が来ました。イエス様が去って行かれます。そこで、弟子たちに新しい戒めを与えてくださいます。それは何でしょうか?
もし、互いの間にそれがあるなら、全ての人が何と認めると書いていますか?これは一方的な者ではなく、「互いに」と書かれているので、相互に必要なものです。

・鶏が鳴くまでに:36-38節
ペテロは興味本位でイエス様に質問します。イエス様はどのように答えられますか?ペテロはイエス様のためにいのちを捨てる覚悟があることを伝えています。しかし、イエス様は何と言われましたか?

【14章】助け主

・場所を備えに行く:1-24節
イエス様が今までになり、新しい教えをされています。弟子たちは動揺していたのでしょう。イエス様は何を信じなさいと言われていますか?イエス様はご自分が去って行かれる目的を語ってくださっています。2節にはどう書かれていますか?また、3節にはどのように書かれていますか?主の再臨です。その目的はなにでしょうか?
トマスの質問にイエス様は何と答えられますか?これは非常に重要なみことばです。昨今の考えで、たとえば「山登りをするならどこから上っても頂上に行けるので、どの神様を信じても同じ」という考えがあります。これは本当でしょうか?みことばは何と言っていますか?イエス様だけが道であり、真理であり、そしていのちです。このお方を通してでしか、父のみもとにいくことはできないのです。
この事を告げられた後、ピリポは質問します。今なら、この質問が的外れであることがわかるのではないでしょうか?ヨハネの福音書で繰り返し語られていることです。
12節で、イエス様を信じる者はどのようになると書かれていますか?その理由はどうしてですか?また、イエス様のお名前によって求めるとどうなるかを教えてくださっています。
そして、ここも大切なみことばです。私たちはイエス様を愛していると言います。愛しているとは何かピンク色のほんわかしているものでしょうか?違います。愛とは非常に具体的です。15節を見てみましょう。これがイエス様を愛すると言うことです。
イエス様は父にあることをお願いしてくださると約束されています。16節を見てみましょう。イエス様が父にお願いすると、何を送ってくださると書かれていますか?このお方の説明が16節後半と17節に書かれています。どのようなお方かをよく見てみましょう。
イエス様は確かに十字架でこの世を去られます。しかし、同時に「あなたを捨てて孤児にはしない」と約束してくださっています。
イエス様を愛する者は何を守りますか?イエス様を愛さない者は何を守りませんか?

・助け主:25-31節
イエス様は弟子たちに語れました。しかし、助け主、聖霊様が来られるとどうなりますか?この関係は非常に重要です。
また、イエス様は何を残してくださいますか?それはこの世の中が与えるものとおなじですか?

【15章】互いに愛し合う

・まことのぶどうの木:1-27節
イエス様は、ここではご自分をぶどうの木で、父を農夫だと言われています。イエス様の枝で実を結ばないものは父がどうされますか?一方、実を結ぶものはどうなさいますか?その目的はなにでしょうか?
私たちはすでにイエス様のことばできよめられています。
だから、4節の必要があります。枝だけで実を結ばせることができるでしょうか?どうしなければ実は結ばれませんか?実を実らせるために一生懸命になる必要はありますか?どうすれば実を結ぶことができるのでしょうか?
イエス様に留まるとは、どういうことでしょうか?7節を見てみましょう。また、実を結ぶことで、どなたが栄光を受けられますか?
そして、イエス様は繰り返されます。イエス様の戒めを守ることが、イエス様の愛の中に留まることです。これがイエス様がされていたことです。さらに、イエス様はもう一度ここで言われます。「互いに愛し合いなさい」と。これは「そうなったらいいね」という願望でも、ほんわかした愛のささやきのようなことばではありません。イエス様の戒めです。そのためには、自分を捨てなければなりません。自分の義を振りかざしている以上、人を愛することはできません。それを捨てることが、すなわち人が友のためにいのちを捨てると言うことではないでしょうか。イエス様も正に十字架でそのことを示してくださいました。
もし、私たちがこれを行うなら、イエス様のしもべから、「友」と呼ばれるようになります。
そして、イエス様は繰り返し、繰り返し、互いに愛し合うことを語られます。なぜなら、終わりの時代、多くの人の愛が冷たくなるからです。


(5)ノートに記す

文中の質問、また以下の質問の回答をノートに記しましょう。
 ・【観察】今日の通読箇所の内容を簡潔にまとめましょう。
 ・【観察】神様はどのようなお方ですか?神様のご性質や神様がどのように働かれるかを書きましょう。
 ・【観察】ここからどんな真理や教訓を学べますか?
 ・【適用】自分の生活にどのようにあてはめることができますか?
 ・【感謝】受けた恵みや感謝はありますか?
 ・【祈り】実行できるように祈りましょう。

(6)祈り

実行できるように、主に切に求めて祈りましょう。

(7)分かち合う

ページの一番下にある「コメントを残す」というところに、受けた恵みを分かち合いましょう。

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