聖書通読クラブ Day 293

聖書通読クラブ Day 293【マルコの福音書 4章-6章】

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シャローム!

イエス様の働きを見ると、必ず信仰ということばがセットになっています。私たちは信じたとおり、考えたとおりになります。聖書全体を通して、信仰とは何かを学ぶことができます。ただ信じるだけではない、信仰とは何でしょうか?今日の通読を通して、知恵と啓示の御霊に教えられていきましょう。

今日の通読箇所:マルコの福音書 4章-6章

■アウトライン

●種:4章
  ・種まきのたとえ:1-9節
  ・種まきのたとえの解き明かし:10-20節
  ・明らかにされる:21-25節
  ・収穫の時:26-29節
  ・からし種:30-32節
  ・聞く力に応じて話される:33-34節
  ・嵐の中での平安:35-41節

●解放といやし:5章
  ・レギオンを追い出す:1-20節
  ・ヤイロの娘:21-24節
  ・長血の女性:25-34節
  ・ヤイロの娘のよみがえり:35-43節

●不信仰:6章
  ・不信仰に驚く:1-6節
  ・十二弟子の派遣:7-13節
  ・ヘロデとヨハネの死:14-29節
  ・寂しいところ:30-44節
  ・湖上を歩くイエス:45-52節
  ・イエスの所に来る病人:53-56節

(1)通読のために心を整える

心を静めて、知恵と啓示の御霊をお迎えしましょう。

(2)通読

今日の通読箇所をまず音読しましょう。

(3)自分なりの受け取ったことをノートに書き記す

コラムを読む前に、自分なりに受け取ったことをノートにまとめてみましょう。

(4)コラムを読む

コラムを読み、質問の答えを考えてみましょう。

■コラム

【4章】種

・種まきのたとえ:1-9節
イエス様は湖の畔におられました。どれほどの人がみもとに集まっていますか?そこでイエス様はたとえを話されます。何のたとえでしょうか?マタイの福音書でもでてきたたとえです。4種類のシチュエーションが書かれていますので、もう一度確認しましょう。

・種まきのたとえの解き明かし:10-20節
群衆がいない所で、イエス様は、たとえの解きあかしをして下さいます。この時、十二弟子だけでしたか?10節を見てみましょう。彼らには何が知らされていると書かれていますか?もし、見てはいるがわからず、聞いているが悟らないとどうなるためと書かれていますか?私たちは熱心に見、熱心に聞くものとされていきたいです。
ここでも、イエス様ご自身が解きあかしをしてくださっていますので、たとえにイエス様の答えを代入してもう一度読んでみましょう。

・明らかにされる:21-25節
明かりをもってくるのは何のためであると書かれていますか? どんな強力な暗やみであっても、わずかな光には勝つことはできません。神の真理の光が燭台の上に置かれるなら、私たちのすべてが明らかにされます。22節にはどのように書かれているでしょうか?良いことであれ、悪いことであれ、必ずこの事が起こっていきます。もう一つの考えとしては、罪は隠れるという性質があります。アダムとエバは罪を犯した後、神の御顔を避けて隠れました。私たちの中にも潜り込み、隠れている罪の性質がありますが、みことばの光が来たとき、それらが明らかにされます。そして、私たちは罪を悟り、神が神であると言うことを知るのです。
また、人は自分の事を意外とよく知らないものです。人の事が気になることは、実は自分の中にあるものがその人に映っているのです。ですから、24節のように言われています。惜しみなく与えるものは逆に与えられます。

・収穫の時:26-29節
ここでは違った神の国の種のたとえです。種はどのようにして芽を出しますか?人はそれを知っているでしょうか?そして、実を実らせる成長していきますか?三つのステップが端的に書かれています。最後には収穫の時が来ます。これが神の国です。人の手は及ばない領域です。大切なのは実を実らせるか否かです。

・からし種:30-32節
ここでは神の国に関して、別の種の話です。ここではどのような種が出てくるでしょうか?その特長は何でしょうか?
ここまで三つの神の国に関して種のたとえがありました。神の国と種は密接な関係があるようです。種はとても小さいですが、そこに全ての要素が詰まっています。しかし、蒔かなければ芽を出しませんし、実を実らすこともありません。この種のたとえと御国を結びつけ、祈りながらその意味を考えてみましょう。

