シャローム!
パウロによって福音は各地へとどんどん伝えられています。しかし、行く先、行く先でパウロたちの働きを妨げる人たちがいます。ユダヤ人です。彼らこそ、まず第一に救いに預かる特権を持っており、神のことばを委ねられた選ばれた民です。しかし、彼らは恵みを放縦に変えてしまい、真理がわからなくなり、永遠のいのちを守る者ではなくかえって妨げる者となってしまいました。
私たちはどうでしょうか?長年イエス様を信じている中で信仰がずれてしまい、新しく信じるたましいを妨げていないでしょうか?この事で最もやっかいなのは、自分でそのことに気づいていないと言うことです。ですから、みことばが必要です。そして、それを悟らせてくださる聖霊様が必要です。今日もこのお方に拠り頼み、みことばを朗読していきましょう。
今日の通読箇所:使徒の働き 16章-18章
■アウトライン
●各地に広がる福音:16章
・テモテ:1-5節
・マケドニヤの幻:6-10節
・ピリピでの宣教:11-15節
・占いの霊につかれた女:16-18節
・あなたもあなたの家族も救われる:19-34節
・面目を失う長官:35-40節
●みことばに熱心になる:17章
・テサロニケでの宣教:1-9節
・毎日聖書を調べた:10-15節
・アテネでの議論:16-34節
●みことばに熱心になる:18章
・アクラとプリスキラ:1-4節
・恐れないで語り続けなさい:5-11節
・人々を追い出すガリオ:12-17節
・一つの誓願:18-21節
・弟子たちを力づける:22-23節
・アポロ:24-28節
(1)通読のために心を整える
心を静めて、知恵と啓示の御霊をお迎えしましょう。
(2)通読
今日の通読箇所をまず音読しましょう。
(3)自分なりの受け取ったことをノートに書き記す
コラムを読む前に、自分なりに受け取ったことをノートにまとめてみましょう。
(4)コラムを読む
コラムを読み、質問の答えを考えてみましょう。
■コラム
【16章】各地に広がる福音
・テモテ:1-5節
パウロはルステラというところで若い青年、テモテに出会います。彼はどのような人でしょうか?父と母はどのような人でしょうか?人々からどのように見られていましたか?パウロはテモテをどうしたいと言っていますか?そのために何をしましたか?テモテの父はギリシヤ人なので、扱いとしては異邦人だからです。
彼らは町々を巡回して何をしましたか?その結果、諸教会はどうなりましたか?
・マケドニヤの幻:6-10節
彼らはアジアで何を聖霊によって禁じられていますか?つづいて、ビテニヤに行こうとしたとき、何がそれをお許しになりませんでしたか?ここを読むとき、すべての人に開かれているはずの福音が、どうして閉じられるのかと疑問に思うかも知れません。すべての事には時があります。この時はアジアの時ではありませんでした。逆に、今はアジアの時です。聖霊様がみことばを語ることを禁じられたのも、イエスの御霊がお許しにならなかった事も、私たちの想像と計画をはるかに超えた計画を神様はお持ちなのです。
ある夜、パウロは幻を見ます。どのようなものですか?その後、彼らは直ちにどうしていますか?何を確信していますか?御霊の導きに従った宣教は主が扉を開いてくださいます。
・ピリピでの宣教:11-15節
彼らはピリピにまで至ります。そこで安息日に何をしていますか?誰に話しかけましたか?主は誰の心を開きましたか?その後、彼女と家族はどうなりましたか?そして、パウロに何を願っていますか?
・占いの霊につかれた女:16-18節
彼らが祈り場に行く途中、誰に出会いましたか?その人はどのような人ですか?彼女はパウロたちの後をつけてきて、何を言っていますか?それはどれくらい続きましたか?困ったパウロはどうしましたか?すると彼女はどうなったでしょうか?
・あなたもあなたの家族も救われる:19-34節
この事がきっかけとなり、事が大きくなります。彼女の主人は何を見て、誰をどうしていますか?パウロたちを誰の所に引き立てていきましたか?そこでどのような事を訴えていますか?パウロとシラスはその結果、何をされましたか?
25節、パウロとシラスは真夜中に何をしていましたか?彼らにとって場所は関係ありませんでした。このような最悪の場所と思える所でも聖霊様を歓迎し、礼拝の場となっています。他の囚人たちはどうしていましたか?
その時、ある出来事がおこります。26節を見てみましょう。それを見た看守はどうしようとしていますか?それに対してパウロは何を言いましたか?看守は何を言っていますか?パウロとシラスは何を言っていますか?31節、この信仰はとても重要です。家族のために祈るとき、好みことばを握って祈りましょう。
看守はその夜、どうしていますか?傷はそのままにしていると化膿したり悪化したりします。彼らは肉体的な傷を洗ってくれました。同様に、私たちの心の傷も洗われる必要があります。何によって洗われるのでしょうか?みことばとイエス様の血潮です。
・面目を失う長官:35-40節
夜が明けました。長官は警吏たちを送って、何をしろと言わせていますか?看守はそれをパウロに伝えました。するとパウロは警吏たちにどのように返事をしていますか?警吏たちはこれを長官に伝えると、長官たちはどうなっているでしょうか?もし、これが表沙汰になると大変なことになりますが、パウロたちはこれまでにとどめました。
【17章】みことばに熱心になる
・テサロニケでの宣教:1-9節
彼らはテサロニケに行きました。そこに何がありましたか?パウロはいつもしているように何をしましたか?どれくらいの期間、ここに留まっていますか?そこで何をしましたか?3節を見ましょう。福音の柱です。ここにいた人たちはどのような人でしょうか?しかし、ここにもいました。5節を見ましょう。彼らはパウロたちを見つけることができないのでどうしていますか?これを聞いた人たちはどうなっていますか?8節を見ましょう。これは良いことでしょうか?悪いことでしょうか?パウロになにか悪いことがあるでしょうか?さらに、彼らはヤソンと他の者から何をしていますか?彼らは誰を恐れ、誰を中心にしているのでしょうか?
