聖書通読クラブ Day 264

聖書通読クラブ Day 264【ダニエル書 7章-9章】

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シャローム!

今日の箇所は非常に難解な箇所のひとつです。様々な時代に対する預言がひとつにまとめられているからです。
時間と体力の関係から、かなり大雑把な説明しかできませんが、この箇所と黙示録を照らし合わせながら読むとき、神様の終わりの時代に対するご計画の奥義を悟らされます。
ここで注意したいことがあります。反キリストは誰か、イエス様はいつ来られるのかと言うことを深掘りしすぎないと言うことです。イエス様ご自身が、世の終わりの事を語られたときにこのように言われました。「ただし、その日、その時がいつであるかは、だれも知りません。天の御使いたちも子も知りません。ただ父だけが知っておられます。」(マタイ24:36)イエス様もご存じで無いことを、どうして私たちが知れるでしょうか。もっと追い求めるべき真理は他にあります。しかし、私たちは必ず終わりがあると言うことも知らなければなりません。今日のみことばを通して、終わりの日を意識することができますように。そして、そのために今日すべき事が教えられますように。

今日の通読箇所:ダニエル書 7章-9章

■アウトライン

●幻と御使いの解き明かし:7章
  ・ダニエルが見た幻:1-14節
  ・かたわらに立つ者のときあかし:15-28節

●アンティオコス・エピファネス:8章
  ・もう一つの幻:1-14節
  ・ガブリエルによるときあかし:15-27節

●七十週:9章
  ・エルサレムの荒廃が終わる期間を知る:1-19節
  ・みことばを聞き分け、幻を悟れ:20-23節
  ・定められた絶滅がふりかかる:24-27節

(1)通読のために心を整える

心を静めて、知恵と啓示の御霊をお迎えしましょう。

(2)通読

今日の通読箇所をまず音読しましょう。

(3)自分なりの受け取ったことをノートに書き記す

コラムを読む前に、自分なりに受け取ったことをノートにまとめてみましょう。

(4)コラムを読む

コラムを読み、質問の答えを考えてみましょう。

■コラム

【7章】幻と御使いの解き明かし

・ダニエルが見た幻:1-14節
時はベルシャツァルの元年、おそらくB.C.533年です。この時、ダニエルは寝床でこの幻を見ました。強大な国だったバビロンの終わりの時が近づいています。そのときにダニエルは主からの励ましを得ます。彼は寝床から起きて、これらを書き記しました。もし、彼が書き記さなかったらこの終末に関する重要な啓示は今に残っていなかったかも知れません。私たちもそれに倣って、書き記す習慣をつけたいものです。
さて、ダニエルの幻の内容はどのようなものだったでしょうか。海から四頭の獣が出てきます。海はこの世を啓示します。そこに風が吹き荒々しくなり、人の手が及ばないようになっています。黙示録17章にも大淫婦バビロンは大水の上にいます。
先にネブカデネザルが像の幻を見ましたが、その人の像に匹敵する者です。バビロンは金の頭でしたが、ここでは獅子のような姿です。メディヤ・ペルシヤは銀の胸と両腕でしたが、ここでは肉を食らう熊です。ギリシヤは青銅の腹と太ももでしたが、ここでは四つの翼と四つの頭を持つ豹です。そしてローマは鉄のすねと足でしたが、ここでは得たいの知れない鉄の牙を持つ獣です。
ネブカデネザルとダニエルが見せられたものは同じですが、その違いは何でしょうか。それは人は金属、つまりこの世のはかり、すなわち栄華の基準で国を見ます。しかし、ダニエルは霊の目をもって、その国の横暴さを見させられています。
9節からは、情景が天の神の御座に移ります。ここからは神様が御国を地上に立てられる時、天において行われることが啓示されています。御座におられるのは「年を経た方」です。このことから、神様のイメージは千人のような姿というのが定着したのか藻知れませんが、本来の意味は「年配の方」という意味ではありません。「永遠に生きておられる方」という意味です。
そして、御座は一つではありません。誰のためでしょうか。黙示録4章も天の光景を描いているのですが、そこを見ると24人の長老が出てきます。その御座でしょう。そこにいる者の衣は雪のように白く、頭髪は混じりけのない羊の毛のようだとあります。完全な義と考えを象徴しています。
また、「御座は火の炎、その車輪は燃える火」とあります。エゼキエルでもこの光景が出てきました。
そして、さばく方が座に着かれ、いくつかの文書が開かれていきます。そして、角、つまり権力や力が滅ぼされます。この燃える火に投げ込まれる様子は黙示録19:19-20をご覧下さい。
また、他の獣は定まった時期と季節までいのちが伸ばされます。確かに、この時それらの国は完全には滅ぼされていません。バビロンはイラクとして、また、ペルシヤ、ギリシヤも現在でも存在しています。それらの国はひっそり息を潜めているようですが、それは悔い改める期間が設けられていると言うことです。終わりの時、すべての国と人々はさばかれます。
また、13節には「人の子」とあります。イエス様です。マタイ26:64には「あなたが言ったとおりです。しかし、わたしはあなたがたに言います。あなたがたは今から後に、人の子が力ある方の右の座に着き、そして天の雲とともに来るのを見るのです。」とあります。
雲とは実際の空の雲ではありません。聖書の中で雲は栄光を意味します。イエス様は栄光に包まれて再臨されます。
このお方、イエス様には永遠の主権が与えられ、この国は決して滅びることはありません。

