聖書通読クラブ Day 128

聖書通読クラブ Day 128【歴代誌 第二 19章~21章】

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シャローム!

私たちは礼拝の賛美をどのように捧げているでしょうか。なんとなく気持ちを高めるために賛美していますか?牧師先生が話しやすいように会場を暖める意味で賛美をしていますか?ライブのように、自分の心を高揚させたいから賛美していますか。
そのどれも間違っています。賛美は主に献げられるものです。本来は羊や牛が捧げられますが、今はそれが賛美となっています。つまり犠牲、いけにえです。
ただ主を歓迎し、主をお喜ばせするのが賛美です。そして賛美は同時に霊的な戦いでもあります。

今日もみことばを朗読し、教えられていきましょう。

今日の通読箇所:歴代誌 第二 19章~21章

■アウトライン

勝利の賛美

●もう一度主に立ち返らせる:19章
  ・エフーのことば:1-3節
  ・主のためにさばく:4-7節
  ・主のさばきと訴訟に携わる者の任命:8-11節

●戦わずして勝つ:20章
  ・アラムからのおびただしい軍:1-4節
  ・ヨシャパテの祈り:5-13節
  ・主の救いを見よ:14-17節
  ・武装した者の前に出る者たち:18-23節
  ・数多い分捕り物:24-30節
  ・ヨシャパテの業績:31-37節

●主の目の前に悪を行う:21章
  ・ヨラム王:1-7節
  ・そむくエドム:8-10節
  ・ユダを迷わせる:11-15節
  ・奪い去られる:16-17節
  ・内蔵の病:18-20節

(1)通読のために心を整える

心を静めて、知恵と啓示の御霊をお迎えしましょう。

(2)通読

今日の通読箇所をまず音読しましょう。

(3)自分なりの受け取ったことをノートに書き記す

コラムを読む前に、自分なりに受け取ったことをノートにまとめてみましょう。

(4)コラムを読む

コラムを読み、質問の答えを考えてみましょう。

■コラム

【19章】もう一度主に立ち返らせる

・エフーのことば:1-3節
ユダの王ヨシャパテはなんとか戦いからエルサレムに戻ってこれました。そこに先見者ハナニの子エフーがやってきてメッセージを伝えます。その内容はどのようなものでしょうか?みことばを見てみましょう。
みなさんはどう思いますか?悪者を助けるべきでしょうか?悪者とはみことばに従わない者のことです。この一つ前の18章で、主を憎む者はどうなるかが書かれていました。
だからといって悪いことをした人を全員拒絶すれば良いのでしょうか。そんなことをしたら、この世で誰とも一緒にいられなくなってしまいます。すべての人は罪を犯したからです。
ですから、私たちはこの事を覚えたいと思います。悪いことをした人が悔い改めるなら、その人を主の愛で赦し、愛します。しかし、その人のした悪いことを無かったことのようにしてはいけません。悪いことは悪いのです。その刈り取りを本人がするときが来ます。その時はとりなしの祈りによって支えましょう。

・主のためにさばく:4-7節
ヨシャパテは戦いから帰ってきて、もう一度ユダの全国を回り人々を主に立ち返らせようとします。ここで優先的に取りかったのはさばきについてでした。
さばきの時に大切なのは何が中心であるかを知ることです。日本に於いては日本国憲法を中心として、様々な法律などがあります。それに違反する者は悪者です。神の国の民の基準はみことばです。
ヨシャパテはさばきつかさを指導し、主のためのさばきを行うために主を恐れることを教えます。
主を恐れるなら、私たちは戒めを守ります。それは強制的に守らされる者ではなく、主がいのちをかけて愛してくださったその愛に応えるということから出てきます。

・主のさばきと訴訟に携わる者の任命:8-11節
ここからはより詳しい裁判に関してのことが書かれています。ここでも基準は律法であることがわかります。
そして、それぞれの上にカバリングのリーダーが置かれます。主の事柄全体のためにアマルヤ、王の事柄全体にはゼバデヤ、レビ人はつかさとされます。このようなバックアップがあるから勇気を出して実行することができます。
私たちのカバリングはいるでしょうか。牧師先生や霊的指導者はいるでしょうか。まだ地域教会に所属していない人は祈って地域教会に集いましょう。覆いが無い状態での霊的歩みの戦いは想像を絶します。

【20章】戦わずして勝つ

・アラムからのおびただしい軍:1-4節
このような中、アモン人の一部がヨシャパテに戦いを挑んできます。
3節を見ると、ヨシャパテは恐れています。その後、ヨシャパテはどのような反応をしていますか?
ただひたすらに主を求めています。その結果、ユダ全国に断食を布告するという行動に出ています。本気で主を求めています。
この断食はヨシャパテだけではなくユダの全国に発布され、実行されました。これはあらかじめヨシャパテが律法を教えていたからなせたことです。