・毎日聖書を調べた:10-15節
危機を感じた兄弟たちは、パウロとシラスをどうしていますか?そして彼らはベレヤというところに到着します。そこにいる人たちはどのような人だと書かれていますか?何が「良い」のでしょうか?非常に熱心にみことばを聞くことです。そして、それがその通りかを聖書を調べて吟味しています。この事はとても重要な事です。私たちもメッセージを聞いたりするとき、この事を実践したいと思います。自らみことばを調べ吟味することで、よりみことばの理解を深め、主とひとつになることができます。
ベレヤの人たちは、それをした結果、どうなっていますか?みことばは永遠のいのちへと導きます。その中の人々はどのような人がいましたか?
ところが、ここにも登場します。テサロニケにいた誰が何をしていますか?本当にしつこいですね。それで、兄弟たちはどうしましたか?
・アテネでの議論:16-34節
パウロたちはアテネに来ます。その町は何でいっぱいでしたか?それを見てパウロはどう感じていますか?そこでパウロは何をしていますか?彼はガマリエルという人々から尊敬された教師の愛弟子であり、ローマ人でもありますので、ヘブライ語もギリシャ語も堪能です。ですから、それぞれのことばで論じることは彼にとって苦ではありませんでした。
アテネの人々はパウロを19節でどこに連れて行っていますか?アテネの人々にとって、イエス様のことは珍しい話のようです。ギリシャの人々、特に高学歴の人々はこのように一所に集まり、様々な哲学や神々に対して議論するのが好まれていました。そのような人々との特性を知っているパウロは、彼らにどのように切り出していますか?22節を見てみましょう。パウロはどこからでも福音に導くことができました。彼のメッセージを見て研究してみましょう。
しかし、彼らはイエス様の復活の時にさしかかったとき、様子が変わっています。彼らはイエス様の復活を聞いたときどのような反応をしていますか?離れていく人もいましたが、信仰に入る人もいました。その人の名前が書かれていますが、どのような人ですか?
【18章】みことばに仕える夫婦
・アクラとプリスキラ:1-4節
パウロたちはアテネを去って、コリントへ行きます。そこである夫婦に出会いますが、彼らの名前は何でしょうか?彼らはユダヤ人でした。また、仕事は何をしていますか?ここから、彼らは宣教の働きだけではなく、手に職を付け、働きながら宣教をしていたと言うことがわかります。特に、彼らは天幕作りをしています。実際的な天幕も霊的な天幕も作る人たちです。パウロはここでも安息日ごとにメッセージを語っています。
・恐れないで語り続けなさい:5-11節
ここにマケドニヤからシラスとテモテが合流します。それで、パウロは何に集中していますか?何を誰にはっきり宣言していますか?ところがそれに対して彼らはどのような反応をしていますか?このことがきっかけで、パウロは異邦人伝道の道へと導かれていきます。
ある夜、パウロは主からの幻を見ます。それはどういうものですか?神様がしなさいと言われることはしなければなりません。そこに同時に主の保証と報いがあります。そこで、パウロはどれ程の期間、ここに留まりましたか?その間、何を続けていましたか?
・人々を追い出すガリオ:12-17節
ところが、ここでもまた同じ事が起こります。ユダヤ人は何と言っていますか?パウロが口を開こうとすると、アカヤの総督、ガリオは何を言いますか?彼は宗教的な事には関わりたくないと考えていたようです。
・一つの誓願:18-21節
パウロは長らく滞在し、シリヤへ向けて出発します。そこに誰を同行させていますか?そこで、パウロは一つの誓願を立てていたとあります。そこで、ケンクレヤで髪を剃っています。これは民数記6章にあるナジル人の誓願です。自らの献身や感謝をささげるときにこのような期間を持ちます。
彼らはエペソに到着しています。パウロはいつものように会堂に入ってユダヤ人と論じています。人々はパウロにどのように言っていますか?
・弟子たちを力づける:22-23節
ついにエルサレムに到着します。教会にあいさつをし、アンテオケに帰って行きます。第二回の伝道旅行の終わりです。
しかし彼はすぐに出発し、ガラテヤ、フルギヤ地方を回っています。そこでパウロは弟子たちをどうしましたか?
・アポロ:24-28節
ここでアポロというユダヤ人が登場しています。彼はどのような人でしょうか?彼は霊に燃え、熱心でしたが、何しか知らないと書かれていますか?これは端的に言うなら、聖霊のバプテスマを知らなかったということです。そこで、彼の話を聞いていたプリスキラとアクラは彼に何をしますか?
アポロはどこに行きたいと言っていますか?そこに着くとどうしていますか?彼は何によってイエス様がキリストであることを証明していますか?彼は力強く、公然とユダヤ人を論破しています。
(5)ノートに記す
文中の質問、また以下の質問の回答をノートに記しましょう。
・【観察】今日の通読箇所の内容を簡潔にまとめましょう。
・【観察】神様はどのようなお方ですか?神様のご性質や神様がどのように働かれるかを書きましょう。
・【観察】ここからどんな真理や教訓を学べますか?
・【適用】自分の生活にどのようにあてはめることができますか?
・【感謝】受けた恵みや感謝はありますか?
・【祈り】実行できるように祈りましょう。
(6)祈り
実行できるように、主に切に求めて祈りましょう。
(7)分かち合う
ページの一番下にある「コメントを残す」というところに、受けた恵みを分かち合いましょう。