・かたわらに立つ者のときあかし:15-28節
私もつたないながらも、カウンセリングをさせてもらう機会があります。相談者の話を聞いて、「こうしたらいいんじゃない?」などと提案をします。しかし、いざ自分の問題となると、とたんに見えなくなります。ダニエルも同じような感じになっているのでは無いでしょうか。ネブカデネザルの夢は力強く解き明かす事ができましたが、自分に語られた幻に関しては悩み、おびえています。
ここで、ダニエルに解きあかしをするのはなんと御使いです。四頭の大きな獣は四人の王だと言うことは今までと同じです。御使いは新しいことを語ります。それは「いと高き方の聖徒たちが、国を受け継ぐ」ということです。本来、神は人に地の全てを治めることを願われました。罪を持ったまま地を支配するならほろびがありますが、キリストによって贖われた者がこの地を支配するなら、完全な回復があります。
ダニエルは三つの獣の後の第四の獣に興味があるようです。得体の知らないこの生き物の描写を繰り返しています。一つは爪が青銅であるということ、もう一つは小さな角が三本の角を倒した後、他の角よりも大きくなっていることです。
その角は聖徒たちに戦いを挑んでいますが、聖徒たちに勝っています。おそらく、この時はキリストの贖いが完成していなかったからでは無いかと思われます。なぜならみことばには「ハデスの門もそてに打ち勝つことはできません。」(マタイ16:18)とあるからです。
もしくは、ここの聖徒とは、大患難の時代に殉教する聖徒のことを示しているのかも知れません。
ダニエルが興味を示している第四の獣は、他の三つと明らかに違います。この第四の獣はローマと同時に、おわりの時代の支配者を指しているからです。世界を統一した大きな政府のような存在でしょうか。
そこに十人の王が出てきます。たしかに、ネブカデネザルが見た像で第四の生き物は足にあたります。足の指は十本あります。今の全世界が統一され、十の区分に分けられます。実際に、経済的にも政治的にも、各国はそのように動いているように見えるときがあります。
そのうちのひとつから反キリストが出ます。彼は彗星のように突然現れます。そして巧みなことばで勢力を増していきます。そして十の区分された地域の内三つを自分のものとします。最後には世界を自分の足もとに置き、世界統一政府のリーダーとなります。
この小さな角はいと高き方に逆らうことばを吐きます。口のことばによって世界を支配し、同じく地で神に逆らうことばを吐きます。私たちは口のことばに気をつけたい者です。「賛美とのろいが同じ口から出てくるのです。私の兄弟たち。このようなことは、あってはなりません。」(ヤコブ3:10)
そして、反キリストの大きな特長として、時と法則を変えます。今あるすべてのものを一新しようとします。人は新しくなると喜びますが、何でも新しくすれば良いというものではありません。私が子どもの頃は非常識であったことは今の世界の常識になっていることもあります。価値観やルールは時と共に変わります。その中で、私たちはかわらないみことばの中に生かされたいと願います。
そして、「聖徒たちは一時と二時と半時の間、彼の手に委ねられる」と書かれています。時は一年でしたね。つまり1+2+0.5年、つまり三年半となります。神の完全な数である「7」の半分です。終わりの時代のこの期間にイスラエルの民は砕かれます。彼らがへりくだってメシヤを求めるように設けられた期間です。黙示録11:2にも「四十二ヶ月」という期間が出てきますが、一年は十二ヶ月なので、これも三年半です。
26節からをみると、さばきが始まり、反キリストの主権は奪われ、完全に絶やされます。そして、国と主権と転嫁の国々の権威はなんといと高き方の聖徒である民に与えられます。「わたしは、この民と異邦人との中からあなたを救い出し、彼らのところに遣わす。それは彼らの目を開いて、暗やみから光に、サタンの支配から神に立ち返らせ、わたしを信じる信仰によって、彼らに罪の赦しを得させ、聖なるものとされた人々の中にあって御国を受け継がせるためである。」(使徒26:17-18)このパウロに語られたイエス様のことばは、私たちにも語られていると信じます。
そして、28節でダニエルは御使いから夢の解きあかしを聞いて、顔色が変わるほど、余計に恐ろしくなりました。しかし、それを人に言いふらしたりはしません。今なら、SNSなどに書き込んでシェアしたくなるかも知れませんが、ダニエルはこれを心に秘めています。
マリヤもイエス様が少年時代に語られたことを心に秘めていました。何でもかんでもすぐにシェアすれば良いというものではありません。すべてに時があります。ですから、タイミングも主に伺う必要があります。