・聞く力に応じて話される:33-34節
イエス様はこのように多くのたとえを話されました。その目的はなにですか?たとえば、子どもに株価の変動要因の一つ、アメリカのテーパリングに関して話して理解できるでしょうか?子どもにはそれなりにかみ砕いてわかるように話さなければ伝わりません。イエス様は聞く人に応じて話の筋は同じですが、話し方を変えられました。神の知恵です。

・嵐の中での平安:35-41節
イエス様と弟子たちは湖を横断します。その時、ある事件が起こりますがそれは何ですか?その時、イエス様はどのようにされていましたか?焦ってイエス様のところに来た弟子に答え、イエス様は何をされましたか?イエス様の御口から出ることばには、自然現象でも死でも、すべてのものが従わなければなりません。

【5章】解放といやし

・レギオンを追い出す:1-20節
そしてイエス様一行は湖の向こう側、ゲラサ人の地に着きます。そこでイエス様を迎えたのはどのような人だったでしょうか?彼の力はどれほどだったでしょうか?また、5節をみてください。エリヤとバアルの預言者たちが戦ったとき、彼らはバアルが答えないので自分たちの体を傷つけました。同じ性質があります。
イエス様を迎えた男はイエス様に何を言いましたか?それはどうしてですか?イエス様はそれで、何を聞きましたか?悪霊を追い出すとき、このことが有効なようです。霊の見分けによって、明確にその名前を呼んで追い出すのです。この霊の名前は何で、どういう意味ですか?そして、イエス様に何を懇願していますか?この出来事の結論はどうなりましたか?

・ヤイロの娘:21-24節
この次にはヤイロの娘の話が出てきます。ヤイロはイエス様を見てどうしましたか?その様な姿勢で願っていますか?その内容はどのようなものですか?ここでの「直って助かるようになる」ということばは、「救われて、生きるようになる」と言う意味です。そのためにヤイロは何をして下さいとイエス様に言っていますか?

・長血の女性:25-34節
ここでも、長血をわずらった女が出てきます。彼女は何年間、長血にわずらわされていましたか?その間、彼女はどういう目に遭わされたでしょうか。26節を見て下さい。彼女はイエス様のうわさを聞きつけてどうしましたか?それはどういう気持ちだったからでしょうか?彼女が信仰を持って行動に出たとき、彼女の体にどのような変化が起こりましたか?また、同時にイエス様に起こったことは何ですか?イエス様は多くの群衆の中から必死に彼女を探します。33節を見ると、彼女は恐れています。どうしてかわかるでしょうか?長血は汚れたものと見なされていました。それで、その者が人に触るなら、その人も汚れるからです。彼女はそのような律法を知っていて、この行動に出たのでしょう。彼女はイエス様に叱られると思っていたのかも知れません。彼女は自分の身に起こった事を知って、どうしましたか?
そこで、イエス様が言われたことばはどういうものでしたか?このことばをかけられた彼女はどのような気持ちだったでしょうか。

・ヤイロの娘のよみがえり:35-43節
この長血の女性とのやりとりの最中、ヤイロの家から人が来てあることを報告しましたが、それは何ですか?この時のヤイロの気持ちはどのような者だったでしょうか。「あの長血の女性に関わらなかったら、娘は生きていたのに」と思っていたかも知れません。そのようなヤイロに、イエス様は何と言われましたか?
イエス様は一緒に連れて行く弟子を絞って連れて行かれました。イエス様が普通ではない奇跡を行われるとき、このような事をなさいます。39節に、ふたつの概念があります。肉体の死と霊の死です。彼女は眠っていました。それは肉体の死を意味しています。それを聞いて人々はイエス様をあざ笑います。しかし、イエス様は動じることなく父と母、弟子だけをつれて子どものところに行きます。そこで、何と言われましたか?すると、少女はどうなりましたか?死さえも、イエス様のみことばに従っています。

【6章】不信仰

・不信仰に驚く:1-6節
イエス様はご自分の郷里に戻られます。安息日にイエス様は何をされていましたか?それを聞いた人々の反応はどのようなものでしたか?人々は神としてのイエス様ではなく、幼い頃から見ていたイエス様だけを見ていました。そこで、イエス様は4節のことを言われます。そこで、驚く事が書かれています。5-6節を見てみましょう。5章とは対照的です。信仰の無い所では、イエス様をもってしても力あるわざを行うことができないと書かれています。私たちの信仰を働かせましょう。

・十二弟子の派遣:7-13節
イエス様は弟子たちを派遣します。彼らは何グループで出て行ったかわかりますか?そして、彼らに授けたものは何ですか?
そして、旅のそなえの事を伝えられます。それはどういうことでしょうか?このようにして遣わされた弟子たちは何を伝えましたか?そして、どのような事を行っていますか?