・ヨシャパテの祈り:5-13節
ヨシャパテは王の権威を持って祈ります。まず、祈りの前半で何を祈っているか確認してみてください。
これは非常に重要なことです。誰に向けて祈っているかをはっきりしています。私たちも祈り始めるときに「天のお父さん」と祈り始めます。誰でも祈ることができますが、誰に祈るかが大切です。私たちは唯一の神、ヤハウェなる神、創造主なるお方に向かって祈ります。
続いて8節から、ヨシャパテはソロモンが神殿を奉献するときに宣言した祈りを祈ります。
主の御名はこの宮にあるとあります。イエス様の十字架の後、聖霊様が注がれた今の恵みの時代は私たちが神の宮です。その宮に主の御名があります。ですから、聖さを保ちましょう。
ヨシャパテはこれまでの祈りを捧げた上で、アモン人、モアブ人、セイルの人々のことを訴えます。ここでは正当な主への訴えが成されています。主が命じられたことで起こった問題だから、主がなんとかしてくださいと祈っています。
ヨシャパテは自分の無力さを求め、主により頼みます。

・主の救いを見よ:14-17節
この祈りに主が応えてくださいます。レビ人のヤハジエルに主の霊が臨みます。その内容はどのようなものでしょうか。
主からの励ましです。この戦いは主の戦いだと告げます。だからといって何もしなくても良いという者ではありません。主が戦いの勝利を保証してくださるので、実際に出て行かなければなりません。

・武装した者の前に出る者たち:18-23節
主からのあまりあることばに対して、ヨシャパテは地にひれ伏し、主を礼拝します。民は大声で主を賛美しています。
戦う前から勝利を確信しています。私たちも勝利の主が共に射手くださるので、賛美によってあらかじめ私たちの主をほこりましょう。
20節から、実際に出陣するときに民と相談し、賛美隊を形成し「主に感謝せよ。その恵みはとこしえまで。」と言わせます。
その結果どうなったでしょうか。22-23節を見てみましょう。賛美の力です。主を賛美しましょう。いつでも、どんなときでも主を賛美しましょう。

・数多い分捕り物:24-30節
主は勝利と共に分捕り物を与えてくださいます。霊的にも物質的にも主は豊かに与えてくださいます。
戦いから帰ってくる凱旋に於いても賛美がありました。主の戦いは始めも終わりもいつも賛美で満ちています。それが天国の光景です。賛美が満ちるところに主の安息があります。

・ヨシャパテの業績:31-37節
ヨシャパテは主の目にかなうことを行いました。
ところが最後の最後に、アハブの息子アハズヤと同盟を結びます。タルシシュ行く船団を作っています。富に心が傾いています。
ところがここでも預言者の預言により注意喚起され、船は難破し目的が達成できませんでした。しかし、これは主の恵みでした。

【21章】主の目の前に悪を行う

・ヨラム王:1-7節
ヨシャパテの後のヨラムが王となります。ヨラムが王となった時、なんと兄弟たちを剣で殺しました。そしてイスラエルの王たちの道に歩んでしまします。その原因は何だったでしょうか。妻がアハブの娘だったからです。

・そむくエドム:8-10節
ダビデの時代から始まった平安はここで崩れてしまいます。ヨラムの時代にエドムがそむいています。そしてユダの支配から脱して自分の王を立てています。軍事力で押さえてもなお彼らは反発してきます。

・ユダを迷わせる:11-15節
ヨラムは自分が淫行を行っただけでなく、民にもそれを行わせた事です。人に罪を犯させるのは、自分の罪以上に大きな罪です。マルコ9:42を見てみましょう。
そして、エリヤから手紙が来ています。その内容はどのようなものでしょうか。みことばを見てみましょう。

・奪い去られる:16-17節
エリヤの預言通りになりました。たったひとりの子を残して根絶やしにされます。

・内蔵の病:18-20節
恐ろしい病気が書かれています。内臓が外に出て死んでしまいます。その事も悲惨ですが、もっと悲惨なことがあります。20節の真ん中辺りには何が書かれているでしょうか。「彼は人々に愛されることなくこの世を去った」とあります。人生の報いがここにあります。

(5)ノートに記す

文中の質問、また以下の質問の回答をノートに記しましょう。
 ・【観察】今日の通読箇所の内容を簡潔にまとめましょう。
 ・【観察】神様はどのようなお方ですか?神様のご性質や神様がどのように働かれるかを書きましょう。
 ・【観察】ここからどんな真理や教訓を学べますか?
 ・【適用】自分の生活にどのようにあてはめることができますか?
 ・【感謝】受けた恵みや感謝はありますか?
 ・【祈り】実行できるように祈りましょう。

(6)祈り

実行できるように、主に切に求めて祈りましょう。

(7)分かち合う

ページの一番下にある「コメントを残す」というところに、受けた恵みを分かち合いましょう。

1件のコメント

  1. 主の恵みに感謝します。勝利を与えてくださり、罪を教えてくださり感謝します。

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