【8章】アンティオコス・エピファネス

・もう一つの幻:1-14節
前にも述べました、ここからダニエルは再びヘブライ語でこの記録をしました。全世界に起こる出来事をアラム語で書き、その中でイスラエルの民がどうなるかをヘブル後で書いています。
「初めに幻が現れた」とは7章の幻です。時はベルシャツァル王の治世の第三年です。そのときダニエルにもう一つの幻が与えられます。場所はエラム州のスサです。別名シュシャンです。そうです。エステル記の舞台です。また、ネヘミヤが献酌官として務めたところです。
ダニエルが目を上げると雄羊がいました。これはメディヤ・ペルシヤのことです。7章では第二の獣で熊のような姿でしたが、ここでは雄羊です。日本の角はメディヤとペルシヤを表しています。
歴史を見ると、最初はメディヤが台頭していて、ペルシヤは従属する小国でした。しかし、ペルシヤの王国の王子として生まれたクロス王はメディヤに対して反乱を起こし、それに見事に勝利して、統一王朝メディヤ・ペルシヤとしました。つまり、後に出てきた長いつん尾がペルシヤです。
主は非常に詳細に預言を与えてくださっています。「西や北や南の方に突き進んでいる」とありますが、メディヤ・ペルシヤは正に最初に西方に進みました。それから東方に戻ってバビロンを征服しています。そこでクロス王は死んでしまいますが、息子がエジプトを併合してオリエント世界を統一しました。ですから「南に突き進んでいる」のです。
5節に書かれている一匹の雄やぎはギリシヤです。7章では四つの頭と翼を持つ豹でした。豹は走るのが速い生き物ですが、翼で地に触れずに飛び回っています。それほど速やかに世界を征服したアレクサンダー大王のことを表しています。彼は即位してわずか十数年で当時の世界と言われる領域、南はエジプト、東はインドまでを征服しました。
そのような勢いの中、アレクサンダー大王は高ぶります。その人生の終わりはあっけないもので、アラビア遠征を計画しているときに開かれた宴会の最中に蜂に刺されて倒れ、十日間高熱を出し「最強のものが帝国を継承せよ」とだけ残してなんと32歳という若さでこの世を去ります。
その遺言がきっかけで内戦が起こります。セレウコスがバビロンとシリアを、アンティノゴスが小アジア、プトレマイオスエジプト、カッサンドロスがギリシャとマケドニアをとります。国が四分割されました。
そして、9-14節はアンティオコス・エピファネスの事が書かれています。「一本の角からもう一本の小さな角が生え出て」と言うのが彼です。第四の獣、すなわちローマの十本の角から出た小さな角とは彼を指し、また世の終わりに聖なる所に立つ反キリストをも指しています。アンティオコス・エピファネスは正に反キリストの型です。なぜそう言えるかというと、イスラエルのハヌカの祭りを見るとそのことがわかります。このアンティオコス・エピファネスがエルサレムにやってきて神殿を壊し、神殿の中に汚れた動物である豚の血をまき、多くの偶像を立てました。そして律法を読むことを禁じ、安息日を守る事をを禁じました。それを建て直したのが戦士であり祭司であるイェフダ・マカバイです。彼が敵に勝利し、神殿を建て直し清めました。その時神殿の燭台の火が一日分しかありませんでしたが、それが奇跡的に8日間燃え続ける奇跡が起こりました。それが光の祭り、宮きよめの祭りであるハヌカの祭りです。
アンティオコス・エピファネスは南と東と麗しい国に向かっていきます。確かに彼は南のプトレマイオス朝に遠征し、ほぼ勝利を確定させていましたが、世界情勢のバランスが崩れることを恐れたローマ軍が介入してきたことで敗れてしまいます。
その帰り道に上に書いたようなことをして神殿を破壊しました。彼が行ったことは徹底的なヘレニズム化です。
また、東とはパルティア王国、麗しい国とはイスラエルです。彼の勢力は天にまで手を出す勢いです。これはユダヤ人に対して攻めたと言う意味です。
13節からは二人の聖なる者が会話しています。御使いたちです。まるでわざとダニエルに聞こえるように話しているようです。荒らす者のそむきの罪は2,300の夕と朝が過ぎるまでです。この時彼らを打ち倒したのが上に書いたマカバイです。