・ヘロデとヨハネの死:14-29節
この地方の総督、ヘロデにもイエス様の事が伝わります。ヘロデはイエス様のことをどのように思っていますか?ヘロデは実生活で、どのようにしていましたか?なぜ彼はヨハネを捕らえたのでしょうか?18節を見てみましょう。そのように指摘され、腹を立てますがヨハネを殺すことができませんでした。その理由はなにでしょうか?
しかし、ヘロデの誕生日にヘロデヤの娘が来ます。ヘロデは娘に何といいましたか?少女は自分でその答えを判断していますか?誰の所に行きましたか?ヘロデは「おまえの望むもの」と言っており、「お前の母の望むもの」とは言っていません。少女をコントロールする母親の霊性はイゼベルの霊性です。
ヘロデはそのことを聞いて、どのような気持ちになっていますか?26節を見てみましょう。

・寂しいところ:30-44節
イエス様は弟子たちからの報告を受けます。そして、その後、弟子たちに何と言われましたか?彼らはゆっくり休む時間が無かったからです。ところが、それを見た人々はついていきます。そして、彼らの先回りをして待っていました。イエス様はその群衆をご覧になり、どのように思われ、どのような行動をされましたか?
一方、弟子たちはこの群衆を見てイエス様にどのように伝えましたか?イエス様の弟子への答えは何ですか?そこにはお店もありませんし、食費も多くかかります。そこでイエス様が弟子たちに言われたことは何でしょうか?38節をみてみましょう。何がどれほどありましたか?それで多くの群衆の腹を満たすことは考えにくいことです。
イエス様は群衆にどのように命じましたか?人々は何人と何人とに固まったとありますか?この数字はモーセの幕屋を意味しています。サイズは縦100キュビト、幅50キュビトです。イエス様はここに幕屋を張られました。また、青草の上に座らせたとあります。これを、ある人は詩篇23編の「緑の牧場に伏させ」だと言う人もいます。そこで奇跡が起こりました。イエス様が祝福を求め、弟子に渡すと、弟子たちの手の中でパンと魚は増え、42節のようになりました。実に男性だけで五千人の数です。女性や子どもも入れると、おびただしい数になりますが、彼らが満腹してもなお、12かご一杯が余ります。弟子たち一人ひとりも働きの後、十分食べることができました。

・湖上を歩くイエス:45-52節
その後すぐに、イエス様は弟子たちを強いて舟に乗り込ませました。そして、残ったイエス様は何をされていましたか?その働きが終わった後、どこに行かれましたか?その目的は何でしたか?
この時間は47節によると、どの時間ですか?そして、イエス様が行動に移られたのは何時と書かれていますか?かなりの時間、弟子たちは苦労していたようです。イエス様は湖の上を歩かれました。そのまま、弟子たちのそばを通り過ぎようとされています。イエス様の遊び心でしょうか?それを見た弟子たちはどうなっていますか?49、50節を見てみましょう。大の大人がパニックになっています。それを見てイエス様はどのように言われましたか?
その時の弟子たちの心の状態はどのようなものでしたか?52節を見てみましょう。

・イエスの所に来る病人:53-56節
イエス様が岸に到着されると、どうなっていますか?イエス様が行かれる所、どこでもこのような事が起こっています。それほど、人々に必要がありました。あらゆる問題を解決できるのはイエス様以外おられません。イエス様にさわった人々はどうなっていますか?そこに例外の人はいましたか?「みないやされた」とあります。全員です。私たちも信仰を持って主(みことば)に触りましょう。

(5)ノートに記す

文中の質問、また以下の質問の回答をノートに記しましょう。
 ・【観察】今日の通読箇所の内容を簡潔にまとめましょう。
 ・【観察】神様はどのようなお方ですか?神様のご性質や神様がどのように働かれるかを書きましょう。
 ・【観察】ここからどんな真理や教訓を学べますか?
 ・【適用】自分の生活にどのようにあてはめることができますか?
 ・【感謝】受けた恵みや感謝はありますか?
 ・【祈り】実行できるように祈りましょう。

(6)祈り

実行できるように、主に切に求めて祈りましょう。

(7)分かち合う

ページの一番下にある「コメントを残す」というところに、受けた恵みを分かち合いましょう。

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