・ガブリエルによるときあかし:15-27節
ここまではダニエルの見た幻です。しかし、彼はこの一連の幻がわからないので、知りたいと願っていました。すると、ウライ川の中程から声がします。勇士のように見える者の声です。その者はガブリエルに「その人に幻を理解させよ」と呼び掛けています。イエス様が御使いに命じています。ガブリエルはメッセージを伝える御使いです。イエス様の誕生を告げたのもガブリエルです。
ガブリエルがダニエルに近づくと、ダニエルはおびえてひれ伏しています。ガブリエルが伝えたことは何でしょうか。終わりの時です。この事から、アンティオコス・エピファネスのことは神殿が汚される事以上に、終わりの時代に起こることであると悟ることができます。
この預言を見るときには、何本か机の上に立てた鉛筆が重なるように一方向から見ているようなものです。回り込んで横から見ると、鉛筆は複数本並んでいることが簡単にわかりますが、正面から見ると一本に見えます。そのように、この時は一つの預言に見えますが、実は奥にイエス様の十字架、そして再臨と言うものが重なっています。
24節からを見ると、彼は強くなりますが人の手によらず砕かれるとあります。アンティオコス・エピファネスは人の力ではありませんでした。そこには不法の霊、サタンの力が働いていました。サタンの特長は神の人から礼拝を奪い取ろうとします。神の人が礼拝するなら、自分たちのほろびが来ることを知っているからです。サタンは手段を選ばず、礼拝を止めようとします。
26節からを見ると、ガブリエルはこの事が真実である、この幻を秘めておけと命じられます。しかし、この事はイエス様の十字架によって明らかにされ、御霊によって黙示録でさらに明確にされていきます。
ダニエルはその後、病気になります。あまりの衝撃にダニエルは耐えられなかったのでしょう。そして、驚きすくんでいます。その理由は悟れなかったからです。これからエルサレムに戻って神殿が再建されるのに、また破壊されるという意味がわからなかったからです。

【9章】七十週

・エルサレムの荒廃が終わる期間を知る:1-19節
ベルシャツァル王は殺され、ダレイオスが王となっています。その最初の年の出来事です。ダニエルはエレミヤ書を読んでいます。どのようにして手に入れたのかわかりませんが、それも神様の不思議なご計画でした。ダニエルにとってエレミヤは耳鼻運が少年の時にエルサレムで一人孤独に預言している人という認識があったのでは無いかと思います。その書物を手にしたダニエルは何が預言されていたのかを知りたくなり、必死に読みます。その中で「エルサレムの荒廃の期間が満ちるまで七十年」と言うことを知りました。エレミヤ29:10-14を確認してみてください。ここには「あなたがわたしに呼び掛け、来て、わたしに祈るなら」とあります。ですから、ダニエルは祈ります。
この時、ダニエルは捕囚生活の68年を迎えていました。その預言によるとあと2年でエルサレムに帰ることができます。そのことを知り、祈りに力が入ります。祈りのために膝をかがめます。切実な祈りです。3節からその祈りが具体的に書かれています。それは断食し、荒布をまとって灰をかぶり、祈りと哀願をもって主を求める祈りです。
では、祈りの内容はどのようなものでしょうか。4節を見ると、まず主と自分の関係そして主の偉大さと約束を宣言しています。続く5節からは悔い改めの祈りをしています。自分の罪を認め、告白しています。聖霊様がおられなければできないことです。
そして、神だけが義なる方であり、人はその基準に達していないことを認めています。
10節からは、聞き従わなかったことを告白しています。モーセの律法でも繰り返して主のみことばに聞くことが語られています。聞き従わないものには災いがあります。その災いはそのことを通して人々が主に立ち返るためです。ところが人々はそれでも主に立ち返ろうとはしませんでした。
15節からは、主がして下さった事を告白しています。罪の告白からエルサレムの回復を嘆願する祈りへと導かれています。自分たちは罪を犯したのでこの事を受けるのは当然ですが、主の名が高められるためエルサレムを治めて下さいと祈っています。
17節からは主の恵みに拠り頼んで主に嘆願しています。特に19節に注目して下さい。「主よ、聞いてください。主よ、お赦しください。主よ、心に留めて事を行ってください」と願っています。ここを根拠に祈る前に「主よ!主よ!主よ!」と叫んで祈る人もいます。

・みことばを聞き分け、幻を悟れ:20-23節
この祈りを捧げている最中に、なんとあのガブリエルが飛んできています。ダニエルが祈り始めたときに一つのみことばが出たと言っています。それを伝えに来ています。その理由は「あなたが特別に愛されている者だから」ということです。イエス様の弟子、ヨハネも自分を「主に愛される者」と言っています。主は愛する者にその奥義を語ってくださいます。

・定められた絶滅がふりかかる:24-27節
あなたの民、あなたの聖なる都、すなわちユダの民とエルサレムについてです。ダニエルが祈っていることに期間が定められていると言っています。それは七十週です。この週はシャブイームと言うヘブライ語で七を意味します。七週の祭りであるシャブオットの複数形です。この意味は「七十の七の年」とあります。つまり70×7で490年ということになります。ペテロがイエス様に「兄弟を何度赦せばいいですか?」と聞いたとき「七の七十倍」と言われたことを思わせます。その目的が24節の後半に書かれています。
25節では「知れ、悟れ」と言っています。マタイ24にある「読者はよく読み取るように」と同じ表現でしょうか。注意深く見なければなりません。
七十週が始まる機転は何でしょうか。「引き上げてエルサレムを再建せよ、との命令が出てから」です。
また、ここでは「君主の来るまでが七週。また六十二週の間」となっているのでわかりにくいですが、他の訳だと「七週と六十二週」と書かれていました。新改訳のみことばから見ると、メシヤが七週なので49年後に来るように見えますが、7+62なので69週、つまり、483年と読むことができます。
イスラエルの民は62週、すなわち434年間、様々な国から苦しめられます。しかし、その後回復します。
そして26節です。六十二週の後、油注がれた者は断たれ、彼には何も残らないとあります。イエス様は私たちの罪を背負って死んでくださいました。彼には何も無くなったように見えますが、はるかに偉大なものを残してくださいました。
「やがて来たるべき君主の民が町と聖所を破壊する」とあります。これはローマのことです。イエス様の十字架の後、紀元70年にローマ軍が神殿を破壊しました。そして、今も神殿は無いままです。
そして、重要な27節です。最後の一週です。これで七十週が満ちます。この一週間にあたるのが終わりの時代を啓示した黙示録になります。「半週」とあるように、七年の半分、つまり三年半の間、来たるべき君主、すなわち反キリストは巧妙なことばでイスラエルの民と契約を結びますが、三年半後に手を返したように激しい迫害をします。
このように、反キリストはいつかわかりませんが、必ずやってきます。しかし、実は今も反キリストは来ています。イエス様が終末を語られたマタイ24:15には「それゆえ、預言者ダニエルによって語られたあの『荒らす憎むべきもの』が、聖なる所に立つのを見たならば、(読者はよく読み取るように。)」とあります。
これは第三神殿だと主張する人がいます。それも事実だと思いますが、みことばは今の恵みの時代の神殿は何だと言っているでしょうか。「もし、だれかが神の神殿をこわすなら、神がその人を滅ぼされます。神の神殿は聖なるものだからです。あなたがたがその神殿です。」(1コリント3:17)
ここから何が言えるでしょうか。私たちの内なる人の一番大切な所に、荒らす憎むべき者が立つことがないように気をつけなさいと読み取れないでしょうか。
悪魔は吠え猛る獅子のように私たちを食い尽くそうとしています。私たちはみことばを握り、祈りを持って自分の心をしっかりと見張って生きましょう。

(5)ノートに記す

文中の質問、また以下の質問の回答をノートに記しましょう。
 ・【観察】今日の通読箇所の内容を簡潔にまとめましょう。
 ・【観察】神様はどのようなお方ですか?神様のご性質や神様がどのように働かれるかを書きましょう。
 ・【観察】ここからどんな真理や教訓を学べますか?
 ・【適用】自分の生活にどのようにあてはめることができますか?
 ・【感謝】受けた恵みや感謝はありますか?
 ・【祈り】実行できるように祈りましょう。

(6)祈り

実行できるように、主に切に求めて祈りましょう。

(7)分かち合う

ページの一番下にある「コメントを残す」というところに、受けた恵みを分かち合いましょう。

2件のコメント

  1. アーメン 
    自分自身が聖なる神の神殿である事を覚え、私が主の神殿の立ってはならない所に立ち荒らす憎むべき者にならないように心を見張って祈ります。

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